サントリー塩尻イベント@銀座nagano ― 2023/11/05
銀座naganoで開かれた、サントリー塩尻ワイナリーのイベントに参加してきました。
会場は2階のカフェスペース。
久しぶりです。
卓上に資料が。

まずはサントリーの原点、赤玉が番外で出てきました。
おつまみは、
上田のルヴァンのパン、チーズは3種、開田高原の白カビチーズ、佐久のボスケソの春日、東御のアトリエドフロマージュの翡翠。
赤玉スイートワイン 赤
種類:赤ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:コンコード種(濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、輸入ワイン、ぶどう(日本産)、酸味料、ぶどう色素、酸化防止剤(亜硫酸塩)という情報もあり)
葡萄産地:Wolrd?
ヴィンテージ:N.V.
本題に入る前のごあいさつ。サントリーのワインといえば・・・・
「赤玉ポートワイン」という名前で覚えてましたが、今は赤玉スイートワインという名前なんですね。
名は体を表し、甘いです。
品種はコンコードとなっていますが、サントリーさんの資料では産地不明。別の資料では、日本産以外に輸入のブドウ果汁や輸入ワインも使っているとありました。原料はワールドワイドですねえ。
さてここからが本題、
本日のアイテムは白2、赤3種。
まずは白ワイン。
左が梓川、右が高山村です。
梓川 アロマティック アッサンブラージュ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ 80.1%、ピノ・ブラン14.1%、
トレッビアーノ3.4%、アルバリーニョ1.1%、
ソーヴィニヨン・ブラン1.1%、ゲヴュルツトラミネール0.2%
葡萄産地:長野県松本市 梓川
ヴィンテージ:2021
ワインのみらいという、サントリーのワイナリーかオンラインショップのみで販売している限定シリーズだそうです。
川上さんという栽培者の葡萄のフィールドブレンドとのことです。
さわやかでキリっとした香り。ライチみたいな風味はピノブラン由来だそうな。
適度な酸味で、フルーティ感がありながら、キレのある味わい。少し時間が経ったら、味わいが豊かになってきました。
高山村 シャルドネ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県高山村
ヴィンテージ:2021
こちらは高山村の3軒の農家の葡萄を合わせたものとのことです。
樽発酵が50%入ってるそうです。
なんだかミルクっぽいような、蜂蜜っぽいような、まろやかな香りを感じます。味わいもまろやかでやわらか。とろみすら感じる。酸味も穏やか。こんなにふくらむシャルドネはあまりお目にかかったことが無い。
続いて赤ワインが並びました。
左から塩尻MBA、塩尻メルロ、岩垂原メルロです。
塩尻 マスカット・ベーリーA 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:マスカット・ベーリーA
葡萄産地:長野県塩尻地区
ヴィンテージ:2020
程よい樽香。甘いMBA香は、少しだけ感じます。口当たりはドライ。
酸味は穏やかで、味わいが広がります。上出来のMBAです。
MBAはペクチンが多くて、ろ過が詰まりやすいんだとか。
塩尻 メルロ 2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:メルロ
葡萄産地:長野県塩尻地区
ヴィンテージ:2018
赤ワイン(メルロー?)っぽい香りが満点。適度な酸味に、苦渋味のコクがあります。果実味も豊かで濃いです。うまいぜ。
岩垂原 メルロ 2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:サントリー塩尻ワイナリー
葡萄品種:メルロ
葡萄産地:長野県塩尻市岩垂原地区産
ヴィンテージ:2018
上よりもさらに地区限定のメルロー。
上野塩尻メルローより、香りに甘さがプラスされてるような。インクっぽいような香りは葡萄由来なんだとか。
酸味は適度で、味わいは塩尻メルロよりまろやかさが増したような。
細やかなタンニン感は、岩垂原の土質に由来するんだとか。
コクもあって味わいは上々。格上感満点。
余談ながら、2023は長野はビッグヴィンテージになりそうとのこと。
別の長野のワイナリーでも同じような話を聞いたので、間違いなさそう。
飲んだ日:2023年10月22日
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