Nico渋谷 北海道ワイン試飲会 その1 ― 2024/08/08
7月27日 渋谷のワインショップnicoで開催された「北海道ワイン試飲会」へ行ってきました。
今回も早めに到着して、おつまみと、試飲会のとは別のグラスワインを軽くいただいてから。
🍷南向醸造 オレタチブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:南向醸造
葡萄品種:シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン主体、プティマンサン
葡萄産地:長野県 松川町 矢澤畑
ヴィンテージ:2022
香りさわやかフルーティ。
酸は控えめ。
やわらかながら、ちょっとグッとくる感じもある味わいです。
南向醸造さんの「oretachi」というのは買い葡萄のワインにつけた名前かと思ったら、そうでもないようですね。
矢澤さんという先輩栽培家の葡萄を使ったものだそうです。
矢澤さんが引っ越し、畑は石川さんに引き継がれ、矢澤畑のラストヴィンテージを南向醸造で造ったとのこと。
「繋ぎ目となる一年だけのキュヴェとして、名前を「oretachi」にしました。」とのことです。
🍷斎藤葡萄酒 カベルネ・フラン スチューベン 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:斎藤葡萄酒
葡萄品種: カベルネ・フラン 62% スチューベン 38%
葡萄産地:長野県安曇野市 明科地区・三郷地区
ヴィンテージ:2022
若干濁りのある見た目。
香りはスチューベン感が強いかな。
軽やかな酸味の口当たり。味わいも軽めですね。
おつまみとして、ウフマヨ カレー風味のピクルス
ウフマヨおいしいね。Nicoに来た時の定番になりそう。
グリーンサラダ
お、そろそろ開催か。すでにテーブルは立ち席も含めて満席になってきました。
さて、最初にいただくのは、
🍷ドメーヌタカヒコ ヨイチノボリ パストゥグラン 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌタカヒコ
葡萄品種:ピノノワール70%・ツヴァイゲルト30%
葡萄産地:北海道余市町登地区の「三氣の辺」
ヴィンテージ:2022
すっと抜けるような、甘酸っぱいような香り。
口当たりの酸味は、ワシにはやや強め。
やわらかな味わい、のど越しにもちょっと酸。
タカヒコさんの解説によると、」抜栓は2025年の1月まで待って頂きたい。理想は3年以上熟成させてからの抜栓。」ですと。
🍷イレンカ ピノノワール 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー: イレンカ・ヴィンヤード (委託醸造 10R)
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:北海道岩見沢市 上幌地区
ヴィンテージ:2021
落ち着いた、やわらかな香り。
酸味は適度。タカヒコさんより酸っぱくない。
やわらかな味わい、のど越しもすうっと消えていくような。
引き続きピノノワールですが、こちらはロゼ。
🍷ドメーヌ・アルビオーズ 玉雪 TAMAYUKI 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー: ドメーヌ・アルビオーズ
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:北海道仁木町自社畑
ヴィンテージ:2022
柔らかくて優しい香り。
口当たりに軽いアタックがありますが、味わいは優しい。
酸味は控えめですね。
初めましてのワイナリーですね。
余市駅前のLOOPさんの系列ワイナリーで、初ヴィンテージだそうです。
後半に続きます。
食って飲んだ日:2024年7月27日
Nico渋谷 北海道ワイン試飲会 その2 ― 2024/08/09
続きです。
おつまみ追加です。イクラとチーズ
さてワインも続き、 こちらも初めましてさん。
🍷トロッコ・ワイナリー アコロン・ペティアン 2023
種類:微発泡赤ワイン
ワイナリー:トロッコ・ワイナリー (委託醸造先:10R)
葡萄品種:アコロン
葡萄産地:北海道北斗市
ヴィンテージ:2023
少しこもったような香り。(10R香かしら)
酸味は適度で、柔らかく広がる味わい。泡感は少しあるなあ、という程度。
後口に結構酸を感じました。
札幌のレストランシェフが作ったワイナリー。 2024秋にワイナリー完成予定だそうです・
:アコロン種はドイツで作られた、ブラウフレンキッシュ(レンベルガー)種とドルンフェルダー種の交配種とのこと。
🍷カーヴデクラ パックス・ロゼ 2022
種類:微発泡ロゼワイン
ワイナリー:カーヴデクラ
葡萄品種:余市町ナイアガラ 71% 木村ヴィンヤードの貴腐付きピノノワール 29%
葡萄産地:北海道余市町
ヴィンテージ:2022
ナイアガラ臭を感じます。
酸味は適度で、軽やかな味わいです。
🍷Yoka winery Pinot noir 余香 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:Yoka winery
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:北海道余市登町
ヴィンテージ:2022
これも初めましてさん。余市のピノ。
香りはさわやか、酸味は適度。
軽やかでやわらかな味わい。まるで昔のセツナウタみたいな・・・
限定394本、3年は寝かせてと・・2023年自家醸造スタート。
この2022vtは、10Rさんで委託醸造。
デクラと余香
残りはお久しぶりのワイナリーさんたち。
安心していただけますね。
🍷さっぽろ藤野ワイナリー ケ セラ 2020
種類:白ワイン(わずかに微発泡)
ワイナリー:さっぽろ藤野ワイナリー
葡萄品種:バッカス100%
葡萄産地:北海道三笠市空知地区
ヴィンテージ:2020
少しフォクシーっぽさのある香り。バッカス100%なのにね。
酸はやや控えめ。軽やかな感じの味わい。
醸造担当は、浦本さん。・・・ワイン畑浦本の方ですよね。空知に在住で、札幌には通いで醸造しているそうな。
近藤さんのお弟子さん だそうです。
🍷10R 高橋農園 KWtN 砂川 ソーヴィニヨンブラン 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
葡萄産地:北海道砂川 高橋農園
ヴィンテージ:2021
本家10R、遂に登場。
ふくよかに包み込むようないい香り。
酸は目立たず、少し苦みのある口当たり。
味わいは凛々しく広がります。
10Rと藤野
🍷NIKI HILLS オレンジ 2022
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ニキヒルズワイナリー
葡萄品種:ピノグリ100%
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
nikiのオレンジワインは初めてかな。
グリっとした感じの香り。
甘さのないドライな口当たり。酸味は適度。
キリっとしたボディ。のど越しはきれい。
🍷山﨑ワイナリー ソーヴィニヨンブラン 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:山崎ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
葡萄産地:北海道三笠
ヴィンテージ:2023
爽やかでフルーティーないい香り。
酸は控えめで、優しいながらも豊かな味わい。
NIKIと山崎
食って飲んだ日:2024年7月27日
カーブドッチどうぶつシリーズワイン会 1/3 ― 2024/08/12
7月28日、ジョイーレにて開催された「カーブドッチどうぶつシリーズワイン会 with愛弟子」会に参加して来ました。
例年開催されているカーブドッチどうぶつシリーズワイン会、このところは醸造責任者である掛川氏(44歳?!)が、新興ワイナリーの方とワイン会を行っていたが、この度草野氏(29歳)にメインの醸造を任せることになったので、今回は愛弟子と一緒のワイン会に。「でも、趣味のどうぶつシリーズは変わらず僕がやりま~す」とのこと。ちなみに掛川氏は26歳で醸造責任者になったそうな。
今回はテーブルに椅子の着席スタイル。大変快適。しかも参加希望が多く、1回を30人予定→38人へ増員。それでも一日3回の会はすぐ埋まったとのこと! お二人とも前日も別の場所でワイン会をこなしているはずだが、それを感じさせない闊達さ、いやあ、がんばっておられるう。
まずは草野ビールの提供。「Croix La Mar」
ン?まるで以前高山村でいただいたような軽い酸味で、葡萄のビールのような風味。
しかしうかがってみると、麦とホップのみで他の原料は入っていないと。それのみで風味を出すのに苦労した様子。これ薪小屋で飲んだのかしら。
今回のラインナップはこのビールの他、15種類のワインたち。どうぶつシリーズ13種類とアルバリーニョ、草野氏ワインというドリームマッチ。全て2023年ものだとのこと。2023年は雨が少ないので凝縮感が上がると思っていたが、造ってみたら例年と変わらずだった。え?普通じゃないか、と・・特にあなぐま!初代から作っているけど、抜いたろか?と思ったほど(掛川氏)
さて、ワインは泡から。
右がむささび、左がやまどり飛ぶ
むささび2023
種類:白スパークリングワイン(4.5気圧設定)
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン100%
葡萄産地:新潟県契約農家産
ヴィンテージ:2023
やわらかで落ち着いた香り。
酸はあまり強くない。少し甘酸っぱい感じの風味
ブランドノワール(黒葡萄で作った白スパークリング)で作ったもの。契約農家に作ってもらったが、色出ない、タンニン出ない、でどうするの?という事になり、泡にしたと(掛)。
やまどり飛ぶ2023 (ラブルスカ)
種類:ロゼスパークリングワイン(2.5気圧設定)
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:スチューベン主体 キャンベルアーリー メルロー1%
葡萄産地:スチューベン(山形県)他は新潟県
ヴィンテージ:2023
なんだかんだといただく機会の多いやまどり飛ぶ。
爽やかな香りで、酸はやや控えめ。
甘さはほぼなしで、グッとくるのど越し。
ここで一品めのお料理。
「アミューズ」として、新潟県産茶豆と魚介真丈のカナッペ*スイートチリソース、それと笹団子風ヨモギと小豆の自家製パン。
さて、スティルワイン
ぺんぎん2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市産
ヴィンテージ:2023
かっちりした香り。
酸味は適度、しっかりした味わい。
解説を読むと自信作のようですね。やっぱりケルナーは余市なのかな。
昔、”ぺんぎん飛ぶ”ってのもあったね。最近飛ぶのはやまどりばかり。(「飛ぶ」で、微発泡を示すみたいです)
あなぐま2023
種類:ロゼワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:サンジョベーゼ100%
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社畑産
ヴィンテージ:2023
ロゼにしては色が濃い。
少し藁っぽさのある香り。
酸味は適度にあります。軽やかな味わい。
「赤っぽいフルーツの香りでしょ、でもイタリア系品種って、何かしっくりこない」とのこと(掛)。
続きます。
食って飲んだ日:2024年7月28日
カーブドッチどうぶつシリーズワイン会 2/3 ― 2024/08/12
続きです。
もぐら2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜(自社畑)
ヴィンテージ:2023
爽やかでフルーティな香り。
酸は控えめで、口当たりに少し苦み。後口まで残ります。
味わいはさわやか。
もぐらを2022年に天然酵母にしてみてOKだったので、2023年からは全てのどうぶつシリーズを培養酵母から天然酵母に切り替えた。発酵はうまくいくけれど、葡萄の個性が何でもすべて酵母の個性に寄せてしまう培養酵母は やっぱり何なの・・と思ってしまう(掛)。
ここで二皿目。
「前菜」として、①越の鶏の新潟唐揚げ②佐渡南蛮海老のカルパッチョ*グリーンソース③栃尾揚げの玉子サンド*バルサミコソース④新潟市港南区カガヤキ農園のとうもろこしパンナコッタ⑤深雪茄子のトマトコンソメジュレ⑥浪速屋 柿の種衣の鮭フライ*アイヨリソース⑦新潟ルビームーンの山椒塩スイカ
ふらみんご2023
種類:赤ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:ピノノワール (自社畑の樹齢20年以上のものを使用!)
葡萄産地:新潟県角田浜自社畑
ヴィンテージ:2023
フルーティで、いい香り。
軽く酸味。しっかりしたピノっぽい風味。果実味良好。
リリース前のもので、旨いけど、まだ早い感じ。飲み頃は2025年頃かな?(掛)
カーブドッチ madoromi (まどろみ) 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:メルロー、メルロー、タナ、ブティヴェルド
葡萄産地:メルロー(山形) メルロー・タナー・ブティヴェルド(山梨県北杜市)
ヴィンテージ:2023
少し青い香り。
酸味は適度で、キリっとした味わい。
まどろみというよりは、覚醒といいたい風味。
草野氏醸造のワイン。メルローは青いので、いろいろ工夫してみたと。北杜市分は混醸。どれも、すっごいいい葡萄だったと。いい出汁感も出た仕上がり(草野氏)
やまどり舞う2023
種類:ロゼワイン(ステイル)
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:スチューベン主体 キャンベルアーリー デラウェア等
葡萄産地:スチューベン(山形県)新潟県
ヴィンテージ:2023
葡萄やピンクグレープフルーツみたいな香りがする。フォクシー感は無くて、いい香り。
酸味は適度。キュッとした感じの味わい。
『やまどり』には三種があり、「鳴く」は微発泡、「飛ぶ」は発泡、「舞う」はスティルという位置づけのようです。
「舞う」は久しぶりに作ってみたもの。“ラブルスカ種はジュースみたい、ワインじゃないみたい”と言われるが、ジュースじゃなくてジューシーなのを作りたい~!(掛)
今は、食用ブドウのラインナップとしてFUNPYがありますが、あちらは瓶詰時にSO2を少量添加するスタイル。
こちらはどうぶつシリーズなので完全無添加とのことです。
三皿目の「ピザ」です。
“のっぺ汁風 和風ピッツァ” 成程、細切り蒲鉾が乗っています。
いっかく 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:ケルナー ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:新潟県
ヴィンテージ:2023
オレンジっぽい、フルーティな香り。
酸はやや控えめ。軽く苦みも感じる、キリっとした味わい。
ケルナーを使っているけれど、こちらのブドウ産地は余市とは書かれていませんね。
マセラシオン3~4週間実施時にほんの僅かピノノワールの果皮を入れているらしい。
オレンジではあるが、品種が感じられるように作りたいと思った(掛)。
四皿目。
メインとして、越乃黄金豚ロースのローストポーク*魚沼産甘酒と梅肉ソース 新之助米のレモンライス添え です。
何しろいっぱい飲んだので、さらに続きます。
食って飲んだ日:2024年7月28日
カーブドッチどうぶつシリーズワイン会 3/3 ― 2024/08/12
つづき、これで最後です。
アルバリーニョで造ったワインが2種類。
写真左の、透明な方がアルバリーニョ。右はかわうそ。
かわうそ2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜
ヴィンテージ:2023
香りに少し火薬のニュアンス。
酸味は適度。口当たりにも火薬っぽさが感じられます。
味わいは厚みがあります。
どうぶつシリーズ初のアルバリーニョ。1軍(レギュラーのアルバリーニョ)を作った後の2軍?の子たちで作っているんだそうです。アルバリーニョは原産地が多雨のところなので、2023の大変な少雨の気候に弱かった!うまく成らなかったものを集めて作ってみたと。あわせて次のアルバリーニョと比べてみて(掛)
アルバリーニョ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県角田浜自社畑
ヴィンテージ:2023
今やカーブドッチの看板、レギュラーのアルバリーニョ。
香りに最初、海のニュアンス。
酸味は適度。かわうそよりは酸少な目。
ぐっと飲みごたえのある味わい。きっちりしてるなあ。
1軍と2軍の差はありありだにゃ。
両方とも酸味は適度だけど、かわうその方が酸っぱく感じた。
うみがめ2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン 木樽発酵・熟成
葡萄産地:新潟県角田浜自社畑
ヴィンテージ:2023
切れのある香り。少し樽感。
酸味は適度。キリっと抜けの良い味わい。
まだリリース前の品。8月には出したいとは考えているとのこと。
(8/12現在、発売されてました。どっちのオンラインショップで、2023のうみがめ、かわうそ、ぺんぎん、やまどり舞うが出てました。ちなみに、もぐらとみつばちの2023はすでにSold Out)
2週くらい収穫が早かったため、青っぽい印象。少しずつ良くなってはいる。香りが立つのが遅いのでゆっくりと味わって・・もしくはグラス内スワリングで促進?!(掛)
おうむ2023
種類:赤ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種: ツヴァイゲルトレーベ
葡萄産地:新潟県角田浜自社畑
ヴィンテージ:2023
少し金属っぽい香り。
酸はあるが、口当たりの味わいが強いので、バランスが取れてます。
味わいは濃醇で、コクがあります。
南仏の赤、粗いタンニンを目指してみた!2023年のコレは今までで一番良かった~!「めっちゃ旨くない?」客に語り掛ける醸造者・・(掛)
例年赤で造るらしいおうむ、2022は気候のせいでロゼワインにせざるを得なかったのが、2023は再び赤ワインにできて、しかも会心の作になって、良かったですね。
五皿目。最後のお料理です。
「パスタ」として、新潟産舞茸と和牛のボロネーゼ パッケリー二 佐渡乳業ゴーダチーズかけ
これに、カーブドッチアルバリーニョのワインパミスを使った自家製パンがそえてありました。
ワインはラスト2杯。
右がみつばち、左がくま。
みつばち2023
種類:白ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:シュナンブラン
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜(自社畑)
ヴィンテージ:2023
みつばちって、動物シリーズの中でもなかなかお目にかかれない奴。
香りに苦味のニュアンス。
酸味は適度。
味わいにも少し苦み。(ミネラル?)
ドライな味わいです。
還元気味なので、ゆっくり飲んでね、とのことだったが、どの辺が還元なのかはワシにはわからなかった。
だんだん収量が落ちてきて、以前3樽作れていたものが2樽になり、もう在庫がほぼ無い状態だが、いろいろ問題があって畑を増やせない(掛)。
(8/12、売り切れてました。)
くま2023
種類:赤ワイン
ワイナリー: カーブドッチ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン レゲント(ドイツ系品種)
葡萄産地:新潟県角田浜自社畑
ヴィンテージ:2023
柔らかいけれど、強い感じの香り。
酸味があり、苦渋のコクが強いですね。
作る年ごとに品種が違う“くま” 12月頃発売予定。 他所のイベントで「還元している」と言われた。ないない尽くしのろくでもない葡萄だが・・温度が上がってほどけると、すごく良くなると思うので、ゆっくり飲んでほしい。“良い葡萄”の感じが揺らぐものだと感じている。
以前、ワイナリーで買ってきたくま(カベルネフラン)が今一つ、というか、変だった。
恐る恐るいただいたが、大変結構でしたね。変だったのは、たぶんそのボトル単体の変質だったんだでしょう。
動物の会、以上です。
ずいぶんいただいたなあ。
食って飲んだ日:2024年7月28日
角屋さん 1泊目 ― 2024/08/13
新潟のふる里に避暑に行ってきました
もちろん、いつもの角屋旅館さんです。
いつもの好ましい、穏やかな対応。
でも、前回の宿泊から3か月で、さらにうれしい変化が。お部屋に湯かご(お風呂に出かけるのに持っていく籠です)が置かれていたこと、お部屋のお手洗いにしっかりした手すりと棚が付いたこと。便利だし安心。
BYOを受け入れてくださる角屋さん。
今回は3泊なので、4本持ち込みました。
ワインそれぞれの感想は、別記事で。
さて初日の夕食は、旬野菜コース。
先付
焼き茄子と牛すじのお浸し
3泊目が黒毛和牛コースの予定ですが、これは小手調べでしょうかね。
いや、おいしい。
前菜三品
焼きとうもろこし 煮トマト 茄子煮 / モロヘイヤと浅蜊のお浸し / 枝豆
お造り
カワハギの洗い 南蛮海老 蛸 刺身蒟蒻
野菜コースですが、これくらいはないとね。
台の物が早々とセットされました
旬野菜 いろいろ蒸籠蒸し 湯葉醤油と生姜醤油にて
野菜コースは、これが目玉ですよね。蒸すのに時間がかかるので、早めの登場です。
ここで、別注の岩牡蠣登場
こいつが夏のお楽しみ。つるぷりゅん。
焼物
お品書きには 「玉ねぎチーズ焼き」と 記載があったのですが、なんとカニとズッキーニのチーズ焼きになってました!
うれしいっ
蒸しあがりました台の物
旬野菜 いろいろ蒸籠蒸し 湯葉醤油と生姜醤油にて
蒸し立ては熱々ですが、部屋が涼しいので、夏でもおいしくいただけます。
揚げ物
揚げ茄子田楽
これもまた野菜コースのお楽しみ。赤ワインに好適。
酢の物
旬野菜サラダ 牛肉乗せ
これ、最初の方に出してくれれば最高なんだが・・・
お食事等
海老の味噌汁 香の物 (ご飯無しでお願いしてます)
これはさっきのお造りにいらした海老さんですかね。
デザート
西瓜
今季初スイカかな。
翌朝の朝食
名物卵焼きは、甘い玉子焼きでした~
朝に、安田牛乳と人参リンゴジュースを頼んであったんですが、出てくるのが遅れて、写真を撮り忘れました。。
角屋さんに向かう道すがら、水原の駅で涼もうと思ったらなんと冷房ついて無かった!
よく見たら駅に乗降客があっても駅員さんの姿無く、乗務口のカーテンが開くことも無かった。無人駅になっていたのね・・・角屋さんの方に聞いたら、昔は駅員さんもたくさんいて、ここらでは賑やかな駅だったそうな。それが無人駅なんてね・・と感慨深い様子だった。わずかな間に移り変わる世の中だにい。
泊まった日:2024年7月31日
城戸ワイナリー プライベートリザーブ メルロー 2011 ― 2024/08/14
種類:赤ワイン
ワイナリー:Kidoワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原自社農場
ヴィンテージ:2011
抜栓日:2024年7月31日
城戸ワイナリーのプライベートリザーブメルロー2011です。
香りは落ち着いて、気品を感じます。
酸味、苦味、渋味が調和して、濃厚にまとまった味わい。
2011vt.ですが、13年も経っているとは思えません。枯れたりヘタったりしたようなところは微塵も無し。
素晴らしくおいしい。
角屋さんに持ち込んで3日かけていただいたわけです。
抜栓2日目3日目と、香りの充実感が増して、甘ささえ感じるような香りに。
味わいも日増しにコクが増してきました。
しゅくりあさんで11年ほど、我が家で2年少々熟成してました。
そろそろ飲まんと飲み頃を過ぎちゃうんじゃないか、とタイミングを見計らってたんです。
満を持しての角屋さん持ち込み! 大当たりぃ・・・というよりは、まだまだ大丈夫だったかも・・・
ワイナリー:Kidoワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原自社農場
ヴィンテージ:2011
抜栓日:2024年7月31日
城戸ワイナリーのプライベートリザーブメルロー2011です。
香りは落ち着いて、気品を感じます。
酸味、苦味、渋味が調和して、濃厚にまとまった味わい。
2011vt.ですが、13年も経っているとは思えません。枯れたりヘタったりしたようなところは微塵も無し。
素晴らしくおいしい。
角屋さんに持ち込んで3日かけていただいたわけです。
抜栓2日目3日目と、香りの充実感が増して、甘ささえ感じるような香りに。
味わいも日増しにコクが増してきました。
しゅくりあさんで11年ほど、我が家で2年少々熟成してました。
そろそろ飲まんと飲み頃を過ぎちゃうんじゃないか、とタイミングを見計らってたんです。
満を持しての角屋さん持ち込み! 大当たりぃ・・・というよりは、まだまだ大丈夫だったかも・・・
城戸ワイナリー オータムカラーズ シャルドネ 2016 ― 2024/08/14
種類:白ワイン
ワイナリー:Kidoワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原自社農場
ヴィンテージ:2016
抜栓日:2024年7月31日
城戸ワイナリーのオータムカラーズシャルドネ2016です。
8年経ってます。色はかなり濃いめ。
紹興酒みたいになっちゃってないか心配でしたが、香りはギリギリ大丈夫。
酸味はかなりこなれていて、ちっとも酸っぱくない。
味わいはしっかり、濃度十分の白ワインを保っています。
岩牡蠣に相性抜群。
2日目3日目と、香りは紹興酒っぽさが薄らいで、白ワインっぽさが戻ってきました。
味わいの方も紹興酒の気配は微塵もなくなって、キリッとした口当たりに濃厚で豊かな味の美味しい白ワインに。
飲むのに3日かけてよかった。
しゅくりあさんに7年、我が家に1年寝ていた1本です。
今回角屋さんに持ち込んでよかったなあ。これ以上寝かせてたら紹興酒街道まっしぐらだったんじゃないかなあ。
ワイナリー:Kidoワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原自社農場
ヴィンテージ:2016
抜栓日:2024年7月31日
城戸ワイナリーのオータムカラーズシャルドネ2016です。
8年経ってます。色はかなり濃いめ。
紹興酒みたいになっちゃってないか心配でしたが、香りはギリギリ大丈夫。
酸味はかなりこなれていて、ちっとも酸っぱくない。
味わいはしっかり、濃度十分の白ワインを保っています。
岩牡蠣に相性抜群。
2日目3日目と、香りは紹興酒っぽさが薄らいで、白ワインっぽさが戻ってきました。
味わいの方も紹興酒の気配は微塵もなくなって、キリッとした口当たりに濃厚で豊かな味の美味しい白ワインに。
飲むのに3日かけてよかった。
しゅくりあさんに7年、我が家に1年寝ていた1本です。
今回角屋さんに持ち込んでよかったなあ。これ以上寝かせてたら紹興酒街道まっしぐらだったんじゃないかなあ。
小布施ワイナリー ドメイヌソガ ムラサキ第七農場 カベルネ・ソーヴィニヨン サンシミ 2020 ― 2024/08/14
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県高山村ムラサキ第七農場
ヴィンテージ:2020
価格:4950円
抜栓日:2024年7月31日
小布施ワイナリーのドメイヌソガムラサキ第七農場カベルネ・ソーヴィニヨンサンシミ2020です。
角屋さんに一緒に持ち込んで、同時に開けた城戸さんのPRメルロと比べると、割とさわやかな感じの香り。
適度に酸味あり。苦味や酸味はこなれて一体化して、コクのある味わいにまとまっています。
少し時間が経って、香りがフルーティに。
2日目はカベソーっぽい香りになったような。酸味はややおさまって、まろやかに。
3日目、酸味はさらにおさまって、バランスよくなりました。苦みのコクが出てきたかな。
小布施ワイナリーに試飲に行って、その時に買ってきたやつです。
特別なセットを販売していまして。その中に入ってました。
数年寝かせてほしいということだったんですが、セットにはそんなのが何本もあったので、1本出てきちゃいました。
小布施さんのおすすめなので、さすがにおいしいですが、城戸さんの2011vtと比べると、やっぱり若々しいなあ。
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県高山村ムラサキ第七農場
ヴィンテージ:2020
価格:4950円
抜栓日:2024年7月31日
小布施ワイナリーのドメイヌソガムラサキ第七農場カベルネ・ソーヴィニヨンサンシミ2020です。
角屋さんに一緒に持ち込んで、同時に開けた城戸さんのPRメルロと比べると、割とさわやかな感じの香り。
適度に酸味あり。苦味や酸味はこなれて一体化して、コクのある味わいにまとまっています。
少し時間が経って、香りがフルーティに。
2日目はカベソーっぽい香りになったような。酸味はややおさまって、まろやかに。
3日目、酸味はさらにおさまって、バランスよくなりました。苦みのコクが出てきたかな。
小布施ワイナリーに試飲に行って、その時に買ってきたやつです。
特別なセットを販売していまして。その中に入ってました。
数年寝かせてほしいということだったんですが、セットにはそんなのが何本もあったので、1本出てきちゃいました。
小布施さんのおすすめなので、さすがにおいしいですが、城戸さんの2011vtと比べると、やっぱり若々しいなあ。
カンティーナ・リエゾー RIEZO BIANCO Nerello Mascalese 2022 ― 2024/08/14
種類:白ワイン
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:ネレッロ・マスカレーゼ
葡萄産地:長野県高山村
ヴィンテージ:2022
価格:プレゼント
抜栓日:2024年7月31日
カンティーナ・リエゾーのRIEZO BIANCO Nerello Mascalese 2022です。
色は白め。
爽やかで凛としたフルーティな香り。
酸味は適度。
キリッとした口当たりの後に広がる果実味。
2日目、3日目と香りは柔らかく変化してきました。
味わいも柔らかさが増しました。
一緒に開けた城戸さんのシャルドネが濃醇の極みだったせいで、実際より軽く感じちゃってるかも。
リエゾーさんに植樹体験に行きまして、その時のいわば参加賞としていただいたやつです。
ランチタイムにいくつかいただいた中で、一番はっきりした味わいで目立ってたやつです。
ワイナリーでいただいた時ほどのはっきりした味わいを感じ取れなかったのは、一緒にあけた城戸さんのせいですねえ。
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:ネレッロ・マスカレーゼ
葡萄産地:長野県高山村
ヴィンテージ:2022
価格:プレゼント
抜栓日:2024年7月31日
カンティーナ・リエゾーのRIEZO BIANCO Nerello Mascalese 2022です。
色は白め。
爽やかで凛としたフルーティな香り。
酸味は適度。
キリッとした口当たりの後に広がる果実味。
2日目、3日目と香りは柔らかく変化してきました。
味わいも柔らかさが増しました。
一緒に開けた城戸さんのシャルドネが濃醇の極みだったせいで、実際より軽く感じちゃってるかも。
リエゾーさんに植樹体験に行きまして、その時のいわば参加賞としていただいたやつです。
ランチタイムにいくつかいただいた中で、一番はっきりした味わいで目立ってたやつです。
ワイナリーでいただいた時ほどのはっきりした味わいを感じ取れなかったのは、一緒にあけた城戸さんのせいですねえ。
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