山形ワインバル@かみのやま温泉駅前2023/05/26

かみのやま温泉駅前の観光案内所に、上山のワインが買えるワインカーブと、有料で試飲できるワインバルができたとか。
早速行ってみました。

以前からあるコーヒーショップの隣にできてました。
左がワインバルで、
山形ワインバル
その右隣にワインカーブ。
山形ワインカーヴ

バルに入ると黒板にメニューが。
メニュー
メニュー

何はともあれいただきます。

おつまみもいただいて、
案内所のテーブルで試飲です。
おつまみと2杯


タケダブランドノワール 樽熟成 2020
タケダブランドノワール樽熟成2020
種類:白ワイン
ワイナリー:タケダワイナリー
葡萄品種:マスカット・ベリーA 100%
葡萄産地:山形県産
ヴィンテージ:2020
上のおつまみ写真の右側のやつなんですけれど、この色はどう見てもオレンジワイン。ラベルではブランドノワール(=白ワイン)だなどと自称してますが、色だけでなく味わいも堂々たるオレンジワインのコクと風味。

ベルウッドビンヤード コレクション スぺリオールアッサンブラージュ ルージュ 2022
ベルウッドコレクションスペリオール2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ベルウッドビンヤード
葡萄品種:マスカット・ベーリーA50%、カベルネ・ソーヴィニヨン18%、ブラック・クイーン16%、メルロ14%、カベルネ・フラン2%
葡萄産地:山形県上山市産
ヴィンテージ:2022
上の写真の左側です。ベーリーAっぽさも残しながら、他の4種の黒葡萄がコクとうま味を加えている感じ。
オープン当初はナイアガラのペティアンだけだったベルウッドさんが、こんなに濃くて味の豊かな赤ワインを造れるようになりました。めでたしめでたし。
ブレンドしている5種の黒葡萄、全部自前の畑ですかねえ。将来はそれぞれの単一種ワインを造ってくれるのかしら、

隣のカフェでブルスケッタを買ってきておつまみにしました。
おつまみと2杯
昼飯代わりの昼飲みにぴったりです。
意外に鯵がしっかりしていて、ワインのあてに好適。別の店なのに・・・これは絶対ウラでつるんでるな。

ワインを追加です。ウッディファームが2種類あったな。

ウッディファーム 樽発酵 ソーヴィニヨンブラン 2019
ウッディファーム樽発酵ソーヴィニヨンブラン2019
種類:白ワイン
ワイナリー:ウッディファーム
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン95%、プティマンサン5%
葡萄産地:山形県上山市産
ヴィンテージ:2019
ソーヴィニヨンブランを名乗りながら、実はプティマンサンが5%入ってます。これが結構いい仕事をして、コクやまろみを出してるんじゃないかな。


ウッディファーム Y メルロー 2019
ウッディファームYメルロー2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:ウッディファーム
葡萄品種:メルロ 89% カベルネ・ソーヴィニョン 11%
葡萄産地:山形県上山市産
ヴィンテージ:2019
ウッディファームもう一丁。"Y"の由来は、やっぱりヨシオとのことです。ですが、調べたら、ヨシオのメルローは数年前になくなってしまって、2019はヨシオ畑のメルローじゃないとのことですが、出来の良い年のやつに"Y"を冠することにしたんですって。



飲んだ日:2023年5月20日



南陽ワインフェス2023/05/26

山形県南陽市の赤湯で開かれたワインフェスに行ってきました。
夕方から夜の開催で、炎天下に苦しむこともなく、比較的涼しくいただけるフェスでした。

おつまみの屋台も豊富で、赤湯のレストランがこぞって出店している感じでした。

参加ワイナリーは赤湯の全6ワイナリー。
一通りめぐります。

酒井ワイナリー
赤湯と言えば、ワシ的にはダントツで酒井さん。今回の出品作はやや寂しめでしたが、何はともあれいただきに。
酒井左灰鷹右小姫泡
左のグラスが灰鷹、右が小姫さんの泡。

灰鷹(はいたか)2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:酒井ワイナリー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:寒河江の契約農家
ヴィンテージ:2021
酒井さんの赤ワインで最近一番よく出会うのがこの灰鷹かな。(まぜこぜワインは超人気で品不足気味のようだし。)今や灰鷹が酒井の代表作となりつつあるのでは。カベソーらしくしっかり濃度のある味わいで、果実味もちゃんとあって結構です。
ボトルは左から2番目、グラスに半分隠れてる、青空に鷹が舞うラベル。

小姫○【あわ】
種類:微発泡スパークリングワイン
ワイナリー:酒井ワイナリー
葡萄品種:デラウェア
葡萄産地:たぶん山形県
ヴィンテージ:N.V.
泡はひかえめでした。フォクシーな香りはあまりせず、美味しくいただけました。
ボトルは右端の太いやつ。その左はロゼ甘口の小姫さん。


グレープリパブリック
自然派として売り出し中のグレリパさん。
テーブルにずらりと出品酒。
グレリパ

左がカベルネソーヴィニヨン、右がキュベ新田
グレリパ

カベルネソーヴィニヨン2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:グレープリパブリック
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2021
これがカベソー?と感じちゃう軽さ。ずいぶんぬけの良い味わい。
まずいわけじゃないですけど。

キュベ新田2021
種類:オレンジワイン
ワイナリー:グレープリパブリック
葡萄品種:デラウェア、スチューベン、ナイアガラ
葡萄産地:山形県南陽市新田産
ヴィンテージ:2021
自社畑の葡萄を100%使った、本邦未発売のフラッグシップワインだそうです。
腰のある味わいのオレンジワイン。


イエローマジックワイナリー
こちらも自然派。グレリパ同様、青山のNo.501御用達です。
こちらもテーブルにずらっと並んでます。
YMW

左のグラスがミックス、右のグラスがアシッド
YMW

ミックス
種類:赤ワイン
ワイナリー:イエローマジックワイナリー
葡萄品種:不明
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:不明
何のミックスなのか、説明が一切なくてよくわからないんですけれど、ちゃんとした味わいの赤です。あんまり自然派っぽくないかも。

アシッド
種類:オレンジワイン
ワイナリー:イエローマジックワイナリー
葡萄品種:不明
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:不明
アシッドなんて名前の割にはそれほど酸っぱくなくて、軽い苦みも伴った、バランスの取れた味わいかと。


須藤ぶどう酒
柴金園さんも何本か出品中。
4本並びの左側、ベージュのラベルがメルローです。
柴金園

MERLOT 2017
種類:赤ワイン
ワイナリー:須藤ぶどう酒
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山形県南陽市赤湯十分一山
ヴィンテージ:2017
柴金園の須藤さん。地元も地元、十分一山の自社畑のメルローだそうです。色も香りも味わいもしっかりした赤ワイン。クオリティは酒井さんの灰鷹に肉薄するように感じました。


佐藤葡萄酒

金渓

1998金渓クラシカル・白
種類:白ワイン
ワイナリー:佐藤ぶどう酒
葡萄品種:不明
葡萄産地:山形県南陽市自社畑
ヴィンテージ:1998
先代の社長が、自分で育てたぶどうの出来が良いので長期熟成しようと保存していたワインだそうです。発売前に先代が急逝して、コロナ禍もあって発売しそびれていたやつだそうです。
色は紹興酒みたい。香りは良いんだけれど、味わいは腰の抜けた紹興酒みたい。熟成させすぎ。
先代の思いを何とか形にしたいという気持ちは理解できるけれど、これを金取って一般に売っちゃいけないように思う。


大浦葡萄酒

大浦カベルネ

オオウラカベルネ2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:大浦葡萄酒
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
葡萄産地:山形県産
ヴィンテージ:2018
口直しというわけじゃないけれど、最後に大浦さん。
こちらもカベソー。赤湯はカベソーが良いんでしょうかね。
香りはまあ良いですが、味わいは苦味が前面に出て、他の味わいを隠してる感じ。もう少し寝かせた方が良いんですかね。




飲んだ日:2023年5月20日