いまでや ― 2025/07/15
ジョイーレの帰りはいまでやへ。
お連れ様がいまでやでボトルを買ってきてくれました。
こんな感じでみんなでいただきました。
リュードヴァン トリオ
種類:赤ワイン
ワイナリー:リュードヴァン
葡萄品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ
葡萄産地:長野県東御市
ヴィンテージ:NVかな
リュードヴァンさんだからおいしいのはわかっていたような。
鉄板の3品種混合。比率不明。
駒園ヴィンヤード Tao Caprice Blanc 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:駒園ヴィンヤード
葡萄品種:甲州:ソーヴィニヨンブラン:シャルドネ(5:4:1)のブレンド
葡萄産地:山梨県
ヴィンテージ:2024
駒園さんのこんなエチケットを見るのは初めて。これもなかなか結構な。
おつまみも
他にもいろいろあったんですけどね。写真撮ってない。
食って飲んだ日:2025年7月12日
テールドシエル ピノ・ノワール ペディセル 2023 ― 2025/07/15
種類:赤ワイン
ワイナリー:テールドシエル
葡萄品種:ピノ・ノワール100%
葡萄産地:長野県小諸市糠地地区自社畑
ヴィンテージ:2023
価格:5500円
抜栓日:2025年7月12日
テールドシエルのピノ・ノワールペディセル2023です。
さわやかながら、コクや酸味を予感させる香り。
口当たりはドライで少しピリ感。
酸味は適度。軽めの味わいながら、果実味十分。キリッとした喉越し。
テールドシエルさん、22vtの赤はどれも酸っぱくて、もう買うのやめようかと思ったほどだったんだけど。23vtはかなり持ち直した印象。・・・それでもワシにはちょいと酸っぱめだったけど。
先日いただいたレザンの2024vtよりはずいぶん充実した香味。
ワイナリー:テールドシエル
葡萄品種:ピノ・ノワール100%
葡萄産地:長野県小諸市糠地地区自社畑
ヴィンテージ:2023
価格:5500円
抜栓日:2025年7月12日
テールドシエルのピノ・ノワールペディセル2023です。
さわやかながら、コクや酸味を予感させる香り。
口当たりはドライで少しピリ感。
酸味は適度。軽めの味わいながら、果実味十分。キリッとした喉越し。
テールドシエルさん、22vtの赤はどれも酸っぱくて、もう買うのやめようかと思ったほどだったんだけど。23vtはかなり持ち直した印象。・・・それでもワシにはちょいと酸っぱめだったけど。
先日いただいたレザンの2024vtよりはずいぶん充実した香味。
銀座長野 軽井沢Beer&Jamの会 ― 2025/07/16
7月半ばの日曜日の昼、銀座長野2階でイベントが行われた。
そのタイトルは、なんと「涼やかな軽井沢を味わう~Beer&Jam」。
軽井沢ブルワリーからビールソムリエの安田さんと、沢屋から三代目の古越さんが来所され、それぞれの取り組みを紹介し、クラフトビールとジャムの素敵な取り合わせを紹介するという企画なのであった。
軽井沢ブルワリーは2013年創業。地ビールからクラフトビールと呼び名が変わったが、クラフトビールのシェアは日本ではまだ1%で、その定義はあいまい。大手はラガービールのみで、これから少しずつ拡大していきたいと。
まずはビールから。時間差で提供された。
① 軽井沢プレミアムクリア
サクッと飲めるラガービール。軽井沢ビールは大手のものと比べて約1.6倍の酵母を使っていると。
② レッドアイ
リストにはなかったけれど、サービスで出てきたみたい。
トマトをミックスしたビールカクテル。胡椒をふっていて、こんなビールカクテルも有るんだと驚き~。
③ 軽井沢エール
香りを楽しむなら常温で・・だんだん香り立つのをお楽しみに。
④ 軽井沢ビール 白ビール
バナナっぽい風味とサラサラした飲み口が特徴。普通、白ビールは酵母が多く入っているのである意味飲みにくいものだが、これは酵母を7割カットしているので飲みやすく、量を飲める感じだと。
⑤ 軽井沢ビール 赤ビール
10~15℃がおいしい、肉に合うアルトビール。
⑥ 軽井沢ビール 黒ビール
芳醇なコクと甘味が香ばしいビール。黒ビールでも割合軽やかで飲みやすい感じ。
並べるとこんな感じ。
軽井沢の沢屋さんは1952年創業。現在60種類程のジャムと、ドレッシングやピクルス等を製造。
生鮮品を扱うのに会社には冷凍庫がなく、生産量を増やすよりは、まめに農家を廻って素材を集めるように心掛けていると。
ジャムは9種類提供された。
上段左から順に、トマト いちじく 白桃 オレンジマーマレード ストロベリー ブルーベリー 信山丸(杏の1種) キウイ ルバーブ
もうひとつ、お皿で提供。
皿の上側が安曇野野菜に沢屋ドレッシングをかけたもの (右回りに) 山賊焼き~ブルーベリージャム乗せ ボスケソのMIMAKIチーズ~信山丸ジャム乗せ パン~紅玉バター乗せ 沢屋のピクルスとキャラブキ
こんなにいっぱいジャムを食べ比べたことがあっただろうか?
会費3500円なのに、缶のビール2ツと沢屋ジャム2個がお土産についてきた。うう、申し訳ない~!! ジャムはかなり買って帰りました。軽井沢ビールは行ってみたいなあ。
意外過ぎる取り合わせと思っていたけど、例えばジャムを直に舐めるよりポテトや長芋チップスを添えておつまみとして出せば、それ一つを挟むことによって、ジャムがおつまみとなって苦味や味の濃いクラフトビールに合うのではと思った。これイケるんじゃ?
飲んで食った日:2025年7月13日
ワイン3本到着 ― 2025/07/17
お気に入りのワイナリーの新作が出たので、売り切れる前に購入。
とはいえ、今セラーの空きがないので、厳選。
共栄堂 K24NT_DD
種類:オレンジワイン
ワイナリー:共栄堂
葡萄品種:甲州
葡萄産地:山梨県甲州市
ヴィンテージ:2024
価格:2420円【共栄堂 K24NT_DD】共栄堂2024年謹製造 夏リリースの橙
「ダイレクトプレスと醸し発酵そしてMC仕立てを500Lの中樽で約2か月間樽発酵し、大樽2か月間発酵したワインです。」とのことです。
共栄堂 K24NT_DD_88
種類:オレンジワイン
ワイナリー:共栄堂
葡萄品種:甲州
葡萄産地:山梨県甲州市
ヴィンテージ:2024
価格:2420円
【共栄堂 K24NT_DD_88】共栄堂2024年謹製造 夏リリースの橙 山梨県限定
「醸し発酵とMC仕立てを500Lの中樽で約6か月間、発酵・熟成しました。」とのこと。
ドメーヌパスレル Passerelle Blanc 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌパスレル
葡萄品種:プティマンサン33%、ピノグリ20%、シャルドネ19%、ゲヴェルツトラミネール17%、シュナンブラン11%
葡萄産地:山梨県北杜市長坂町大井ケ森(標高850m、自社単一圃場)
ヴィンテージ:2024
価格:4060円
2023vtと比べると、シャルドネが減ってますね。2024vtでは、シャルドネ単体も出したからでしょうね。
到着日:2025年7月14日
共栄堂はロゼと、店によっては限定の赤も出てるみたい。パスレルもシャルドネ、ロゼ、ともう1種類発売済みみたい。だけど、今は我慢。
夏の城戸さんが当たると最大15本来ちゃう(来てほしい)ので、まずはその分のセラーの空きを確保せねばならぬ。今日現在空は4本。
がんばらねば。
チーズとワインの講座 第4回 ― 2025/07/18
梅雨明けが近い大雨の中、本日の講座で取り上げられるのは、なんと「Albarino~アルバリーニョ」~!
ワインを5本持ち込んだ先生が、「また予算オーバーしちゃった・・」とつぶやいておられた。
そんな悲痛さを感じられないのは、先生が弾丸旅で京都の祇園祭に行かれて、本日の講座のために帰ってこられたばかりだからか?
チーズのお皿に八つ橋が2種類もプラスされた嬉しい授業でした。
アルバリーニョは、”海のワイン“と言われる翡翠色の葡萄。
原産地はスペインのガルシア地方 又は ポルトガルのミーニョ地方。
“アルバ”は、スペイン語で“白い”の意。白い石灰土壌で良く育つ、ミネラル感がある、そういった特徴を持っている。
この原産地は雨が多い地方で、多雨の日本の気候にも合っている筈。
辛口に仕上げることが多く、”桃の香り“、溌溂とした酸とミネラルが特徴。
“海のワイン“と言われるように、海産物と合う。帆立・海藻・海鮮物全般と合う傾向。
ウルグアイや日本等、ワイン新興国で植えられることが増えている。
アルバリーニョの木は・・・
・雨が多めで湿度が多い土地や気候でも、良い葡萄が出来る
・作りやすい
・地面から離すために、日本以外でも棚仕立てで作られることが多い
・フルーティさとフローラルな香りが両立する
スペイン・ポルトガルではもともと“水より安い“ワインだったが、最近は高級化路線へ舵を切っている傾向。日本では、新潟角田浜のカーブドッチ周辺が有名で、その近くのフェルミエのアルバリーニョは特に高価な傾向が・・・。
さて、課題のワインが5本!
🍷安心院 アルバリーニョ 下毛 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:安心院葡萄酒工房
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:大分県宇佐市安心院町下毛圃場
ヴィンテージ:2022
販売価格:3639円
華やかな香り。アルバリーニョと言えばこんな香りかな。
口当たりはしっかり。甘さは無く、酸味は適度。
やわらかな酸味主体の味わい。
安心院葡萄酒工房は、大分県宇佐市のワイナリー。2011年、自社畑の試験栽培からスタート。甘味を伴う軽い苦み。酸が際立つ。
低温、ステンレスタンク 発酵期間 約2週間
熟成期間 ステンレスタンクにて約3カ月
🍷ココ・ファーム 2023 田島川右岸
種類:白ワイン
ワイナリー:ココ・ファーム・ワイナリー
葡萄品種:アルバリーニョ 26%、ヴィニョール 19%、リースリング・リオン 19%、トラミネット 18%、マルヴァジア 12%、プティ・マンサン 4%、シュナン・ブラン 1%、サヴァニャン 1%
葡萄産地:栃木県足利市田島、佐野市赤見 こころみ学園
ヴィンテージ:2023
販売価格:3850円
グラスに泡が少し。香りは少し草っぽさがあるかな。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。
まろやかな酸味中心の味わい。のど越しに刺激、グッときます。
ココ・ファームは障碍者施設のワイナリー。ブルース・ガットラヴ氏が醸造を指導した。これは田んぼの中の田島川右岸の畑で出来た葡萄を使ったものだということだが、そもそも水を溜めた田んぼの中に葡萄畑があるということ自体がセオリー外。水はけのいい傾斜地が好まれる葡萄畑には普通適さないが・・
ブルース氏は現在は北海道でワイナリーをしておられるが、広く葡萄栽培や醸造を指導しており、ブルースチルドレンは日本各地に居る。一番有名なのはテールドシエルの桒原氏。また、自分の縁で、北海道・長野・栃木県等、いろいろな土地の葡萄を使用してワイン造りをしている。
テイスティングしてみて、「これはいろいろ入っているのでアルバリーニョの味とは言いにくいけれど、なんか先日のゲヴェルツトラミネールみたいな風味ね」と斎藤先生がおっしゃる。調べてみたらトラミネットというのはアメリカ版ゲヴェルツトラミネール種だった!先生曰く「このように、少量入れるだけでも風味が際立つのがゲヴェルツトラミネールの特徴。長野県ではこういう合わせ使いが主流」と。図らずもまた勉強しちゃったのであった。
🍷ヴァン・ド・ラ・ボッチ No.16 Bocchi Alba 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:ヴァン・ド・ラ・ボッチ
葡萄品種:アルバリーニョ(77%)、ソーヴィニョン・ブラン(9%)、プティ・マンサン(9%)他
葡萄産地:石川県金沢市俵町産(自社農園)
ヴィンテージ:2023
販売価格:3600円
香り爽やか。口当たりに少し苦みがきりり。
酸はやや控えめ。
軽い苦味を伴った、フルーティ感のある味わい。
2016年誕生のワイナリー。自閉症児とそのファミリーのために創業した。No.シリーズは障害のある生産者が覚えやすいようにつけたもの。現在16品種を栽培。
🍷キムラ・セラーズ ネルソン アルバリーニョ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:キムラ・セラーズ
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:ニュージーランド国ネルソン地区モウテレ
ヴィンテージ:2024
販売価格:4400円
甘酸っぱい口当たり。酸味はワシにはやや強めかな。
ニュージーランドで家族でワイナリーを営む木村滋久氏の初リリースのアルバリーニョ。樹齢11年の砂利に覆われた粘土質土壌できめ細やかに作られたワイン。既に入手困難だとか。
🍷ボデガス・デル・パラシオ・デ・フェフィニャネス アルバリーニョ・デ・フェフィニャネス 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ボデガス・デル・パラシオ・デ・フェフィニャネス
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:スペイン国 リアスバイシャス・カンバドス、ヴァル・デル・サルネス
ヴィンテージ:2022
販売価格:5500円
なるほど、これがアルバっぽい香りか。安心院のと似た香り。
口当たりは豊かで、酸は柔らかい。
味わいに厚みあり。
アルバリーニョ種の白ワインを代表する名ワインを生み出し続ける1904年創業のスペインの伝統あるワイナリー。
本日のおつまみ皿は、
パンの他に若いゴーダチーズ、海物として蒲鉾チーズ! それと先生お土産の京生八つ橋2種。ご馳走様でした!
食って飲んだ日:2025年7月15日
Aritsan Winegrowers Nagano 2025 ― 2025/07/19
7月半ばの昼下がり、滋賀や山梨のアンテナショップのあるビルの3階で、長野ワインのイベントが開催された。
主催はCrux。あのヴァンジャポネを開催した会社で、Craft Wineshopでワイン販売もしている。実際仕切っているのはあの彼のようだ。
前日にメール配布されたリストを見ると、きちんとワイン名が記載され金額も。彼を見つけて聞いたら、会場での販売許可はないのでここでは売れないが、勿論クラフトワインショップで全品購入可能だそうな。さすが兄ちゃん、完璧だぜ。
会は1部が業者さん向け、2部3部が一般人向けになっていた。出品者さんは20組、95種類。フリーフローで追加料なし。ヴァンジャポネと同じシステムで、会場内も割合ゆったり、生産者さんとお話も出来た。一般人にもとてもいいイベントでした。
まずは111VINEYARD、川島さんから始めの1杯。
シャルドネ 2022 750ml は既に我が家にあるけれど、とりあえず予習を兼ねてお味見。
鼓動は、我が家にあるのは"亜"。出品は"朱"。これはいただいとかないとね。
🍷111ヴィンヤード キュベ鼓動 "朱" 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:111ヴィンヤード
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン58%、メルロー42%
葡萄産地:長野県塩尻市洗馬
ヴィンテージ:2023
今期、鼓動を3種一度にリリースした。川島さんに聞いたら、この朱だけカベソー主体とのこと。そういわれてみると、カベソーっぽい香りだなあ、なんて感じちゃう。口当たりはしっかりで、酸味は適度。いい感じですねえ。
他の2種はメルロー100%だそうです。
🍷111VINEYARD シャルドネ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:111ヴィンヤード
葡萄品種:シャルドネ100%
葡萄産地:長野県塩尻市洗馬
ヴィンテージ:2022
これも今期、3vt(2022,23,24)同時リリースしたうちの1本。なんでか川島さんに聞いたら、私がサボってたから・・・なんておっしゃってましたが、ベリービーズの方の仕事が忙しくて、手が回らなかったとのこと。この2022は1年程タンクで寝かせてたので、少しシュールリーっぽくなってるとのこと。確かに香りはしっかり、味わいも濃いですね。
シャルドネの22,23,24vtの縦飲みも面白いよと、さりげなく営業してました。
次はガクファーム&ワイナリー。まずはシュナンブランの飲み比べ。“これ、最近リリースしたばかりですよね”等と、さりげなくファンであることをアピール。
まずはシュナンブランの縦飲み
🍷ガクファーム IMA シュナン・ブラン 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:シュナンブラン
葡萄産地:長野県松本市笹賀今自社畑
ヴィンテージ:2024
色白。香りはさわやかフルーティ。
味わいやわらかフルーティ。酸味は適度で。
松本市笹賀今のワイナリーを取り囲む標高660メートルの自社畑のシュナン・ブラン。
「この畑は古くは河川敷だったため砂礫質が多く水捌けがよくミネラルが豊富な土壌です。
シュナン・ブランはこれまで毎年異なる造りをしてきましたが、このヴィンテージはシンプルなスティル・ワインにしました。
シュナン・ブランは皮が薄いため雨で傷みやすいのですが、丁寧に栽培することにより成熟するにつれて干しぶどう化してゆきます。2割ほど干しぶどう化した状態で10月12日に収穫、搾汁し、低温で約3週間ほどかけてじっくり発酵させました。今月リリースしたばかり。」とのこと。
"IMA"というのは、畑の場所の地名、"今"から。
生産本数:212本
🍷ガクファーム IMA シュナン・ブラン 2022 750ml (参考出品)
種類:オレンジワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:シュナンブラン
葡萄産地:長野県松本市笹賀今自社畑
ヴィンテージ:2022
こっちは色の濃い方。だけど、オレンジワインを名乗るならそれほど濃い色とは言えないかな。
香りはこっくりと濃厚。味わいも濃厚。少~しだけ、紹興酒風味が見え隠れ。
シュナンブラン並べると
もちろん左が2022vt
🍷ガクファーム Kar ピノグリ 2024
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:ピノグリ
葡萄産地:塩尻市岩垂原自社畑
ヴィンテージ:2024
香りはすっきり。口当たりしっかり。泡感十分。
酸味は適度。泡らかな味わいをしっかりと感じられます。
生産本数:264本
標高700メートルにある自社畑のピノグリ。樹齢8年。今月リリース。
"Kar"と"Col"は、岩垂原の自社畑の葡萄から造ったワインに付けてるようです。
🍷ガクファーム IMA カベルネ・フラン 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:カベルネフラン
葡萄産地:長野県松本市笹賀今自社畑
ヴィンテージ:2023
香りはフルーティで少し酸っぱさを予感させます。杏っぽい香りかな。
口当たりはやわらかで、酸味は気持ち強め。
「カベルネフランは晩熟のためその年の秋の気候の影響を強く受けます。
2023年秋は好天の日が続きぶどうは色付きも糖度もとてもよい状態に熟しました。
完熟したぶどうを10月26日に収穫、ぶどう付着の野生酵母で発酵、古樽で9ヶ月間熟成し瓶詰めしました。」とのことです。
次は初めましてのキリノカ、上伊那郡辰野町のワイナリー。
「KIRINOKA VINEYARDS&WINERY」は、2020年から秀逸なピノ・ノワールを育てることを目指しながら開墾作業を開始。多くのボランティアの皆さんや地元の方々のご支援を頂きながら、2023年には理想的な糖度と品質の高さを誇る果実を収穫することができました。2024年夏にワイナリーの家屋が完成、9月より自社醸造をスタートしました。春の遅霜に見舞われた2024年は大幅な収穫減となり大変厳しい年となりますが、数年後には2023年と共に偉大な収穫年として記憶されることを願いつつ丁寧に醸造作業を進めています。
ここに至るまで、20年の年月をかけてピノ・ノワールの栽培に適した候補地を探し求めてきました。そして、たどり着いたのが標高850mの高地、信州小野の霧訪山山麓に広がる南南東向きの斜面でした。
JR小野駅から徒歩5分。小野地区産シャルドネ、並びにピノ・ノワールを用いたドメーヌワイン(¥10,000~¥15,000)をメインに、安曇野産、塩尻産、箕輪産の購入ブドウを用いたワイン(¥3,500~¥10,000)、そして辰野産リンゴのシードル(¥2,500)を製造販売するブティック・ワイナリーです。ワインの品質を保つディスペンサーによる有料試飲を行っています。
・・・ 以上、紹介文から。駅から歩けて有料試飲が出来るのは嬉しいの。
🍷キリノカ M.D. ヴィンヤード リースリング 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:KIRINOKA VINEYARDS&WINERY
葡萄品種:リースリング
葡萄産地:長野県塩尻市片丘
ヴィンテージ:2024
香りキリっと爽やか。口当たり軽やか。軽いがうまみはあり。
🍷キリノカ メゾン・ド・キリノカ シャルドネ 白鷗 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:KIRINOKA VINEYARDS&WINERY
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上伊那郡辰野町小野、長野県塩尻市北小野
ヴィンテージ:2024
香りしっとりとやわらか。口当たりはしっかりめ。酸味は適度。
味わいもややしっかりめ。
「標高850mに位置する小野盆地両小野地区の自社畑、並びに契約栽培農家で産するシャルドネで造ったワインです。2024年ヴィンテージは5月10日の早朝に降りた遅霜の影響により両小野地区のシャルドネは壊滅的な被害を受けました。絶望的な状況下で生き残った新芽が精一杯に頑張って成長し着けた極めて少量の実を、228Lのフランス産オークの新樽で発酵・MLF・熟成させたミディアムボディ スタイルで複雑な味わいのワインです」とのこと。
いずれもまずまずの味わいなんだけれど、自社畑のワインのお値段がかなり強気。コスパがいいとはお世辞にも言えないように感じました。
なので、赤の味見はパス。
次は佐藤果樹園。ワインをいただいたこともあるし、確か葡萄を購入したこともある。珍しいものをいただいた。
🍷佐藤果樹園 和らぎ Rosso サンジョベーゼ カンティナリエゾー 2017
種類:赤ワイン
ワイナリー:佐藤果樹園 (委託醸造先:カンテイーナ・リエゾー)
葡萄品種:サンジョベーゼ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2017
色は淡めで、透明感があります。青みは完全に抜けた感じで、熟成したっぽい色合い。
香りは華やかでフルーティ。いい香りです。
口当たりは柔らかく、酸味は適度。軽めでやさしい味わい。
リエゾーさんに委託した年代物。今は委託醸造先は別だが、葡萄をリエゾーさんに出荷したりの交流はあるとのこと。
次はいよいよyoshieヴィンヤード。重点購入してはいるが、ご本人とお話するのは初めてではないかしら。
🍷yoshieヴィンヤード/ヴィオニエ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:yoshieヴィンヤード (委託先:ベリービーズワイナリー)
葡萄品種:ヴィオニエ
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2024
これは新ヴィンテージ。
前作と同様、キリっとフルーティでいい香り。
口当たりもきりり。酸味は適度。フルーティで、かつドライな味わい。
23vtのヴィオニエを3社(吉江、ベリビ、牛久)買って比べてみたら、牛久だけちょっと違ったと話したら、吉江さんが白状。牛久は先方が醸造したんだけど、少しシャルドネも混じっているのだとか。吉江とベりビは全く同じ醸造(同じタンク)から分けた同一キュベとのこと。・・・なるほど、似てるわけだ、というか、同じだとは喝破できなかったなあ。
エチケットは吉江さんデザインとのこと。去年とちょっと違う。
🍷yoshieヴィンヤード/志雁 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:yoshieヴィンヤード (委託先:ベリービーズワイナリー)
葡萄品種:メルロー67%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、プチヴェルド7%
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2023
香りはやわらか。口当たりはしっかりめ。酸味は適度よりはやや強めかな。濃度十分の味わい。
確か前年はエチケットの色が違い、名も“孤雁”だったような、とうかがうと、そーなんです!でも“孤”では・・と言われて今回からこれで、とのこと。今後は変えずに、「志雁」で行くとのこと。
このような単独ブースは慣れていないのか、隣の隣が川島さんではあるものの、その間がコーセイさん。緊張がありありな様子がみてとれた。
Reve de Vinの春日さんを訪問。今回は単独参加。
🍷レーヴドヴァン シャルドネ樽熟成 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:レーヴドヴァン(委託醸造先:カンテイーナ・リエゾー)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2023
新ヴィンテージですね。
樽感はあるけれど、キリっと爽やかな香り。口当たりもきりりで、酸味は控えめ。
やわらかで飲みやすい味わい。のど越しはさわやか。
🍷レーヴドヴァン メルロー 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:レーヴドヴァン(委託醸造先:カンテイーナ・リエゾー)
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2023
これも新ヴィンテージ。
樽感のある、メルローっぽい香り。
口当たりはやわらかで、酸味適度。
果実味豊かで、じっくりしみる味わい。
2年程前に初めて飲んだ頃より味がのっている印象。それをお伝えすると樹齢が影響しているのかも、とニッコリされた。樹齢も15年経つそうだ。
会場の一番奥は八ヶ岳はらむらワイナリー。
定番のワインではない、見たことない2種類を。茅野で見て買ったけど、これはなかった気がする、と話しかけたら“あ、茅野駅のモン蓼科さん?”と。
今回飲んだのはワイナリーとネットでのみの販売だそうな。
🍷八ヶ岳はらむらワイナリー Nomone 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:八ヶ岳はらむらワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:2023
香りは華やか。口当たりはキリっと引き締まっていて、酸味は適度。
軽い苦味を伴ったドライな味わい。フルーティさもあって、おいしい。
樽発酵原酒=25%ステンレス発酵原酒=75%
記録的に雨が少なかった2023年は、大変健全で熟度の高いぶどうになり、味わい深く長い余韻のあるワインができました。
Nomoneは『飲もうね』の意味です。
🍷八ヶ岳はらむらワイナリー NOMAZA 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:八ヶ岳はらむらワイナリー
葡萄品種:メルロー43%、カベルネソービニヨン36%、カベルネフラン21%
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:2023
やわらかな香り。口当たりはしっかりで、酸味は適度。
軽い苦味渋味を伴った、やわらかながらしっかりとコクのある味わい。
前年のものは山葡萄が23%入っていて、たぬちんが購入を見送った経緯があったが、これは代わりにカベルネフランが入ってる
信州たかやまワイナリー。トライアルシリーズを。
🍷信州たかやまワイナリー STW112 カベルネ・ソーヴィニヨン 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:信州たかやまワイナリー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン55% メルロ43% カベルネフラン2%
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2020
穏やかながらしっかりした香味。酸は適度。
やわらかで、豊かな味わい。出汁系かな。
実験的少量生産ラボシリーズ。樽熟成 オーク樽で15ヶ月
🍷信州たかやまワイナリー STW113 カベルネ・フラン 2020 750ml
種類:赤ワイン
ワイナリー:信州たかやまワイナリー
葡萄品種:カベルネ・フラン80%、メルロ20%
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2020
やわらかく、抜けるような香り。口当たりはやわらかで、酸味は適度。
穏やかながら、しっかりした味わい。これも出汁系かな。
同じくラボシリーズ。樽熟成 カベルネフラン7か月、メルロ4か月
楠わいなりーへ。オーナーご夫婦で出席されていた。
せっかくですからスペシャルキュヴェを
🍷楠わいなりー シャルドネ 樽熟成 スペシャルキュヴェ 2020 750ml
種類:白ワイン
ワイナリー:楠わいなりー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県須坂市
ヴィンテージ:2020
凛々しく、かぐわしい香り。樽香かあ、全然いやらしくないね。
口当たりは優しく、酸味は控えめ。
フルーティでふうわりと広がる味わい。うまい。
収穫を遅らせ完熟したシャルドネで仕込んだ楠わいなりーさんのトップキュヴェ。樽香の効いた堂々たる味わい。小売価格11110円!
🍷楠わいなりー メルロー 2022 スペシャルキュヴェ
種類:赤ワイン
ワイナリー:楠わいなりー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県須坂市
ヴィンテージ:2022
華やかでかぐわしい香り。口当たりは優しくて、酸味は適度。
バランスの良い味わい。軽めだけれど、ウマい。
これは小売価格8100円。トップキュヴェのドラゴンの次くらい?
ドメーヌコーセイは、味村 興成社長自らが接客しておられた。予定になかったが訪問することに。
🍷ドメーヌ・コーセイ 塩尻片丘メルロー バレルエイジド 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・コーセイ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市片丘
ヴィンテージ:2021
良い香り。少し揮発系のニュアンス。
口当たりはしっかり。苦渋のバランスが良く、酸味は目立たない味わい。さすが。
「このシリーズはCruxさんブランドなんです」と社長
🍷ドメーヌ・コーセイ 塩尻片丘メルロー バレルエイジド 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・コーセイ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市片丘
ヴィンテージ:2022
ほぼ2022vtと同じ感じだけれど、こちらの方が少しやわらかな風味。香りもこっちの方がまろやか。
21vtより若いのに、こっちの方が熟成してるようにも感じる。
本日のスタートだった川島さんのもうひとつの顔、ベリービーズワイナリーさんで〆の1杯を。
🍷ベリービーズワイナリー ルヴァンデュボヌール メルロー 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ベリービーズワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2022
爽やかさを感じる香り。すっきりした口当たり。軽い苦渋味があって、酸味はやや控えめ。バランスがいい味わい。
樽熟成18ヶ月 輝きのあるルビーレッド。
le vent du bonheur(しあわせの風)シリーズは 自社畑を含む、桔梗ヶ原、床尾、岩垂原、西条、片丘、洗馬など塩尻市各地のぶどうを使用しています。川島さん作ではなく、仲間の葡萄ですとのこと。
ここまでで22種類。いやあ堪能しました。
飲んだ日:2025年7月17日
サンサンワイナリー リアン:絆 2020 ― 2025/07/20
サンサンワイナリー トライアルシリーズ 片丘 マルスラン 2023 ― 2025/07/20
種類:赤ワイン
ワイナリー:サンサンワイナリー
葡萄品種:マルスラン
葡度産地:長野県塩尻市片丘地区吉江ヴィンヤード
ヴィンテージ:2023
価格:3740円
抜栓日:2025年7月17日
サンサンワイナリーのトライアルシリーズ片丘マルスラン2023です。
色は結構濃いめ。
少し甘さのニュアンスを湛えながら、じわりと来る香り。
口当たりはキリッとしっかり、力強い印象。酸味は適度にあると思われますが、出しゃばって来ません。
味わいに甘さは無くて、苦味、渋味が適度にバランスして存在感を出してます。その奥に果実味。
トライアルシリーズというのは、試作的な少量生産の物とのこと。
葡萄は塩尻市片丘の吉江ヴィンヤード産。
ワイナリー:サンサンワイナリー
葡萄品種:マルスラン
葡度産地:長野県塩尻市片丘地区吉江ヴィンヤード
ヴィンテージ:2023
価格:3740円
抜栓日:2025年7月17日
サンサンワイナリーのトライアルシリーズ片丘マルスラン2023です。
色は結構濃いめ。
少し甘さのニュアンスを湛えながら、じわりと来る香り。
口当たりはキリッとしっかり、力強い印象。酸味は適度にあると思われますが、出しゃばって来ません。
味わいに甘さは無くて、苦味、渋味が適度にバランスして存在感を出してます。その奥に果実味。
トライアルシリーズというのは、試作的な少量生産の物とのこと。
葡萄は塩尻市片丘の吉江ヴィンヤード産。
アズッカ エ アズッコ 古着のミディ丈 ペイルブルー 2024 ― 2025/07/21
宮本ヴィンヤード ヴィーニュ・シャンタント プレスク・ロゼ 2023 ― 2025/07/21
種類:赤ワイン
ワイナリー:宮本ヴィンヤード
葡萄品種:品種非公開
葡萄産地:北海道三笠市達布地区
ヴィンテージ:2023
価格:5720円
抜栓日:2025年7月18日
宮本ヴィンヤードのヴィーニュ・シャンタント プレスク・ロゼ2023です。
「ほぼロゼ」という意味の名を授けられた赤ワイン。
色合いは淡くて透明感があるものの、ロゼと言っちゃあかわいそう。ちゃんとした赤ワイン色ですがな。北海道のピノ・ノワールにはこれより薄いのもあるよね。
香りはやわらかく、これもなんだかピノ・ノワールっぽいような。
口当たりはやわらかでまったり。酸味は適度。
ごく軽い苦味が底にあるものの、穏やかでやわらかな味わいが大変結構です。
・・・色合いも風味もピノ・ノワールっぽいけれど、品種非公開です。
ところが、宮本さん今期のもう1本の赤、ヴォロンテ2023の品種がピノノワールなんですよね。じゃあ、こっちの葡萄はピノ・ノワールじゃないんかい。いったい何なんじゃい。
ワイナリー:宮本ヴィンヤード
葡萄品種:品種非公開
葡萄産地:北海道三笠市達布地区
ヴィンテージ:2023
価格:5720円
抜栓日:2025年7月18日
宮本ヴィンヤードのヴィーニュ・シャンタント プレスク・ロゼ2023です。
「ほぼロゼ」という意味の名を授けられた赤ワイン。
色合いは淡くて透明感があるものの、ロゼと言っちゃあかわいそう。ちゃんとした赤ワイン色ですがな。北海道のピノ・ノワールにはこれより薄いのもあるよね。
香りはやわらかく、これもなんだかピノ・ノワールっぽいような。
口当たりはやわらかでまったり。酸味は適度。
ごく軽い苦味が底にあるものの、穏やかでやわらかな味わいが大変結構です。
・・・色合いも風味もピノ・ノワールっぽいけれど、品種非公開です。
ところが、宮本さん今期のもう1本の赤、ヴォロンテ2023の品種がピノノワールなんですよね。じゃあ、こっちの葡萄はピノ・ノワールじゃないんかい。いったい何なんじゃい。
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