小布施 蔵部 ― 2025/03/18
2泊3日で信州に行ってきまして。
初日、小布施に到着。
まずはお目当ての酒屋さんへ行き、抽選で当選したワインと、お店のセラーで選んだワインを追加で購入して、送ってもらう。送ってもらたワインについては別途報告。
当選のお祝いがてら、去年も行列していた蔵部さんへ。木曜日の昼は予約無しでも入れるとのことで、口開け時間に入店。
初めて店内に入ったが、薪で燻された天井も室内も広々、黒光りしていて何とも風情有る様子。
ランチタイムだけれど、定食以外に単品料理もあり、昼飲み可能とのこと。
勿論日本酒がメインなんだろうけど、ワインもあります。グラスワインは赤白各1種、
両方とも日本ワイン! 長野産。 赤は近所の小布施ワイナリー。
🍷マンズ 千曲川龍眼
種類:白ワイン
ワイナリー:マンズワイン
葡萄品種:龍眼
葡萄産地:千曲川ワインバレー東地区特区(小諸市、上田市、佐久市、千曲市、東御市、立科町、長和町、坂城町、青木村 の全域)
ヴィンテージ:不明
落ち着いて爽やかな中にもきりりとした芯のある香り。
口当たりは優しく、酸味は控えめ。
軽い苦みを伴った軽やかな味わい。
これまでいろいろいただいた竜眼から抱いている「竜眼」のイメージよりは酸が控えめだな。
まあ、マンズさんが元祖だから、こっちを基準にすべきかしら。
🍷ソガペール エ フィス オーディネールメルロ
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:メルロー 少量シラー?
葡萄産地:長野県上高井郡高山村 角藤農園でしょう
ヴィンテージ:不明
穏やかな中にもふくらみを感じる香り。
口当たりはなめらかで、酸味は適度。
軽い苦渋味と相まって、軽やかながらもバランスの良い味わい。
この1本のヴィンテージはわかりませんが、2021vtはシラーを少量ブレンドと説明がありました。
おかわりしました。
おつまみはお昼の単品料理をお願いしました
信州の野沢菜と鞍掛豆の盛り合わせ
採れたて葉野菜サラダ
大岩魚のなめろう 信州味噌和え
掬い豆腐 醤油豆を乗せて
山女のフライ 粗塩とレモンにて
鶏(真田丸)胸肉のたたき 山葵醤油にて
岩魚お造り
蔵部は枡一醸造所の食事処として知られていたが、最近経営が分離されたようで、他所に泊まってここへ夕食にくることも出来るんだそうな。季節も春秋がトップシーズンで、それ以外は急に客足が鈍るのだとか。3月は駅のレンタサイクルも周遊バスも無いし、成程早かったのね。確かに寒めだったけどゆっくり出来た。今度もこのあたりがいいのかも(と、優雅なことを言っていたが、この3日後には大雪降ったそうな。長野はまだ冬だった・・)
かき小屋新橋 ― 2025/03/10
テレビの旅番組で“浜焼き“なるものを見て、アレをしてみたいなあと思っていた老夫婦。でも、外での飲食はまぶしくて暑くて水を探すのも一苦労だった。そんなお悩みを解決するかもしれないお店を見つけて行ってみた。
「かき小屋新橋店」
なんと、事前予約で飲食物や調味料の持ち込み可だとか。しかも一人当たり660円。
入店すると、予約の際「ワイン持ち込み予定です」と記載しておいたせいか、大きなワインクーラー
(2本ゆうに入るか)に氷がたくさん入ったものとコップ(これがワイングラスらしい)が既に置かれていた。これは本当に嬉しい!
まずは大きな生ビールを一つ注文。
お通しとして、名物の牡蠣のガンガン蒸しがやってきた。
お通しをいただきながら、さて、お食事の注文です。
牡蠣、帆立、
ししゃも、
赤海老、
生牡蠣盛り合わせ、
キャベツ浅漬け、
次々注文。浜焼き気分になってきたよ~。
焼いてます。
さて、持ち込みワインを開けましょう。
なんと、ワイングラスも持参したのだ。
置いて下さったコップは持参の氷水用に使用。調味料も色々揃っていて、持参は次回から不要でよいか。本当に快適に過ごすことが出来た。
🍷 K23AK_DD、2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:共栄堂
葡萄品種:甲州
葡萄産地:山梨県勝沼町
ヴィンテージ:2023
価格:2420円
共栄堂のK23AK_DD、2023vt秋発売の橙です。
飲むのは2度目で、スクリューキャップなので持ち込みにちょうどいいと思ってこれにしたんですが、牡蠣やらなにやらの浜焼きとの相性もなかなか結構でした。
あんまり上等な気取ったワインは不要。
牡蠣のウニバター焼き、
にんにくのアヒージョ、
ソフトシェルシュリンプの唐揚げ、
牡蠣フライ。
牡蠣メニューは一ついくらのお値段設定。2つづつの注文もOKでした。カキフライは1個食べちゃった後の撮影。
おかわりして海産物を沢山食べたけど、焼いてみたくなってうしさんも追加。
赤ワインのグラスも追加。
本格的な浜焼きと、お店の快適さのいいとこ取り。欲を言えば、干物が焼けたら満点なんですが。
2時間制でしたが、老夫婦には本当に十分でした。お店の方、ありがとうね。
食って飲んだ日:2025年3月9日
代官山くるまやさんへ ― 2025/03/09
恒例の彼岸の墓参りの後に、代官山くるまやさんへ訪問。 長野県の“おいしい”を提供してくれるお店。 今回も期待~!
ランチコースを注文し、レアなグラスワインを頂きました。
🍷ドメーヌナカジマ ペティアンロゼ 2024
種類:ロゼ微発泡ワイン
ワイナリー:ドメーヌナカジマ
葡萄品種:巨峰
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:2024
柑橘系の香り。
口当たりはやや酸あり。キリっとしたサワーやかな味わい。
巨峰なのにちっとも甘くない。
ペティアンだけど、余り泡感の記憶がない。
🍷セイルザシップ Mr.Feelgood 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイルザシップヴィンヤード (委託先:南方醸造)
葡萄種類:シャルドネ 65%、プティマンサン 21%、ロモランタン 7%、シュナンブラン 5%、ルーサンヌ 2%
葡萄産地:長野県上田市
ヴィンテージ:2022
香りほのか。ナカジマさんの巨峰の香りのあおりを受けたかな。
口当たりはきりり。酸味は適度。やわらかな、フルーティな酸味の味わい。
*モッツァレラチーズ&トマトのカプレーゼ
(トマトもチーズにも焼き目がついた香ばしいもの!)
*信州サーモンのカルパッチョ
相変わらず大変結構
*自家製パン
オリーブオイル添え
このパンおいしい。
🍷おいしい農園 御牧ケ原 502 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:おいしい農園 (委託先:テールドシェル)
葡萄種類:シャルドネ メルロー
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:2022
色はロゼというよりは薄~いオレンジか、微妙に濃い白といった感じ。ジオヒルズの白よりはちょびっと濃い、という程度。
香りが面白い。爽やかながらも濃厚さを漂わせる香り。メルロのニュアンス?
口当たりはさわやかで、酸味は適度。
軽い苦みを伴う充実した味わい。
🍷GIO HILLS 御牧ケ原 2022_S
種類:白ワイン
ワイナリー:ジオヒルズワイナリー
葡萄種類:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県小諸市
ヴィンテージ:2022
少し穀物っぽさのある香り。口当たりはグイっと来ます。
軽い苦味に控えめな酸。じんわりとコクのある味わい。
少しヒネ始めてる?
*長いものポタージュ
滑らかな白いスープ!
*岩魚のコンフィ
バルサミコソース
頭からバリバリいけます。
*ローストビーフ
🍷きふたと おやすみハロルド 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:原山農園きふたと (委託醸造先:三養醸造)
葡萄種類:カベルネフラン
葡萄産地:長野県諏訪郡
ヴィンテージ:2022
酸味を予感させるやわらかな香り。
口当たりは優しく、酸味は香りからの予感ほどではなく、適度。
苦味渋味は穏やかで、味わいは落ち着いてます。
先日茅野で買ってきたのは2023vtで、カーヴハタノさんの委託醸造。これは三養醸造さんの醸造。
三養さんは酸っぱいという先入観念があったけど、そんなことはなかったね。
🍷ドメーヌナカジマ Table Wine 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌナカジマ
葡萄品種:巨峰90%、メルローとカベルネフランを3:2で10%ブレンド
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:2023
色は淡いクレーレかこいロゼといったところ。
香りはやわらか。
口当たりには少しピリ感。
酸味は控えめ。やわらかな味わいは結構ですねえ。
解説によると:造り方は、ペティアンロゼ2023(巨峰)を澱引きし、それをベースワインとして90%使用し、残り10%は自社畑のメルロ2023を6.6%、カベルネフラン2023を3.3%をブレンドし、炭酸ガスを抜きながら瓶詰。僅かなガス感があるのでSO2は無添加にしてあります。
色はロゼよりは濃く、淡い赤。旨味を予感させる黄色や褐色感も。
・・・とのことです。
巨峰のペティアンは泡が抜けてもおいしいと常々思っていて、2023vtは巨峰がたくさんとれたので、試しにやってみたもののようです。
メルローとカベフラの比率は 裏ラベルと解説で微妙に違いますが‥‥
一品追加出来ました。
*生ハム盛り合わせ
市田柿添え
認証を取ってないので市田柿を名乗れない奴だが、実態は市田柿ですとのこと。
🍷ヴェレゾンノート カベルネ・ソーヴィニョン プレミアム 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:ヴェレゾンノート (委託先:マザーバインズ)
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン
葡萄産地:長野県上田市塩田平の前山圃場
ヴィンテージ:2019
香りは若々しく、少し揮発性も感じます。
口当たりはしっかり、酸味は適度。苦みは存在するけれどなめらかで、コクに貢献してます。
バランスのとれた濃いめの味わい。
ヴェレゾンノートさんのこのラベルは初めてのような。
2019vtということで、今までいただいた中で一番古いvtかな、と思ったら、以前2018をいただいてました。
🍷ぼんじゅーる農園 a.et y.くらかけねつ シャルドネ 2019
種類:白ワイン
ワイナリー:ぼんじゅーる農園 (委託醸造先:リュードヴァン)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県東御市鞍掛、祢津の2地区
ヴィンテージ:2019
腰のすわったがっしりした香り。
口当たりしっかり、酸味は控えめ。
味わいは結構濃く、しっかりした味わい。
少~しだけ紹興酒っぽいニュアンス。
🍷アパチャー・ファーム Under the sun “Candy pop” 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:アパチャー・ファーム&ワイナリー
葡萄品種:MBA80%(買い葡萄)、メルロー20%
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:2024
これはサービスでいただきました。残り少なく、マメっぽくなってきたので、と。
香りは穏やかで、それほどマメは感じません。
口当たりはしっかり、酸適度。
結構濃厚な果実味。
食って飲んだ日:2025年3月7日
しゅくりあ ウッディファームの会 ― 2025/03/03
3月の初めの日曜日、しゅくりあさんのワイン会が行われました。今回はウッデイファームの会。昨年コテージに宿泊した大好きなワイナリーさんです。
今回は参加5人とこじんまりした会なので、ボトルは6本。
サーバーにスタンバイしてます。
さて乾杯。
🍷プティマンサン・モアルー 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:プティマンサン
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2021
まろやかで豊かな香り。口当たりふくよかでまろやか。酸味は穏やか。
軽く甘みを感じるけれど、甘すぎはせず、料理の邪魔はしない。豊かな果実味はおいしい。
これはワイナリーさんから提供されたものなのだとか。以前の2019は同じくモアルーで、7700円と高額でしたが、ワイナリーのHPを見るとこの2021vtも同額でした。モアルーに関しては値下げしないのかな。
🍷ソーヴィニヨンブラン 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2023
やわらかな香り。
口当たりはしっとりした感じ。酸味は適度。
モアルーと比べると甘さは無くて、しっかりした果実味。
お料理が出てきました。
*金柑&小柱のサラダ
~野菜ドレッシング(ヤーコン・もものすけ)にて・
*鮟肝赤ワイン煮
・・鮟肝の表面を赤ワインであぶったものだとか。和風だけど風味がある小皿です。
*焼き魚三種
鰆カマ西京 鮎干し かますチーズ(魚をベーコンで丸く巻いてチーズをかけたもの)
~緑色の大根おろし添え(青長大根という、皮が緑色の大根。皮が緑のところは実も同様の色になっているとか)この大根おろしもおいしかったにゃ。おろしだけでつまみになる。
🍷植ノ山 シャルドネ 2019
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ95%、プティマンサン5%
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2019
爽やかな香り。口当たりはきりりとさっぱり。酸味は適度。
ドライな味わいで、この時点で参加者のほとんどに 大好評。
🍷アルバリーニョ 遅摘み 2022
種類:白ワイン
ワイナリー: ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:アルバリーニョ93%・プティマンサン7%
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2022
穏やかでまあるい香り。口当たりはしっかり。酸味は適度。
味わいに厚みがあって、結構ですねえ。
樽比率35%、うち新樽30%。貴腐混じりの発酵で独特のフレーバー。
*魚介つみれパイ包み焼き
~デミグラスソース添え (リベンジパイ!今回こそうまく焼けたとか!)
*サーモン&〆サバ カルパッチョ
サーモンは低温調理で柔らかく仕上げてあるそうな
🍷Yメルロー 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:メルロー91%、カベルネ・ソーヴィニョン9% 樽熟成 100%(アメリカンオーク 新樽9%)
葡萄産地:山形県上山市自社畑 植ノ⼭畑、原⼝畑
ヴィンテージ:2020
メルローらしい感じの芳しい香り。酸味は適度。充実した口当たり。隠し味程度の軽い苦渋のコクを伴った豊かな味わいで結構です。次のYoshioに勝るとも劣らない、結構な味わい。
🍷カベルネソーヴィニヨン Yoshio 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー: ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン100% フレンチオーク樽12か月
葡萄産地:山形県上山市自社畑(義男畑)
ヴィンテージ:2019
意外にさっぱりした香り。(上のメルローの後だったからさっぱりに感じたかも)口当たりはきっちり。酸味は適度。
味わいは豊かでまろやか。苦渋のコクもちゃんといらっしゃいます。
しゅくりあさん曰く、だんだん味がまとまってきたとのこと。
5年経ったけど家に1本あるやつを、いつ開けましょうかねえ。もう少し引っ張ろうか。
*(追加)茨城県産 黒毛和牛サーロイン
*牡蠣 赤味噌焼き 豆腐添え
*合鴨&葱の小鍋
*フィッシュ(ワカサギ)&チップス
with 和風タルタル(ラッキョウ味噌)
参加人数5名なので、予定のワインはこれで終了だけれど、皆さんまだいける。オプション追加です。しゅくりあさんが2階のセラー部屋からウッディさんの在庫をおろしてきてくれた。
皆で選んだのはこの2本。
(2本行くんかい)
🍷プティマンサン 無濾過 2022
種類:白ワイン ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:プテイマンサン
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2022
濃い色。濃厚な香り。口当たりは豊かで、酸は適度にありそうだけれど、出しゃばってきません。
味わいは豊か。モアルーの甘さを抑えて、ドライにした感じ。
アルコール度数15%ですって。糖度ノリノリのプティマンサンをモアルーにしないで、糖分を全部発酵させるとこうなるんですかね。
蔵王おろしの寒風に耐えながら上山のプティマンサンは凝縮されます。益荒男の様に強靭で漲るパワーを存分に味わえるよう、あえて無濾過で瓶詰め!だそうです。
🍷ピノノワール&アルバリーニョ 2022
種類:赤ワイン(クレーレ)
ワイナリー:ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:ピノノワール86%/アルバリーニョ14%
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2022
なんとピノノワールにアルバリーニョを混醸したという掟破り的なクレーレ、古樽熟成。
色合いは気持ち淡めで透明。ピノノワール100%のワインでこれより淡いのも結構あるよね。
香りは優しくていい感じ。ピノっぽいけれど、アルバリーニョもいるよね、としゅくりあさん。
口当たりは軽やか、酸はやや控えめ。
味わいにもピノの存在感はあり、薄旨系ですね。
飲んで食った日:2025年3月2日
JVAチャリティー会の翌日 ― 2025/02/17
JVAチャリティー会が昼夜行われた翌日。あらためてジョイーレさんにお伺いしました。
まずは泡などから。
🍷アルプス ミュゼドヴァン オアシス3
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:アルプスワイン
葡萄種類:ソーヴィニョンブラン60%、シャルドネ25%、ゲヴェルツトラミネール15%
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:NV
フルーティで爽やかな香り。泡はやや弱め。(弱くなっちゃったのかも)
口当たりは少しピリリ。 酸はやや控えめ。
なかなかしっかりした味わい。ゲヴェルツ感は少ない。
🍷ベルウッド キュヴェ クロッシュ ピノ・ノワール&ピノ・グリ 2019
種類:オレンジワイン
ワイナリー: ベルウッドヴィンヤード&ワイナリー
葡萄種類: ピノ・ノワール、ピノ・グリ
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2019
色は淡くて透明感。
やわらかく、ふわっとした香り。
口当たりはやわらかで、すこしだけ苦味のニュアンスも。
酸味は控えめで、優しく広がる味わい。
ワイナリーの解説から:2019年初収穫の自社垣根栽培ピノノワールとピノグリを、醸造地は月山ワイン(委託醸造)、醸し発酵(混醸)、フレンチオーク(1空樽)23か月間樽熟成(月山ワイントンネル貯蔵庫で15か月、ベルウッドに引き取って8か月の計23か月)、ベルウッドで樽出し・瓶詰め、瓶熟成41か月(2025年1月時点)生産本数298本。
お料理は、見た目も素敵。お味も素敵。ワインが進みます。
*静岡県産キャベツとイイダコ、八朔のマリネ
このイイダコ、なんだかうまい
*北海道産真鱈のブランダートとあん肝~バルサミコソース
昨日のイベント、夜の部に出たワインの残りボトルがずらりと出てきました。
昼の部にはなかった10Rワイナリーのやつが3つも。
もちろんいただきました。
🍷10R そらちSpark 2022
種類:微発泡ロゼスパークリングワイン
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄種類:セイベル
葡萄産地:北海道浦臼町
ヴィンテージ:2022
色は淡く透明。少し硬めの香り。
注いだ時は泡立ったが、口当たりはなめらかで泡感は少ない。
酸味はやや控えめ。
味わいは軽やかだけれど、しっかり感はあります。
ペティ・ナットのロゼ・スパークリング。10Rワイナリーの亮子&ブルース・ガットラヴさんと、フランスから佐渡に移住してきたジャン=マルク・ブリニョさんとのコラボワインだそうです。
🍷10R KWtN 高橋農園 砂川 ソーヴィニヨン・ブラン 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄種類:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:北海道砂川市高橋農園
ヴィンテージ:2023
香りはキリっとした感じ。
口当たりはしっかり、酸味は適度。
少し苦みを伴った、凛々しい果実味。
*林SPFポークのバイエルンソーセージグリル
*牡蠣と春香うどの磯辺フリット ~ビーツのソースと塩を添えて
🍷ウッデイファーム カベルネ・ソーヴィニョン&プティ・マンサン 2022 トライアルバッチ
種類:赤ワイン
ワイナリー: ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン、プティマンサン
葡萄産地:山形県上山市自社畑
ヴィンテージ:2022
色は淡くて透明。
優しいけれど、華のある香り。
口当たりは柔らかく、酸味は少ない。
軽い苦みを伴う、軽やかに広がる果実味。
いまでやのWho#00004もカベソーにプティマンサンという組み合わせだけれど、同じものなのかな? ボトルの形は違うけど、ヴィンテージは同じ2022。
Whoはカベフラも5%使っているけど、このボトルには書かれてない。
あぁ、アルコール度数が違うにゃ。Whoは13%だけど、これは11.2%と書いてある。
🍷ウッデイファーム 原口畑 プティ・マンサン・オレンジ 2021
種類:オレンジワイン
ワイナリー: ウッディファーム&ワイナリー
葡萄品種:プティマンサン
葡萄産地:山形県上山市原口畑(自社畑)
ヴィンテージ:2021
色はオレンジではないなあ。限りなく白ワインに近い感じ。
香りは少しオレンジっぽく、腰がある。
口当たりは濃厚ながら、少し甘さのニュアンスも。
酸は控えめ。少しの苦みを伴った優しい味わい。
コクがあっておいしい白ワイン、と言いたい。
🍷カーブドッチ ミリュルージュ 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:ヤマソーヴィニョン、メルロー、ベリーA 他
葡萄産地:山形県 他
ヴィンテージ:2023
少し青さを残したような、軽い甘さのニュアンスを伴った香り。
口当たり爽やか、酸味は適度。
最初は固いなあと感じたけれど、少し時間が経ったら柔らかく、味わい豊かになってきました。
昨日、昼の部にも出てたんだけど、掛川さんが途中で引っ込めてしまって飲みそびれちゃったやつ。やっと飲めた。
🍷上幌ワイン 風 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄種類:ピノ・ノワール主体、ガメイ、プルサール、ピノ・ムニエ
葡萄産地:北海道岩見沢市
ヴィンテージ:2023
色は淡め。
やわらかくて優しいかおり。
口当たりにやや酸味あり。
*道産アンコウの小さなブイヤベース
*林SPFボロニアハムと鶏モモ肉 白インゲン豆のカスレ風煮込み
黒板メニューに戻ります。
🍷コルトラーダ・ブラン.1 2020
種類:白ワイン
ワイナリー:コルトラーダ
葡萄種類:ソービニヨンブラン、シュナンブラン、サンセミヨン
葡萄産地:岡山県新見市
ヴィンテージ:2020
色はオレンジ。香りは若干個性的。少しビニールみたいなニュアンスを感じる。
口当たりには少し酸味あり。
味わいに少し紹興酒っぽさあり。
🍷ドメーヌナカジマ カベルネフラン 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌナカジマ
葡萄種類:カベルネフラン
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:2023
香りはおさえめ。
口当たりは優しく、酸味は適度。
少し渋みを伴う味わい。
セラーから、店長さんお勧めの1本を開けていただきました。
🍷モンガク谷 楢 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:モンガク谷ワイナリー
葡萄種類:ピノタージュ65%、シャルドネ13%、ピノグリ10%、ソーヴィニヨンブラン6%、ピノノワール他6%(フィールドブレンド)
葡萄産地:北海道余市町
ヴィンテージ:2023
いろいろ飲んじゃったせいか、香りはよくわからない・・・爽やかな感じ?
口当たりは凛々しく、少し刺激的。酸味は適度。
キリっと軽い苦みを伴うような味わい。
飲みきれなかった分はお持ち帰り。お家でじっくりいただきましょ。
飲んで食った日:2025年2月13日
JVA試飲会@ジョイーレ その2 ― 2025/02/16
JVAの試飲会@ジョイーレ、後編です。
小見野さんの隣は、ウッディファームの金原さん。
おいしいのはわかっている2本が並んでます。
Holiday Petit Manseng 無ろ過 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム
葡萄品種:プティマンサン
葡萄産地:山形県上山市原口畑
ヴィンテージ:2022
Albarino 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:山形県上山市大門畑(樹齢6年)、高台畑(樹齢5年)
ヴィンテージ:2022
店の奥、上段には
(右から)水掛醸造所(鎌倉さん)、セイズファーム(田向さん)、秋保ワイナリー、カーブドッチ(掛川さん)。
水掛醸造所
見たことのない2本がありました。
クレーレ2023
種類:クレーレ
ワイナリー:水掛醸造所
葡萄品種:ピノグリとカベルネフラン、ツヴァイ等
葡萄産地:長野県原村
ヴィンテージ:2023
これは最近リリースした新顔。
赤ワイン用の葡萄はタナなんかも植えていて、もう少ししたら赤も混醸で出せるんじゃないかと・・・
SHOW-OFF(?)
種類:白ワイン
ワイナリー:水掛醸造所
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン、シルヴァーナ、ゲヴェルツトラミネール(想像)
葡萄産地:長野県原村
ヴィンテージ:不明
昔リリースしたやつとのこと
その隣、一番奥にセイズファーム
ラベルを写させてくれと言ったら、田向さんがボトルを持ってくれました。
PRIVATE RESERVE ALBARINO 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:富山県氷見市
ヴィンテージ:2022
最新リリースだけれど、もう売り切れてるやつですね。
振り返ると、秋保ワイナリー
NEO TRAIL KOSHU 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:秋保ワイナリー
葡萄品種:甲州
葡萄産地:たぶん宮城県
ヴィンテージ:2024
NEO TRAIL ORANGE 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:秋保ワイナリー
葡萄品種:デラウエア
葡萄産地:たぶん宮城県
ヴィンテージ:2024
MBA(写真左)もあったけど、飲まなかった
その隣がカーブドッチ
カーブドッチ アルバリーニョ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2023
右隣はJVAのやつ(前掲)
最初JVAのブースに置いてあったけど、掛川さんが自分のところに持ってきちゃった。
カーブドッチ くま(カベルネ・ソーヴィニヨン) 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2023
このくまはおいしい。以前ワイナリーで買ってきたやつが変だったけれど、そのボトル単体の問題だったんでしょう。
カベソー1種を分けて4種類の醸造をして、あとで混ぜた奴だとか。久しぶりに造った、自信作っぽい。
カーブドッチ リキュール
種類:リキュール
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:ブランデーと果汁(シャルドネ、プラム)
葡萄産地:たぶん新潟県。
ヴィンテージ:不明
少々甘い口当たり。ベースのブランデーもカーブドッチ製だそうです。そういえばワイナリーでもブランデー売ってたな。
これで1周しました
飲んだ日:2025年2月12日
JVA試飲会@ジョイーレ その1 ― 2025/02/15
JVAの試飲会がジョイーレで開かれました。
JVAの生産者さんたち、錚々たるメンバーが、ご自身作のワインを注いでくださいます。
入口の一番近くはドメーヌオヤマダ、小山田さん。そのお隣に農楽蔵の佐々木さん。
このツーショットは貴重だな。
(右)ドメーヌ オヤマダ 洗馬 赤
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌオヤマダ
葡萄品種:カベルネ・フラン、その他メルロー、ガメイ、アルモノワール、トゥルソー、ムールヴェードル少量
葡萄産地:山梨県
ヴィンテージ:不詳 たぶん2022
洗馬だけど、結構軽い印象
(左)BOW!の白?
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌオヤマダ
葡萄品種:不明
葡萄産地:たぶん山梨県
ヴィンテージ:不明
こんなボトルの色のBOWは見た記憶がない。
さらに軽やかフルーティ。
(右)農楽蔵 ノラケン アンフュ 2023 白
種類:白ワイン
ワイナリー:農楽蔵
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市町登地区
ヴィンテージ:2023
(左)農楽蔵 葡萄戦隊 のまさーる わやれっど
種類:赤ワイン
ワイナリー:農楽蔵
葡萄品種:Kerner (ケルナー), Yama Sauvignon (ヤマ・ソーヴィニヨン)
葡萄産地:北海道と思われ
ヴィンテージ:2022
店の中ほどには、JVAのブース。
香取さんもいます。
左はJardin Ominoの小見野ももさん。
JVAチャリティーワインが4種並んでます
(左)北海道ピノ・ノワール2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:醸造:10Rワイナリー(北海道)
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:北海道
ヴィンテージ:2020
農楽蔵の佐々木佳津子さんを中心に、北海道に畑を持つ9軒の生産者が協力し、日本初の卵型コンクリートタンクで発酵した画期的なピノノワール・・・だそうです。
(左から2番目)長野シャルドネ2019樽熟成
種類:白ワイン
ワイナリー:醸造:楠わいなりー(長野県)
醸造:楠わいなりー(長野県)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:2019
長野の16の生産者たちがブドウを提供し、須坂市にある楠わいなりーで醸造したんですって。
(左から3番目)九州シャルドネ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:醸造:三和酒類安心院葡萄酒工房(大分県)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:宮崎県、熊本県、大分県
ヴィンテージ:2022
都農ワイン(宮崎県)、熊本ワインファーム(熊本県)、安心院葡萄酒工房(大分県)の、九州の3つのワイナリーが協力、九州のテロワールを体現したシャルドネのワインとのこと。
(右)北陸・東北シャルドネ/アルバリーニョ2021
種類:白ワイン
ワイナリー:醸造:カーブドッチ(新潟県)
葡萄品種:シャルドネ/アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県、山形県、富山県
ヴィンテージ:2021
新潟・カーブドッチの掛川さんが、セイズファーム(富山県)、ウッディーファーム(山形県)、カーブドッチ(新潟県)のアルバリーニョとシャルドネで醸造したんだって。
そのお隣は、これは初めましての、
アルビオン白神ヴィンヤード&ワイナリー
(右)DOMAINE ALBION
種類:赤ワイン
ワイナリー:アルビオン白神ヴィンヤード&ワイナリー
葡萄品種:ヤマソーヴィニヨン
葡萄産地:秋田県山本郡藤里町粕毛下長瀞かな
ヴィンテージ:不明
(左)YAMARONE
種類:赤ワイン
ワイナリー:アルビオン白神ヴィンヤード&ワイナリー
葡萄品種:ヤマソーヴィニヨン
葡萄産地:秋田県山本郡藤里町粕毛下長瀞かな
ヴィンテージ:不明
一緒に、ひっそりと
トゥモローワインオノヤマビッキ
オノヤマビッキ ルージュ 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:トゥモローワイン
葡萄品種:メルロー73%・カベルネフラン18%・カベルネソーヴィニヨン9%
葡萄産地:長野県上田市生田尾野山(自社管理畑)
ヴィンテージ:2021
そのお隣は、これも初めまして、Jardin Omino
ジャルダン・オミノ ジャルダン・スクレ 2023(Jardin Secret)
種類:ロゼワイン
ワイナリー:Jardin Omino
葡萄品種:巨峰らしい
葡萄産地:東御市産
ヴィンテージ:2023
委託醸造所:Aperture farm and winery
分割します。
続きは後編で。
飲んだ日:2025年2月12日
しゅくりあ小布施会 ― 2025/02/11
2月9日、今年初のしゅくりあワイン会が行われた。 今回は「小布施ワイン・バックヴィンテージ会」。垂涎のプログラム。
まずは乾杯、スパークリングから。
🍷ソガペールエフィス スパークリングワイン R 2014
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:Domaine Cactiau産シャルドネ&ソーヴィニヨンブラン
Domaine Sogga産ケルナー&バッカス
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町and/or高山村
ヴィンテージ:2014
泡はフルートグラスというんでしょうか?細長いので供されました。そのせいか、香りはよくわかりません。
泡は見えますが、口当たりの泡感は弱めかな。
酸味は適度で、やわらか。味わいはしっかり、結構濃厚。
11年経ってるせいか、味わいの奥に紹興酒っぽさを感じ取れます。
グラスの写真を撮り忘れたみたい。(:_;)
Domaine Cactiauは高山村だと思う。
お料理も開始です。
*林檎&カッテージチーズのサラダ
~ヤーコン/もものすけ ドレッシングにて
*焼き胡麻豆腐
餡 山葵のせ
🍷ドメイヌソガ 飲マンデシ 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種: ソーヴィニヨン・ブラン63%、リースリング19%、プティマンサン8%、ゲヴェルツトラミネール7%、ミュスカ3%(シャインマスカット、ネオマスカットのようなハイブリッドではない)
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2016
フルーティな香り、酸味は適度。
バランスのとれた良い味わいです。下のサンクセパージュに遜色ない印象。
飲マンデシといえば小布施さんでも普及版のクラス。それでもドメイヌソガ(=自社畑産)なんですねえ。
🍷ドメイヌソガ サンクセパージュ サンシミ 2015
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン44%、シャルドネ34%、ピノブラン12%、リースリング6%、ゲヴェルツトラミネール4%
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2015
香り芳し良い香り。酸味は適度。バランスが良くて、充実した味わい。
サンクセパージュは、小布施さんの白の中でも特に好きな銘柄。今回もおいしいです。
でも、上の飲マンデシと、葡萄品種は二つ違いですね。
”サンクセパージュ“は仏語で5つの品種の意。 ”サンシミ“の表すところは、曽我さん曰く、「”サンシミで葡萄を栽培”=除草剤・殺虫剤・現代殺菌剤無しで栽培したもの」、「”サンシミで発酵“=無補糖・無補酸、天然酵母醸造」を指すのだそうだ。
*白子ホイル包み焼き
開けたらこんな感じ
🍷ドメイヌソガ ソーヴィニヨンブラン・熊之堂 2015
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町熊之堂(くまんど)畑 (ワイナリーから歩いて5分の、一番近い自社畑)
ヴィンテージ:2015
凛々しい香り。口当たりはしっかり。
酸味は適度で、豊かな充実した味わいが長く続きます。
🍷ソガ・ペール・エ・フィス ヴィオニエ 2017
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ヴィオニエ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村 角藤農園
ヴィンテージ:2017
爽やかな香り。酸味はやや控えめ。優しい味わい。
🍷ドメイヌソガ プティマンサン・セック 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:プティマンサン
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町(and/or高山村)自社畑
ヴィンテージ:2016
色合い濃いめ。香り濃厚。
酸味は適度。味わい充実していて、大変結構です。
裏ラベルの解説によると、2016年はセック(辛口)に出来たが、翌年からはモアルー(甘口)だと。
畑は小布施と高山村のどっちかは不明。高山村の畑にもプティマンサン植えてるみたいだし。
🍷ドメイヌソガ アルバリーニョ 2017
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2017
花のような香り。それほど顕著に感じないのは、いろいろ飲んで鼻が利かなくなってるのか、プティマンサンの香りが強すぎるからか。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。しっかりした果実味。
*春子(かすご)鯛の小鍋
銘々に小鍋で。12人分、どうやっていっぺんに用意したのかしら。
🍷ドメイヌソガ シャルドネ ヴィーニュ サンシミ 木樽不使用 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町 自社畑
ヴィンテージ:2016
香りはフルーティで、なんだかパイナップルみたい。
口当たりはきっちりしていて、酸味は適度。
きれいな味わい。
解説によると、この年も、2%アルコール分の補糖を行っています(補酸はなし) なので、ラベルは「Vin Sans Chimie」ではなく「Vigne Sans Chimie」としています。とのことです。
🍷ドメイヌ・ソガ ピノ・ノワール クレレ ヴィーニュ・サンシミ 2016
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:長野県上高井郡高山村 自社畑
ヴィンテージ:2016
透明できれいなルビー色。
香りはさわやか。口当たりは柔らかく、酸味は適度。
優しく広がる味わい。
*たんシチュー
いや、これがうまいのなんの。毎回お願いしたいなあ。
🍷ドメイヌソガ プティヴェルド・サンシミ 2014
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種: プティヴェルド
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ農場 自社畑の6カ所で分散栽培
ヴィンテージ:2014
やわらかな香り。口当たりはしっかり。酸はやや控えめ。
しっかりと濃厚な果実味。うまい。
🍷ドメイヌソガ カベルネソーヴィニヨン・サンシミ 2014 ムラサキ第一農場 ルミリアシオン
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第一農場
ヴィンテージ:2016
ちょっとざらっとした感じを覚える、けれど充実した香り。
口当たりはしっかりしたものだけれど、優しい。
酸味は目立たず、濃厚で充実した味わい。こいつはうまい。
ルミリアシオン(屈辱感)と銘打っているけれど、裏ラベルの解説にはその理由が明記はされてませんね。「例年に比べてヴォラタイルな香味が」とあるけれど・・・
果実香をヴォラタイル(揮発香)が邪魔してしまうルミリアシオンに蝕まれながらも、樽出しまでには絶妙な香味のエッセンスに変化をとげたのだとか?
小布施さんのルミリアシオンはどれもおいしいというのが実感ですけれど、これもそうだなあ。
*(追加)黒毛和牛サーロインステーキ
本日は岩手県
いつもながらうまいなあ。
*合鴨&蕪の冷菜
~赤ワイン&夏みかんソースにて
合鴨はいつもと違うお姿。
*鰯梅煮
炙りチーズ乗せ
臭みは全くなく、味わい全開。
*鮟肝大根
バター醤油餡
フレンチではフォアグラで出すが、フォアグラより鮟肝だろうと、しゅくりあさんのチャレンジ。成功のようで。
追加3本、いただきました。
🍷安心院 プライベートリザーブ シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:安心院葡萄酒工房
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:大分県宇佐市安心院町
ヴィンテージ:2023
落ち着いた香り。
口当たりはなかなか濃厚。酸味は適度でやわらか。
味わいはしっかり、豊かな果実味。
2023vtですでにこの完成度とは。
会の出席者こぞって絶賛してましたな。
新樽6カ月醸造、2023年にして既に黄金色の輝き。2024年の日本ワインコンクール最高峰のグランドゴールド賞受賞作だそうな。
🍷ルバイヤート メルロー 塩尻収穫 2012
種類:赤ワイン
ワイナリー:丸藤葡萄酒
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2012
熟成感のある果実香。
口当たりはまろやかでなめらか。酸味はやや控えめ。
コクのある充実した果実味。少し甘さのニュアンスもあり、結構です。
🍷城戸 オータムカラーズ コンコード 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:城戸ワイン
葡萄品種:コンコード
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原
ヴィンテージ:2024
甘い香り。甘い口当たり。酸味は控えめながらも存在してます。
優しい味わい。
デザートワインとして出てきたやつですが、甘口といっても城戸さんの甘口。
甘すぎはしないで、ぎりぎりおいしく飲める範疇。
食って飲んだ日:2025年2月9日
以下の2種類はくじで当選。会では飲まずに、残りのボトルを持ち帰りました。
🍷ドメイヌソガ メルロー・サンシミ 2014 ムラサキ第一農場
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第一農場
ヴィンテージ:2014
裏ラベルの解説によると、2014年は天然微生物によるヴォラタイルな香味がありますがそれが微妙なエッセンスになったと。
ワシらは2021年8月に飲んでますが、その時の感想は絶賛。さて、3年半ぶりのご対面は・・・
🍷ドメイヌソガ カベルネフラン・サンシミ 2014 ムラサキ第三農場
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・フラン
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第三農場
ヴィンテージ:2014
これも楽しみだなあ。
ドメーヌ・ブレス ワイン会 ― 2025/02/02
2月1日の土曜日の昼下がり、ワインショップnico渋谷店で、
43名を集めドメーヌブレスさんのワイン会が行われた。
ドメーヌブレスさん、事業を始めて10年経った時に、セカンドステージとしてワイナリー名をルレーヴ → ブレスへ変更。
観光型のマイクロワイナリーを作りたい、という当初からの夢を実現すべく、ワイナリー・宿泊施設・試飲の出来るカフェを併設。個人でこれをやっているのは珍しいと思うと。
ドメーヌブレスは、12種類の葡萄を植えている。規模の割に品種が多いのは、リスク分散と、収穫時期をずらして人手や醸造の集中を避ける意味でも大変役にたつもの。9月中旬から10月下旬という長めの期間に収穫を行っている。
今回は、6種の試飲が出来た。
※おつまみにキッシュロレーヌ&フレッシュチーズ付き
本間さんのご挨拶&ワイナリー紹介のお話の間に、乾杯用の泡が注がれました。
🍷ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ(38%)ムニエ(31%)ピノノワール(31%)
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2021
本間さんの冒頭のお話が長引いてなかなか乾杯ができず、泡はどこかに行ってしまった。
キリっとしてフルーティな香り。口当たりは引き締まって、やや酸あり。
味わいは結構濃厚な果実味を楽しめた。
~本間さん解説より~
2021年は良いヴィンテージの年だった。スパークリング用で早摘みした葡萄を使用、ステンレスタンクで発酵後に和三盆糖を使用し瓶内二次発酵、ブレスとしては長めの24カ月熟成。国内では珍しいムニエを使用したスパークリングワインにした。生産318本。瓶詰めの時に少量亜硫酸を入れている。
🍷ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、ムニエ、シャルドネ、トラミーナ、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、オーセロワ、メルロー、ドルンフェルダー
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
華やかな香り。すこーしだけゲヴェルツっぽさを感じる。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。
軽い苦みも伴って、コクのある味わい。果実味上々。
~本間さん解説より~
通常のMUSUBIは毎年7,8種類の混醸ワインとして作るが、この十二単はアロマチック品種等が加わった12種類の混醸ワイン。12使わないと十二単は名乗れない。
昨年、特注の灰色っぽい色の卵型コンクリートタンクを導入したが、卵型は、中から外へのきれいな対流がむらなくゆっくりおこる。2024vtはコンクリートタンクを使ったオレンジワインになる予定。このオレンジワインは、コンクリートタンクと相性がいい印象だった。
🍷ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
香り爽やか、口当たりも酸味適度。
味わいはきりりと引き締まって、口当たりより酸味が強調される感じ。
~本間さん解説より~
当ワイナリーは混醸のイメージが強いが、実はメルロー、シャルドネ、ピノノワールは単一醸造で出しているものもある。この2022年はちょっと濁りがあり、ナチュラル寄り、古樽と新樽を半分ずつ使用。北海道でも気候が暖かくなって、ケルナーがうまくいかなくなってきたので、シャルドネに移行中。北海道で多い品種は、今後このような移行を考えないといけない時期に来ている。
🍷ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
色は2022vtよりクリア。香りはさわやかで、22vtに似てる。
口当たりはやわらか、酸味は22vtより控えめ。
味わいは、酸味が少ない分、優しくて上品。
~本間さん解説より~
同じシャルドネの2022年ものと比べ、混濁が無く清明、エレガント系。
🍷ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:メルロー、ムニエ、ピノノワール、ピノグリ、シャルドネ、トラミーナ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
やわらかな、かすかに甘さを湛えた香り。
口当たりは柔らかく、酸味はやや控えめ。
柔らかく広がる果実味。
~本間さん解説より~
自社で栽培している6種類を使用。メルローのセニエ果汁や搾汁後他のタンクに入りきらなかった各品種の果汁を混醸した、まかない的ロゼだとのこと。所謂“まぜこぜ”。メルローは、本州のと比べ、酸が強め。2024年から、メルローを購入出来るようになった。北海道のも、結構完熟までいけるようになってきた。栽培も、今まで植えてきた品種と比べて楽。ツヴァイゲルトの後にメルローでいけると思っているところ。
🍷ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー: ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:ムニエ64%、ピノ・ノワール36%
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
色は赤としては淡い。ま、ピノ系ですから。
香りはやわらかな花のような、ピノっぽい香り。
酸味は適度にあるが、優しい酸。
苦味は軽く、渋味はほとんど感じない。
味わいの余韻が長い。
~本間さん解説より~
ムニエを植えているところは多くない。木村さんは抜いてしまった。ムニエは、房が小さく皮が薄い。つまった房で玉割れが起きやすく、雨が降るとすぐ割れてきて完熟までもっていくのがとても難しい。黒葡萄品種なのにムニエが入った赤ワインをあまり見かけないのはどうしてか、と思っていたが、栽培してみてわかった。この、ムニエが入った混醸赤ワインは、世界的にも珍しいのではないか。
ムニエはとても味が良いが、切れが良すぎてアフターが続かない。それを補うのがピノノワールだと考え、合わせてみたもの。
造れる年には樽熟をかけたプライベートリザーブを造っている。2023年は久しぶりに造ってみた。造るのは、ピノノワールが残っているかで決めている感じ。ある意味良くない年のほうが造れるのか?
ボトル販売も抽選で行われ、購入出来たボトルにサインもして貰えた。我が家もIto ~糸~2023 と、MUSUBI ~結~2022の2本を購入し、サインをお願いした。
これは我が家ボトルに本間さんが書いてくれているところ。トレードマークの帽子は被っていなかったのだ。
通常のサインはホワイトでボトルのガラスに書くけれど、これだとこすれていつか消えてしまう。ということで、消えないようにラベルにも黒ペンでサインしてもらった。
飲んだ日:2025年2月1日
イケダワイナリー グランキュベ メルロー 2019 with 孝蘭 ― 2025/01/28
イケダワイナリー グランキュベ メルロー 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:イケダワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県産かな
ヴィンテージ:2019
価格:3300円
抜栓日:2025年1月26日
イケダワイナリーのグランキュベメルロー2019です。
穏やかな香り。苦み走った口当たり。酸味は適度。
やわらかな味わい。
時間が経って、香りが豊かになってきた。柔らかくて、少しフルーティさもある香り。
味わいのコクも増してきて、喉越し充実。
先日開けた2022vtを少し残してあって、飲み比べてみました。
色合いは同程度。味わいは2019の方がやや苦味があります。
2022に対して、2019の方が熟成感があるかというと、そうでもない。
総体的には、苦くない分、2022の方がワシの好み。
葡萄産地は確定できませんでしたが、2022vtが長野県産だったので、こいつも同じと推定。
このワインと、一緒に開けた宮本ヴィンヤードのお供にしたのが、孝蘭さんのお料理。
店内改装のためしばらくお休みするとのことで、名残りにテイクアウトしてきました。
相変わらずおいしゅうございます。
再開が待ち遠しいですねえ。
最近のコメント