レストランカーブドッチでディナー ― 2023/05/05
新潟のワイナリー、カーブドッチに来てまして、ディナーはワイナリーのメインレストラン、レストランカーブドッチでいただきます。
宿泊プランはフレンチフルコース付き。
ワインペアリングを一人分だけお願いして、
足りない分はグラスワインで補強する、という手を使いました。
ブラン・ド・ブラン 2021
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:明示されてませんが、新潟県でしょうねえ
ヴィンテージ:2021
まずは泡から、ということで、ブラン・ド・ブランのペアリングです。
風格のあるボトル、シャープな泡立ち。
味わいもきりっとシャープ。
やまどり飛ぶ 2022
種類:泡・ロゼ・辛口
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:スチューベンをベースにキャンベルやデラウェアなどをアッサンブラージュ
葡萄産地:東北地方
ヴィンテージ:2022
乾杯用に泡でもう一杯、やまどりをお勧めいただきました。以前もいただいたことがありましたね。お久しぶりです。
ブラン・ド・ブランよりやわらかめな感じですね。
コンソメスープ
最初のお料理はコンソメスープでした。フキノトウがアクセントになってます。お味、量、両面でおかわりが欲しくなる一品でした。
ケルナー 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市の契約農園
ヴィンテージ:2022
新潟でケルナー?と思ったら、やっぱり葡萄は余市でした。
腰のある味わいはなかなか結構です。
美雪鱒のショーフロア
一旦加熱調理してから冷やし固めてあるそうで、そういうのをショーフロアというらしいです。サラダにはソラマメやえんどう豆など。
シャルドネ ノンバリック 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:新潟県新潟市
ヴィンテージ:2022
ペアリングはシャルドネ。
こっちは樽を使っていない、ステンレスタンクのもの。するりと飲めちゃったのか、あまり印象に残ってません・・・・
ホワイトアスパラガスと牡蛎のポシェ
覆いかぶさっているオレンジ色は、卵黄とバターのソース。牡蛎は佐渡、アスパラは香川だそうで。ワインが進みます。
bijou シャルドネ 2020
種類:白ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:新潟県新潟市だと思う
ヴィンテージ:2020
ペアリングが樽無しだったので、bijouシャルドネをグラスで追加。こちらはオーク樽醗酵です。ノンバリックのすっきりに対抗して、こちらは香りとコク、ですかね。
Bijou カベルネソーヴィニヨン 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:自園(たぶん新潟県新潟市)
ヴィンテージ:2021
まだ魚料理が続きますが、ペアリングでカベルネソーヴィニヨンが出ました。
解説には「青み」とありましたが、あまり感じません。きっちりと骨格のある味わいだったような。
甲イカと葉付き玉ねぎ
プランチャ焼というらしいですが、これにあえて赤を合わせるんだそうで。なるほどカベソーでいいような。生ハムもあしらわれていましたな。
ドルンフェルダー 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:ドルンフェルダー
葡萄産地:おそらく新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2021
ここと北海道以外ではほとんど出会わないドルンフェルダー。ようやくおなじみさんになったかなと思いきや、このヴィンテージが最後で、植え替えのためにもう抜いちゃったとのこと。
金目鯛のうろこ焼と南蛮えび
上にかぶさっているのは白ワインのソースだそうで。うろこを残して焼いてあるんだそうですが、食べて一切邪魔にはなりませんでしたね。赤でのペアリングが続きます。
ピノノワール 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2020
それなら赤をもう一丁と、ピノノワールをグラスで追加。これはおなじみのやつですが、色合いも味わいも落ち着いて結構ですねえ。
牛肉のロースト
豪快な鉄の器に入って塊が出てきました。お肉の下の枝はカベルネソーヴィニヨンだそうで。
切り分けて出されたお皿にはタケノコが添えてありました。肉もタケノコも大変結構です。
サブル赤 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン、プティヴェルド、メルロー、マルベック
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2021
ペアリングのトリはサブル。バランスよく濃厚なコクは大変結構です。4種類の葡萄のアッサンブラージュなんですね。
コシヒカリのリゾット
お米ですが、ごく少量・・・配慮してくださったのでしょうかね。新潟でコシヒカリをいただかないのは失礼というもの。
ファンピー ロゼ泡 2021
種類:ロゼ泡
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:スチューベンをベースに数種のぶどう(メルロー、ベリーAなど)をブレンド
葡萄産地:スチューベンはたぶん青森
ヴィンテージ:2021
なんとデザートにもワインを合わせると。ペアリングのリストには載っていませんが、サービスのようです。最後に軽やかなので締めるのも良いかも。
デザートはシャルドネのムースにイチゴ
もう一つデザート、マカロン、チョコムース、こがしフィナンシェ
カーブドッチに二つある宿のうちワシらが泊まったのはヴィネスパ。
2年来ないうちにリニューアルされて、さらに居心地が良くなっていました。
朝食は宿の食堂でいただきますが、これまた結構。
食って飲んだ日:2023年4月27日
角屋さんでタケノコ尽くし ― 2023/05/05
カーブドッチさんの翌日は村杉温泉の角屋さん。この季節、料理長がおんみずから掘ってくるという筍の料理が絶品でして、これがお目当てで・・・・見事予約をゲットできたのです。
温泉も満喫して、さあ、夕食です。
まずは先付、前菜、お造りをいっぺんに出してくれました。
おつまみ用ですな。
先付-筍の卵とじ
いきなりタケノコ。タケノコ尽くしの開幕ですねえ。いい塩梅にいい歯ごたえです。
前菜-筍田楽・姫筍和え・筍とニシンの炊き合わせ
三つともタケノコ。素晴らしい。
お造り-黒鯛・筍・南蛮エビ
お造りにもタケノコの刺身。感激です。
酢の物-筍とホタルイカ・山菜
品書とは順序が違うみたいですが、酢の物登場。
焼物-筍姿焼き
本日のメインイベント、焼きタケノコ! ご立派なお姿。根元の方もえぐみはなく、大変結構。堪能しましたぁ。
追加料理で、魚を頼んでありました。
焼き魚は鰈の干物
煮魚はナメタガレイ
お魚の料理もお得意です。
煮物-若竹煮
若竹煮にもお魚が参加してました。
揚げ物-筍と山菜の天ぷら
タケノコも山菜もいい感じです。
お食事-たけのこご飯と味噌汁・香の物
旅館のお食事では基本、御飯はいただかないんですが、たけのこご飯と聞いては遠慮できません。二人で一人分頂戴しましたが・・・おいしいなあ。タケノコとコシヒカリ。
デザート
さすがにデザートはタケノコ抜きです。
しかし、追加料理とデザート以外は全部タケノコ。まさしくタケノコ尽くしで、徹底しています。堪能しました。
朝食
こちらは朝食。左の赤いのは、オプションの人参リンゴジュースです。
こちら、ドリンクメニューも充実してまして、日本ワインは岩の原の深雪花、カーブドッチや越後ワインといった新潟のワインを揃えています。
さらに、ワインのBYOが可能です。持込料は\1100/本と良心的。最近は必ず持込で行かせていただいてます。
今回の持ち込みは、
小布施ワイナリー クロ ド カクトー シャルドネ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県(たしか高山村のカクトウ農園)
ヴィンテージ:2021
価格:2750円
先日小布施ワイナリーを訪問して買ってきたやつです。
新樽発酵とのこと。
樽香はありますが、強烈ではなく、香りにはフルーティー感があります。
味わいはしっかりしたコク。抑制の効いた酸味に軽い苦味が切れ味を加えています。
タケノコ尽くしにはきっと合うと思ってこれにしましたが、正解だったようです。
タケノコ尽くしに二人で1本。ちょうどよい量でした。
飲んだ日:2023年4月28日
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