クラツー大人の社会科見学~2025/02/01

ひょんな事から、クラツーの日帰り旅「大人の社会科見学」に参加することに。
今回の旅は、上野発着のツアーバスで,
①キリンビール取手工場 → ②牛久シャトー → ③筑波ハム陣屋 の3か所を巡るもの。しかもトイレ付バスとなれば、安心していただけるというもの。
参加してみれば、バスには我らを含め33名のお客様とか。ほぼ満席です。
今まで、満席には程遠いツアーばかりだった我らは驚くばかり。いやあ、1万円弱のお値段で、ヒットポイントに楽にアクセス出来るプラン。そりゃ人気だよ。

①キリン取手工場
キリン取手工場

  到着してまずのエレベーターがこんな感じ。
エレベーター
ビールのイメージで、黄金比7:3なんだそうな。作りこんでありまする~
  ホップと麦芽を展示したお部屋へ。
ホップと麦芽を展示したお部屋
どちらも手に取っていただくことが出来ます。ポップは寒い地域で栽培され、東北が栽培の中心。今回のものは岩手産だと。ホップは割ってつぶすと、ビールの香りがほんわりと。
ホップ
麦芽は香ばしくてポリポリいくらでもいただけるお味。
麦芽
移動する間も、なんとも香ばしい香りが通路にたちこめて雰囲気上々。良き良き。

  巨大な銅釜のところへ移動。
巨大な銅釜
現在は銅製は作り手不足で使われておらず、奥にあるステンレス製に代わっているとのこと。
巨大な銅釜

  ここで一推しの一番搾り麦汁の飲み比べ体験。
麦汁の飲み比べ
左が一番搾り麦汁、右がお湯を足して2番搾りにした麦汁、なんとハートランドのものだとか・・
  どちらも香ばしく旨甘いが、一番搾りのほうが黄金色が濃くて味が強い。取手工場はキリンの一番大きい工場で、製造番号は+24、カンや瓶に表示されているそうな。

  お待ちかねの試飲会場へ移動。
試飲会場
まずは、マイスターが1杯1杯入れてくれる
マイスター
一番搾りを味わう
一番搾り
~その後、3種類のテイスティングセットが登場。
テイスティングセット
左から1番搾り、真ん中が一番搾りプレミアム、ホップ香が高く、贈答の時期に発売される季節的な発売品なんだとか。右は一番搾りの黒生。甘く芳醇な香りで、苦くない。口広のグラスの中でゆるやかに1回転させると香りがより立つと教わって早速実施。
生産ラインの見学ではなくて、見学のためのコースだった。そうだよね、全体は東京ドーム5個ぶん以上もあり、広大すぎるようだ。

②牛久シャトー
  次が牛久シャトー。
牛久シャトー
以前訪問したのは閉鎖する直前だったせいか、照明も暗く寂れた印象だった。今回は明るくどこも綺麗な感じ、資本が投入され自治体の後押しも貰えて本当に良かったね!
入ってすぐの部屋で、創業者、神谷伝兵衛さんが映像でご挨拶くださいました。
神谷伝兵衛さんが映像で

  ここの創業は121年前。ワイン造りの一貫体制を始めたのはここが最初だそうな。鉄道を使って浅草の神谷バーまで輸送していた、産地と消費地を結んだ先進的な構造だったのだ。生産は当初の3000本から13万本へ拡充し、大規模なグラヴィティフローを行い、生産・出荷も画期的な規模で行っていた。戦後は農地改革の影響で、山梨は小規模経営がほとんどで影響はなかったが、広大な葡萄畑を持っていたここ牛久は一気に衰退したとのこと。
  2階に移動すると大広間、比密閣。
比密閣
創業者はここに有力者を招きまくっていたことが展示品からも容易に想像される。
板垣退助のサイン
オルガン様の折り畳みベッドもあったが勿論舶来品。みな、持ってくるのが大変だったろうに。

  売店に移動してワインを頂く。1杯500円の有料試飲。ワインサーバーの写真はSNSにアップしないようにとのお達し。
店内では飲まずに外で飲めと。外には素敵なお席がありました。
素敵なお席でワイン
右がデラウエア、左がMBA F+

🍷シャトーデュヴァン デラウェア2023
シャトーデュヴァン デラウェア2023
種類:白ワイン
ワイナリー:牛久シャトー (委託醸造:山形県 大浦葡萄酒)
葡萄品種:デラウェア
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:2023
香りは弱い(このカップじゃね)が、若干デラ臭。
酸は無く、うまみもない。甘苦いだけ。


🍷マスカットベーリーA F+ 2023
マスカットベーリーA F+ 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:牛久シャトー
葡萄品種:マスカットベーリーA
葡萄産地:山形県、茨城県牛久市
ヴィンテージ:2023
甘い香り。MBA臭だね。
味わいには特に甘ったるさは無い。
軽い酸味の味わい。コクは無い。

先日ジョイーレでいただいた「牛久醸造場」のものと比べると数段落ちるなあ。
試飲のサーバーは「牛久シャトー」のワインしかなくて、ショップの棚にも、牛久醸造場のものはありませんでしたね。
牛久醸造場の創業者は、以前牛久シャトーでスタッフとして在籍していたけれど、牛久シャトーがいったん閉鎖した時に希望退職して、その後独立したんだとか。現在は無関係のようですね。


③筑波ハム
筑波ハム
  到着するとガラス越しに見える工場は休憩中??とかで無人だったが、売店には沢山の人、人・・。なるほど、団体客が次々に来て、製造しているいとまが無い?!筑波ハム等を売る陣屋という売店を中心に、ベーカリーや様々の売店があり、大型バスがたくさんやってくるモールになっていた。昔の筑波ハムを知る方が、レストラン併設の小さなところだったが今はすごい・・と言っていた。集客アップデートに成功しているようだ。

いやあ、キリンビールで7000円、筑波ハムで9000円以上も買い物をしてしまった。
筑波ハムで買った品の一部
写真は筑波ハムで買った品物の一部。

クラツーも訪問先もウインウイン、すごいツアーだった。
社会科見学おそるべし、またこんなのに行ってみたいね。

行って飲んだ日:2025年1月30日



ピノ・コッリーナ メルロー 20222025/02/01

ピノ・コッリーナ メルロー 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ケ岡
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山形県鶴岡市羽黒町松ケ岡
ヴィンテージ:2022
価格:不明(頒布会)
抜栓日:2025年1月30日

ピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ケ岡のメルロー2022です。
フルーティで穏やかな香り。
まろやかな口当たりですが、直後に苦味がやってきます。酸味はやや控えめ。渋味はあまり目立ちません。
苦味基調の味わいが最後まで支配的でした。
ブルーチーズなんかと合わせたら、苦味が少し引っ込んで、まろやかな甘さがほの見えた感じ。

ピノ・コッリーナさんの頒布会みたいなのに入っていて、今回が最後の1本。
去年までは「しゃらくせえ」なんて名前の変なラベルのやつだったけど、今年のはまとも。
でも開けた時点での味わいは、去年の方がまとまってたような。
今年のはまだ開けるのが早かったかも。

・・・小瓶に分けといたのを2晩経ってからいただいてみたら、味わいが丸くなって、まとまってきたような。

ドメーヌ・ブレス ワイン会2025/02/02

2月1日の土曜日の昼下がり、ワインショップnico渋谷店で、
店内
43名を集めドメーヌブレスさんのワイン会が行われた。

ドメーヌブレスさん、事業を始めて10年経った時に、セカンドステージとしてワイナリー名をルレーヴ → ブレスへ変更。

観光型のマイクロワイナリーを作りたい、という当初からの夢を実現すべく、ワイナリー・宿泊施設・試飲の出来るカフェを併設。個人でこれをやっているのは珍しいと思うと。

ドメーヌブレスは、12種類の葡萄を植えている。規模の割に品種が多いのは、リスク分散と、収穫時期をずらして人手や醸造の集中を避ける意味でも大変役にたつもの。9月中旬から10月下旬という長めの期間に収穫を行っている。

今回は、6種の試飲が出来た。

※おつまみにキッシュロレーヌ&フレッシュチーズ付き
おつまみ

本間さんのご挨拶&ワイナリー紹介のお話の間に、乾杯用の泡が注がれました。 

🍷ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021
ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021

ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ(38%)ムニエ(31%)ピノノワール(31%)
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2021
本間さんの冒頭のお話が長引いてなかなか乾杯ができず、泡はどこかに行ってしまった。
キリっとしてフルーティな香り。口当たりは引き締まって、やや酸あり。
味わいは結構濃厚な果実味を楽しめた。

~本間さん解説より~
 2021年は良いヴィンテージの年だった。スパークリング用で早摘みした葡萄を使用、ステンレスタンクで発酵後に和三盆糖を使用し瓶内二次発酵、ブレスとしては長めの24カ月熟成。国内では珍しいムニエを使用したスパークリングワインにした。生産318本。瓶詰めの時に少量亜硫酸を入れている。  
 

🍷ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023
ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023

ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、ムニエ、シャルドネ、トラミーナ、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、オーセロワ、メルロー、ドルンフェルダー
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
華やかな香り。すこーしだけゲヴェルツっぽさを感じる。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。
軽い苦みも伴って、コクのある味わい。果実味上々。

~本間さん解説より~
   通常のMUSUBIは毎年7,8種類の混醸ワインとして作るが、この十二単はアロマチック品種等が加わった12種類の混醸ワイン。12使わないと十二単は名乗れない。
 昨年、特注の灰色っぽい色の卵型コンクリートタンクを導入したが、卵型は、中から外へのきれいな対流がむらなくゆっくりおこる。2024vtはコンクリートタンクを使ったオレンジワインになる予定。このオレンジワインは、コンクリートタンクと相性がいい印象だった。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022
ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022

ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
香り爽やか、口当たりも酸味適度。
味わいはきりりと引き締まって、口当たりより酸味が強調される感じ。

~本間さん解説より~
   当ワイナリーは混醸のイメージが強いが、実はメルロー、シャルドネ、ピノノワールは単一醸造で出しているものもある。この2022年はちょっと濁りがあり、ナチュラル寄り、古樽と新樽を半分ずつ使用。北海道でも気候が暖かくなって、ケルナーがうまくいかなくなってきたので、シャルドネに移行中。北海道で多い品種は、今後このような移行を考えないといけない時期に来ている。

 
🍷ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023
ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023

ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
色は2022vtよりクリア。香りはさわやかで、22vtに似てる。
口当たりはやわらか、酸味は22vtより控えめ。
味わいは、酸味が少ない分、優しくて上品。

~本間さん解説より~
   同じシャルドネの2022年ものと比べ、混濁が無く清明、エレガント系。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022
ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022

ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:メルロー、ムニエ、ピノノワール、ピノグリ、シャルドネ、トラミーナ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
やわらかな、かすかに甘さを湛えた香り。
口当たりは柔らかく、酸味はやや控えめ。
柔らかく広がる果実味。

~本間さん解説より~
   自社で栽培している6種類を使用。メルローのセニエ果汁や搾汁後他のタンクに入りきらなかった各品種の果汁を混醸した、まかない的ロゼだとのこと。所謂“まぜこぜ”。メルローは、本州のと比べ、酸が強め。2024年から、メルローを購入出来るようになった。北海道のも、結構完熟までいけるようになってきた。栽培も、今まで植えてきた品種と比べて楽。ツヴァイゲルトの後にメルローでいけると思っているところ。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022
ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022

ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー: ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:ムニエ64%、ピノ・ノワール36%
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
色は赤としては淡い。ま、ピノ系ですから。
香りはやわらかな花のような、ピノっぽい香り。
酸味は適度にあるが、優しい酸。
苦味は軽く、渋味はほとんど感じない。
味わいの余韻が長い。

~本間さん解説より~
   ムニエを植えているところは多くない。木村さんは抜いてしまった。ムニエは、房が小さく皮が薄い。つまった房で玉割れが起きやすく、雨が降るとすぐ割れてきて完熟までもっていくのがとても難しい。黒葡萄品種なのにムニエが入った赤ワインをあまり見かけないのはどうしてか、と思っていたが、栽培してみてわかった。この、ムニエが入った混醸赤ワインは、世界的にも珍しいのではないか。
   ムニエはとても味が良いが、切れが良すぎてアフターが続かない。それを補うのがピノノワールだと考え、合わせてみたもの。

 造れる年には樽熟をかけたプライベートリザーブを造っている。2023年は久しぶりに造ってみた。造るのは、ピノノワールが残っているかで決めている感じ。ある意味良くない年のほうが造れるのか?
 
 ボトル販売も抽選で行われ、購入出来たボトルにサインもして貰えた。我が家もIto ~糸~2023 と、MUSUBI ~結~2022の2本を購入し、サインをお願いした。
本間さん
これは我が家ボトルに本間さんが書いてくれているところ。トレードマークの帽子は被っていなかったのだ。
通常のサインはホワイトでボトルのガラスに書くけれど、これだとこすれていつか消えてしまう。ということで、消えないようにラベルにも黒ペンでサインしてもらった。
糸と結



飲んだ日:2025年2月1日



水掛醸造所 シルヴァーナ 20232025/02/04

水掛醸造所 シルヴァーナ 2023

種類:白ワイン
ワイナリー:水掛醸造所
葡萄品種:シルヴァーナ
葡萄産地:長野県原村
ヴィンテージ:2023
価格:4290円
抜栓日:2025年2月3日


水掛醸造所のシルヴァーナ2023です。
いただくのは2回目ですね。

グラスに少し泡。スティルワインのはずだけれども。
ちょっと甘やかでフルーティな香り。

口当たりに泡っぽいピリ感。
酸味はおだやか。軽い苦味を伴う、ちょっと刺激的な味わい。
時間が経って、香りも味わいもまろやかになったような。

吉江ヴィンヤード 孤雁 20222025/02/04

吉江ヴィンヤード 孤雁 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:吉江ヴィンヤード
葡萄品種:メルロー/カベルネソーヴィニヨン/プティベルド
葡萄産地:長野県塩尻市の片丘地区
ヴィンテージ:2022
価格:3600円
抜栓日:2025年2月3日

吉江ヴィンヤードの孤雁2022です。

やや紫がかった濃いめの色合い。
まだ少し青さの残ったような凛々しい香り。
少し甘さをほのめかしながら、優しい苦渋味の立った口当たり。
酸味は穏やかに、苦渋の奥に引っ込んでいる。
コクの豊かな後味。

今いただいてもおいしいですが、もっと寝かせるとさらに良さそう。

時間が経って、チーズと合わせたら、苦渋味が消えて、まろやかになりました。これはおいしい。

委託醸造先はベリービーズワイナリー。
吉江さんの委託先はベリービーズワイナリと、サンサンワイナリーとがありますね。
ベリービーズさんのやつは赤白ともに濃厚ではっきりした味わい、サンサンさんの方は比較するとさっぱりまろやか系かな。

濱田ヴィンヤード ブラン 20222025/02/06

濱田ヴィンヤード ブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:濱田ヴィンヤード
葡萄品種:バッカス、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ(自社農園産)
葡萄産地:北海道空知の三笠市達布の丘
ヴィンテージ:2022
価格:4950円
抜栓日:2025年2月5日


濱田ヴィンヤードのブラン2022です。

派手すぎず、凛々しくて落ち着いた香り。
口当たりはノーブルというか、バランスが取れていて充実感。酸味はやや控えめ。
コクのある大人な味わい。華やかさや甘ったるさは皆無で、落ち着いた味。
時間が経って、香りが華やかになってきた。ゲヴェルツっぽい?

葡萄品種は実ははっきりしません。記載の品種はある酒屋さんの記事からの転記です。
2022vtは白はブランだけの発売で、「濱田ヴィンヤードが栽培する白ワイン用品種を混醸した一本。」という説明もありました。2023vtも同様で、そちらの葡萄品種には9種類くらい挙がっていました。なので、この22vtも同じくらいの多種類なのでは、とも思います。ただし、23vtの品種の中にもゲヴェルツは入ってませんでした。

あの香りは、バッカス、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネの3品種からは想像できません。
23vtはバッカス以外の全ぶどう品種を使ったということで、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ピノグリ、ケルナー、ミュラートゥルガウ、ピノブラン、リ-スリング、セイベル、モンドブリエ(自社農園産)となってます。
さて、どれがあの香りの正体か。

カーブドッチ ツヴァイゲルトレーベ 20232025/02/06

カーブドッチ ツヴァイゲルトレーベ 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチワイナリー
葡萄品種:ツヴァイゲルトレーベ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜自社農園
ヴィンテージ:2023
価格:(参考)¥3,520
抜栓日:2025年2月5日

カーブドッチのツヴァイゲルトレーベ2023です。
少し紫がかった色合い。
香りにも少し青っぽさがあります。
口当たりにフレッシュ感。酸味は適度。
味わいには少し甘さのニュアンスがあるものの、まろやかさはあまりなくて、硬派な味わい。
ちょっと開けるのが早かったかなぁ。
時間が経って、少し味が乗って来た印象。

醸造担当が草野竜征さんになってますね。

プレミアムクラブの頒布物件なので、実際の購入価格は不明。

シャトーメルシャン 新鶴アルバリーニョ 20202025/02/08

シャトーメルシャン 新鶴アルバリーニョ 2020
種類:白ワイン
ワイナリー:シャトーメルシャン
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:福島県会津美里町新鶴地区
ヴィンテージ:2020
ワイナリー小売価格:5,500円(税込)
抜栓日:2025年2月7日

シャトーメルシャンの新鶴アルバリーニョ2020です。

開栓直後、落ち着いた豊かな香り。あまりアルバリーニョっぽいところは感じません。
口当たりはずっしり濃醇。酸味は豊かだけど、鋭くはない。この酸味はよそのアルバリーニョでは感じたことが無いような。
果実味も豊かで、喉越しに軽い苦味を伴います。
時間が経って、香りはアルバリーニョっぽい花のような感じが出てきました。酸味もマイルドになって、味わいにもアルバリーニョっぽい感じが出てきました。

葡萄産地は会津の新鶴で、醸造場はメルシャンの勝沼ワイナリー。

しゅくりあ小布施会2025/02/11

2月9日、今年初のしゅくりあワイン会が行われた。 今回は「小布施ワイン・バックヴィンテージ会」。垂涎のプログラム。

まずは乾杯、スパークリングから。

🍷ソガペールエフィス スパークリングワイン R 2014
ソガペールエフィス スパークリングワイン R 2014
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:Domaine Cactiau産シャルドネ&ソーヴィニヨンブラン
     Domaine Sogga産ケルナー&バッカス
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町and/or高山村
ヴィンテージ:2014
泡はフルートグラスというんでしょうか?細長いので供されました。そのせいか、香りはよくわかりません。
泡は見えますが、口当たりの泡感は弱めかな。
酸味は適度で、やわらか。味わいはしっかり、結構濃厚。
11年経ってるせいか、味わいの奥に紹興酒っぽさを感じ取れます。

グラスの写真を撮り忘れたみたい。(:_;)
Domaine Cactiauは高山村だと思う。
 
お料理も開始です。

*林檎&カッテージチーズのサラダ
サラダ
 ~ヤーコン/もものすけ ドレッシングにて

*焼き胡麻豆腐
焼き胡麻豆腐
 餡 山葵のせ
 
🍷ドメイヌソガ 飲マンデシ 2016
ドメイヌソガ 飲マンデシ 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種: ソーヴィニヨン・ブラン63%、リースリング19%、プティマンサン8%、ゲヴェルツトラミネール7%、ミュスカ3%(シャインマスカット、ネオマスカットのようなハイブリッドではない)
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2016
フルーティな香り、酸味は適度。
バランスのとれた良い味わいです。下のサンクセパージュに遜色ない印象。

飲マンデシといえば小布施さんでも普及版のクラス。それでもドメイヌソガ(=自社畑産)なんですねえ。
 
🍷ドメイヌソガ サンクセパージュ サンシミ 2015
ドメイヌソガ サンクセパージュ サンシミ 2015
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン44%、シャルドネ34%、ピノブラン12%、リースリング6%、ゲヴェルツトラミネール4%
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2015
香り芳し良い香り。酸味は適度。バランスが良くて、充実した味わい。
サンクセパージュは、小布施さんの白の中でも特に好きな銘柄。今回もおいしいです。
でも、上の飲マンデシと、葡萄品種は二つ違いですね。

  ”サンクセパージュ“は仏語で5つの品種の意。 ”サンシミ“の表すところは、曽我さん曰く、「”サンシミで葡萄を栽培”=除草剤・殺虫剤・現代殺菌剤無しで栽培したもの」、「”サンシミで発酵“=無補糖・無補酸、天然酵母醸造」を指すのだそうだ。
 
*白子ホイル包み焼き
白子ホイル包み焼き

開けたらこんな感じ
白子ホイル包み焼き

 
🍷ドメイヌソガ ソーヴィニヨンブラン・熊之堂 2015
ドメイヌソガ ソーヴィニヨンブラン・熊之堂 2015
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町熊之堂(くまんど)畑 (ワイナリーから歩いて5分の、一番近い自社畑)
ヴィンテージ:2015
凛々しい香り。口当たりはしっかり。
酸味は適度で、豊かな充実した味わいが長く続きます。

 

🍷ソガ・ペール・エ・フィス ヴィオニエ 2017
ソガ・ペール・エ・フィス ヴィオニエ 2017
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ヴィオニエ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村 角藤農園
ヴィンテージ:2017
爽やかな香り。酸味はやや控えめ。優しい味わい。

🍷ドメイヌソガ プティマンサン・セック 2016
ドメイヌソガ プティマンサン・セック 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:プティマンサン
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町(and/or高山村)自社畑
ヴィンテージ:2016
色合い濃いめ。香り濃厚。
酸味は適度。味わい充実していて、大変結構です。
 
 裏ラベルの解説によると、2016年はセック(辛口)に出来たが、翌年からはモアルー(甘口)だと。
畑は小布施と高山村のどっちかは不明。高山村の畑にもプティマンサン植えてるみたいだし。

   
🍷ドメイヌソガ アルバリーニョ 2017
ドメイヌソガ アルバリーニョ 2017
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町自社畑
ヴィンテージ:2017
花のような香り。それほど顕著に感じないのは、いろいろ飲んで鼻が利かなくなってるのか、プティマンサンの香りが強すぎるからか。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。しっかりした果実味。
 

*春子(かすご)鯛の小鍋
春子(かすご)鯛の小鍋
銘々に小鍋で。12人分、どうやっていっぺんに用意したのかしら。

🍷ドメイヌソガ シャルドネ ヴィーニュ サンシミ 木樽不使用 2016
ドメイヌソガ シャルドネ ヴィーニュ サンシミ 木樽不使用 2016
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡小布施町 自社畑
ヴィンテージ:2016
香りはフルーティで、なんだかパイナップルみたい。
口当たりはきっちりしていて、酸味は適度。
きれいな味わい。

   解説によると、この年も、2%アルコール分の補糖を行っています(補酸はなし) なので、ラベルは「Vin Sans Chimie」ではなく「Vigne Sans Chimie」としています。とのことです。

 
🍷ドメイヌ・ソガ ピノ・ノワール クレレ ヴィーニュ・サンシミ 2016
ドメイヌ・ソガ ピノ・ノワール クレレ ヴィーニュ・サンシミ 2016
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:長野県上高井郡高山村 自社畑
ヴィンテージ:2016
透明できれいなルビー色。
香りはさわやか。口当たりは柔らかく、酸味は適度。
優しく広がる味わい。
 
*たんシチュー
たんシチュー
いや、これがうまいのなんの。毎回お願いしたいなあ。

 🍷ドメイヌソガ プティヴェルド・サンシミ 2014
ドメイヌソガ プティヴェルド・サンシミ 2014
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種: プティヴェルド
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ農場 自社畑の6カ所で分散栽培
ヴィンテージ:2014
やわらかな香り。口当たりはしっかり。酸はやや控えめ。
しっかりと濃厚な果実味。うまい。


🍷ドメイヌソガ カベルネソーヴィニヨン・サンシミ 2014 ムラサキ第一農場 ルミリアシオン
ドメイヌソガ カベルネソーヴィニヨン・サンシミ 2014 ムラサキ第一農場 ルミリアシオン
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第一農場
ヴィンテージ:2016
ちょっとざらっとした感じを覚える、けれど充実した香り。
口当たりはしっかりしたものだけれど、優しい。
酸味は目立たず、濃厚で充実した味わい。こいつはうまい。

ルミリアシオン(屈辱感)と銘打っているけれど、裏ラベルの解説にはその理由が明記はされてませんね。「例年に比べてヴォラタイルな香味が」とあるけれど・・・
果実香をヴォラタイル(揮発香)が邪魔してしまうルミリアシオンに蝕まれながらも、樽出しまでには絶妙な香味のエッセンスに変化をとげたのだとか?

小布施さんのルミリアシオンはどれもおいしいというのが実感ですけれど、これもそうだなあ。

*(追加)黒毛和牛サーロインステーキ
黒毛和牛
 本日は岩手県
いつもながらうまいなあ。

*合鴨&蕪の冷菜
合鴨&蕪の冷菜
 ~赤ワイン&夏みかんソースにて
合鴨はいつもと違うお姿。

*鰯梅煮 
鰯梅煮
炙りチーズ乗せ
臭みは全くなく、味わい全開。


*鮟肝大根
鮟肝大根
 バター醤油餡
フレンチではフォアグラで出すが、フォアグラより鮟肝だろうと、しゅくりあさんのチャレンジ。成功のようで。
 

追加3本、いただきました。

🍷安心院 プライベートリザーブ シャルドネ 2023
安心院 プライベートリザーブ シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:安心院葡萄酒工房
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:大分県宇佐市安心院町
ヴィンテージ:2023
落ち着いた香り。
口当たりはなかなか濃厚。酸味は適度でやわらか。
味わいはしっかり、豊かな果実味。
2023vtですでにこの完成度とは。
会の出席者こぞって絶賛してましたな。

  新樽6カ月醸造、2023年にして既に黄金色の輝き。2024年の日本ワインコンクール最高峰のグランドゴールド賞受賞作だそうな。

 🍷ルバイヤート メルロー 塩尻収穫 2012
ルバイヤート メルロー 塩尻収穫 2012
種類:赤ワイン
ワイナリー:丸藤葡萄酒
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2012
熟成感のある果実香。
口当たりはまろやかでなめらか。酸味はやや控えめ。
コクのある充実した果実味。少し甘さのニュアンスもあり、結構です。
 

🍷城戸 オータムカラーズ コンコード 2024
城戸 オータムカラーズ コンコード 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:城戸ワイン
葡萄品種:コンコード
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原
ヴィンテージ:2024
甘い香り。甘い口当たり。酸味は控えめながらも存在してます。
優しい味わい。
デザートワインとして出てきたやつですが、甘口といっても城戸さんの甘口。
甘すぎはしないで、ぎりぎりおいしく飲める範疇。


 食って飲んだ日:2025年2月9日


以下の2種類はくじで当選。会では飲まずに、残りのボトルを持ち帰りました。
小布施カベフラ&メルロー2014

🍷ドメイヌソガ メルロー・サンシミ 2014 ムラサキ第一農場
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第一農場
ヴィンテージ:2014

  裏ラベルの解説によると、2014年は天然微生物によるヴォラタイルな香味がありますがそれが微妙なエッセンスになったと。

ワシらは2021年8月に飲んでますが、その時の感想は絶賛。さて、3年半ぶりのご対面は・・・

🍷ドメイヌソガ カベルネフラン・サンシミ 2014 ムラサキ第三農場
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:カベルネ・フラン
葡萄産地:長野県上高井郡高山村ムラサキ第三農場
ヴィンテージ:2014
これも楽しみだなあ。


カーブドッチ アルバリーニョ 20222025/02/11

カーブドッチ アルバリーニョ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜
ヴィンテージ:2022
価格:プレゼント
抜栓日:2025年2月10日

カーブドッチのアルバリーニョ2022です。

華やかでキュートな香り。良く香ります。
口当たりに少しピリ感。
酸味は適度からやや控えめくらい。味が乗ってるから酸が出しゃばらない感じ。
豊かな果実味が大変結構です。
時間が経って、花の香りがますます、全開に。

先日開けたメルシャンの新鶴アルバリーニョがあまりアルバっぽくなかったので、飲み比べのために開けてみました。
花の香りは新鶴とは段違い。味わいもドッチの方が果実味が豊かで、新鶴の味わいは、濃度はあるけれどずいぶん地味。