信州安曇野ワインマルシェ-12023/11/13

松本から30分ほどの穂高駅付近の公園で開かれた、「信州安曇野ワインマルシェ」という催しに行ってきました。
信州安曇野ワインマルシェ

安曇野周辺から塩尻あたりまでのワイナリーが集まってワインを飲ませてくれる催しです。
今年が初めてのようで。
参加ワイナリーは十数軒。小規模ワイナリーが中心のようで、この辺では大きな安曇野ワイナリー、山辺ワイナリー、スイス村ワイナリーなどは不参加です。
ですが、珠玉の(私好みの/注目の)ワイナリーがいくつか参加していました。

さて、開始です。
まずは先日訪問してお世話になった、ドメーヌヒロキさんから。

(以下は、飲んだ順ではなくて、ワイナリー毎にまとめてあります。)

ドメーヌヒロキ メルロー 2022
ドメーヌヒロキメルロー 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県池田町産
ヴィンテージ:2022
ヒロキさんには、ジュピターという名の、銀賞受賞のメルロー単体の物がありますが、これはそれよりリーズナブルな価格のやつですね。
穏やかな香りで、酸味は適度。バランスの取れた苦渋味のコクが結構です。

ドメーヌヒロキ ソーヴィニヨン・ブラン・エレガント 2022
ドメーヌヒロキソーヴィニヨン・ブラン・エレガント 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:長野県池田町産
ヴィンテージ:2022
ヒロキさんにはソーヴィニヨンブランのワインがいくつかありますが、値段でいえば3番目、比較的求めやすい方のソーヴィニヨンブランですね。
香りがエレガント。名前に引きずられたかもしれませんが。酸味は中程度。果実味が豊かです。

これの後、ほかのワイナリーをいろいろ回った後、再訪しようと思ったら大行列。よそを物色して、列が無くなったころに行ったら、ヒロキさん、売切れでした。
さらにしばらくしたら、若社長が補充をワイナリーから運んできて、提供を再開してました。そこでいただいたのが次の2杯。

ドメーヌヒロキ ラ・ヌーヴェル・リュンヌ 2022
ドメーヌヒロキラ・ヌーヴェル・リュンヌ 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:プティ・ヴェルドー 59%
     カベルネ・フラン 21%
     メルロー 15%
     カベルネ・ソーヴィニヨン 5%)
葡萄産地:長野県池田町産
ヴィンテージ:2022
La nouvelle luneは、新月という意味だそうです。
アッサンブラージュものですね。プティヴェルド主体という素敵な配合。さわやかな香り。口当たりはグッときますが、穏やかで軽めの酸味。やや硬派なボディ。余韻もあります。

ドメーヌヒロキ ルヴェ・デュ・ソレイユ 2021
ドメーヌヒロキルヴェ・デュ・ソレイユ 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:メルロー41%、
 カベルネ・ソーヴィニヨン39%、
 カベルネ・フラン12%、
 プティ・ヴェルドー8%
葡萄産地:長野県池田町産
ヴィンテージ:2021
2020ヴィンテージが金賞を受賞した、ヒロキさんのたぶん最高峰。
柔らかな樽香に、甘さをたたえた口当たり。穏やかな酸味に、バランスの良い苦渋味の味わい。コクが深いです。

次は、うわさは聞くが、飲んだことのない斎藤葡萄酒さん。

齋藤葡萄酒 有為自然 カベルネ・ソーヴィニヨン 2021
齋藤葡萄酒有為自然 カベルネ・ソーヴィニヨン2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:齋藤葡萄酒
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県安曇野市
ヴィンテージ:2021
まあるい香り。果実味があります。軽い酸味の軽めの味わい。

齋藤葡萄酒 byplayer シャルドネ 2020
齋藤葡萄酒byplayer シャルドネ2020
種類:白ワイン
ワイナリー:齋藤葡萄酒
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県安曇野市
ヴィンテージ:2020
穏やかな香り。酸味控えめでコクのある味わい。なかなか飲みごたえがあります。

斎藤さんの母体(?)のルミリュウさん。

ル・ミリュウ Polaris メルロー 2019
ル・ミリュウ Polaris メルロー 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:ル・ミリュウ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県安曇野市産
ヴィンテージ:2019
香りは優しくてなんだか自然派っぽいと感じます。
柔らかな口当たりで、酸味があります。のど越しに収斂を感じました。

ル・ミリュウ Polaris 竜眼 2019
ル・ミリュウ Polaris 竜眼 2019_
種類:白ワイン
ワイナリー:ル・ミリュウ
葡萄品種:竜眼100%
葡萄産地:長野県安曇野市産
ヴィンテージ:2019
少しオレンジっぽい色合い。香りはおとなしいかな。
酸味は適度で、柔らかな味わい。ラストの切れ味は良し。

試飲はカップ1杯で35mlと少量。
沢山いただきました。続きます。

飲んだ日:2023年11月4日




信州安曇野ワインマルシェ-22023/11/13

続きです。

見たことも聞いたこともないヴィンヤードさんが出店してました。
まだ醸造施設はなくて、委託醸造先はドメーヌ・ヒロキ(ヴィニョブル安曇野)さんとのこと。
同じロゼの年度違いが並んでました。
左が2021、右が2022です。
Noujie Vineyard曼陀羅ファーミングメソッド ロゼ

ノウジェヴィンヤード 曼陀羅 ファーミングメソッド ロゼ 2022
Noujie Vineyard曼陀羅ファーミングメソッド ロゼ2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ノウジェヴィンヤード
葡萄品種:メルロー16%, カベルネ・フラン37%, ソーヴィニヨン・ブラン10%, ムールヴェードル16%, プティ・マンサン12%, プティ・ヴェルド5%, モンドブリエ1%, バルベーラ2%,サンジョベーゼ1%
葡萄産地:長野県麻績村
ヴィンテージ:2022
ロゼとしてはかなり薄い色なんじゃないかな。2021より淡い。
ほのかな香り。酸味は強くなく、手堅い味わい。ほのかに林檎風味を感じる。

ノウジェヴィンヤード 曼陀羅 ファーミングメソッド ロゼ 2021
Noujie Vineyard曼陀羅ファーミングメソッド ロゼ2021
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ノウジェヴィンヤード
葡萄品種:メルロー32%, カベルネ・フラン30%, ソーヴィニヨン・ブラン14%, ムールヴェードル13%, プティ・マンサン4%, プティ・ヴェルド3%, モンドブリエ2%, バルベーラ2%
葡萄産地:長野県麻績村
ヴィンテージ:2021
ロゼとして濃い色とは言えないと思うけれど、2022よりは濃い色。
香りや味わいは2022と近いけれど、林檎風味は感じない。

111ヴィンヤードとベリービーズは、醸造責任者が同じ方(川島さん) 一緒に出店していました。

111ヴィンヤード CYO 2021
111ヴィンヤード CYO 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:111VINEYARD
葡萄品種:メルロ
葡萄産地:長野県塩尻市洗馬・岩垂原・片丘
ヴィンテージ:2021
川島さんの洗馬のメルロに、塩尻ワイン大学で一緒に学んだ、岩垂原地区の大熊さんと片丘地区の吉江さんのメルロを合わせた、多分二度とないワインだとのことです。
良い香り。酸味は適度。うまみ、コクは十分で、おいしいです。
今日の出品で、川島さんの畑の葡萄はこれだけみたいですね。

111ヴィンヤード HANA 2022
111ヴィンヤード HANA 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:111VINEYARD
葡萄品種:メルロ
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原
ヴィンテージ:2022
香りはほのかで、よくわかりません。
色も味わいも、ロゼとしては濃くてしっかりしています。
酸味は適度で、コクもうまみもあって結構です。
葡萄は契約栽培というか、川島さんいわく、仲間の葡萄だそうです。

ベリービーズワイナリー ゼフィール・メルロー 2021
ベリービーズ ゼフィール・メルロー 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:ベリービーズワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県安曇野市
ヴィンテージ:2021
酸味は適度。渋味が前面に出ていて苦味もあり、剛の味わい。エチケットの絵はお姉さんだけど、味わいはマッチョなおじさんといった雰囲気。

ベリービーズワイナリー ルヴァン デュ ボヌール ヴィオニエ 2022
ベリービーズ ルヴァン デュ ボヌール ヴィオニエ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ベリービーズワイナリー
葡萄品種:ヴィオニエ
葡萄産地:長野県塩尻市片丘産
ヴィンテージ:2022
香りがフルーティーで華やか。酸味はひかえめで、果実味が豊か。
時間が経ったら、コクが増したような。
これも仲間の葡萄だそうです。

まだまだ続きます。

飲んだ日:2023年11月4日