穂高ビューホテルのフレンチ夕食 ― 2025/10/31
穂高ビューホテルでの夕食。今回、グレードアップのフレンチコースをお願いしていたのだ。
指定時間にレストランに赴くと、
このような席に。
メニューと
ドリンクメニュー
右ページがグラスワイン
まず飲み物を選択・・予想以上のグラスワインの種類。しかもワインサーバーのワインより、こちらも格段グレードアップなのであった。
🍺穂高地ビール アルト
でもでも最初はビールで渇きをいやす。乾杯用の泡がなかったのでね。
もう一杯は白から。
メニューにはペアリングのおすすめが紹介されていたけれど、最初の1杯のアルト以外は一切無視。
🍷安曇野 ソーヴィニヨンブラン 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:安曇野ワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県安曇野市
ヴィンテージ:2024
凛とした香り。キリっとした口当たり。酸味は適度。
爽やかなドライ味、だったけれど、徐々に果実味が豊かに感じられるようになってきました。
当ホテルで一番の辛口白ワインでございます、と。
例年より果皮抽出時間を長くしたワインだそうな。
シャモニースペシャルオードブル
、と銘打った、前菜皿というには巨大なプレートが出てきました。
*安曇野豚肩ロースのグリル(器の下には茄子)
さつまいもと海老の秋仕立て
卵黄のマリネと(牛肉)田舎風パテ
カニのマスタードソース
氷をイメージした長いお皿の冷え冷え!プレートでした。
ワインを追加しようとしたら、メニューからお好み3杯で「3種飲み比べ」の定額料金3300円にしてくれるとか。
いかない選択肢は無い、絶注文。
レストランの中央にドリンクステーションがありました。
信州ワインのボトルがたくさん、他の日本酒やウイスキー類も、たくさん!そそる光景です。
🍷楠わいなりー シャルドネ 2021 樽熟成
種類:白ワイン
ワイナリー:楠わいなりー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県須坂市
ヴィンテージ:2021
ぐっと落ち着いた香り。樽香はそれほど強くない。酸味は控えめ。
落ち着いた、厚みのある味わい。
🍷楠わいなりー パッサージュ・ルージュ rev.3 Passage Rouge
種類:赤ワイン
ワイナリー:楠わいなりー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン,メルロ,カベルネフラン
葡萄産地:長野県須坂市
ヴィンテージ:NV
やわらかく、厚み・深みを感じる芳香。樽香なのかな。
やわらかくやさしい口当たりで、酸味は適度。
豊かな果実味、大変結構。
少し時間が経って、酸味が少し出てきたけれど、まろやかな酸で、結構。
樽熟成 24ヶ月以上
「パッサージュ ルージュ」としては3回目のキュヴェのため「revision3」(改定版3)と名付けられました。
長期樽熟成された複数年のヴィンテージがブレンドされた心地よい熟成感
🍷安曇野カベルネ・ソーヴィニョン 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:安曇野ワイナリー
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
葡萄産地:長野県安曇野市
ヴィンテージ:2024
奥行きのある香り。カベソーから予想する硬質な香りは感じられなくて、メルローかな、カベフラかな、と思うような香り。
こなれた軽い苦味と、まろやかな果実味。
“日本ワインコンクール2024”欧州系品種赤部門「銀賞」受賞!
標高700mの安曇野ワイナリーの自社畑で栽培したカベルネ・ソーヴィニョンを7か月樽熟成させました。とのこと。
*とろっとしたマッシュルームのクリームスープ
~赤パプリカパウダーを散らして
*パン・オリーブオイル
*岩魚のクレピーヌ包み トマトソース きのこと紫人参を添えて
クレピーヌとは牛の組織で、ソーセージの皮のような感じ。それで岩魚と牛等を包んで料理したものだとか
*国産牛ロースのソテー きのこソース
モロッコインゲン サツマイモ いちじく等を付け合わせに
ワイン追加で
🍷キリノカ 杜音 おごっそ ホワイト ピノ・グリージョ/シャルドネ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:キリノカワイナリー
葡萄品種:ピノ・グリージョ,シャルドネ
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:2024
少し樽香みたいなのを感じます。
口当たりはフレッシュで爽やか。酸味は適度。
果実味豊かで、なかなか結構。
後半、グリっぽい香りを感じたような。
収穫後にワイナリー内で冷却された果実を、そのまま低温で発酵。ピノ・グリージョを2/3、シャルドを1/3の割合でブレンドしました。とのことです。
先日東京であった長野ワインの試飲会で、まずまずかなあ、その割に高いなあと感じてたんですが、今回のはなかなかの出来ですねえ。ボトルのお値段と見合うかどうかは???
デザート
*栗のムース(の上にピスタチオをひとすじ) と氷菓(レモンの冷たいグラニテ) 手前にカシスソース
穂高ビューホテルさん、なかなか結構でしたね。ワインのラインアップが時々変わるようだったら、また来てもいいね。複数の団体客が来るほどの大規模で、部屋から風呂が遠いのが珠に瑕だけど。
食って飲んだ日:2025年10月25日
安曇野ワインマルシェ2025 ― 2025/10/31
穂高の安曇野ワインマルシェに2年ぶりに参加して来ました。
2年前は11月初めでもとても暑かったが、今回はうって変わって結構な雨風。寒いくらい・・
そんな中、予定の10時になっても開幕宣言も無く・・もういいの?とヒロキさんちに出掛けてしまいました。
だらだら始まりは、イベントでは初体験。いやあ緩いこと・・・
まずはドメーヌ・ヒロキから!
弘樹社長もハロウィン帽子かぶって参戦されてました。
🍷ドメーヌヒロキ ソーヴィニヨン・ブラン・エレガント 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2024
日本ワインコンクール2025銀賞受賞作。
落ち着いた良い香り。
今日はいつもよりやや酸があるように感じた。グラスのキラキラも少なめ。
味わいはしっかりと、間違いなし。
🍷ドメーヌヒロキ メルローロゼ 2024
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2024
軽く華やかで、ちょっと甘やかな香り。
やや酸味あり。フレッシュな口当たり。
軽い苦味も伴った、ドライな味わい。
🍷ドメーヌヒロキ メルロー 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2023
優しいメルロー香。酸味は控えめ。
軽い苦味を伴った、ミディアムドライといった感じの味わい。
後半、ちょっと渋みらしきニュアンスも出てきた。
🍷ドメーヌヒロキ ルヴェデュソレイユ 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種: カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー20%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルドー11%
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2022
よくこなれた、落ち着いた香り。
口当たりから、まろやかさ満開。酸味は適度。
こなれた苦渋味もあり、まったりとやわらかく、まろやかな味わい。
和酒アワード2024プラチナ受賞作。
他にソーヴィニヨンブランメルキュールがあったんですが・・受賞作なのにスルーしてしまいました。
ハセ ド コダワール
🍷ハセ ド コダワール キャッスル ヴィオニエ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:ハセ ド コダワール ワイナリー
葡萄品種:ヴィオニエ
葡萄産地:長野県松本平(松本市and/or塩尻市)
ヴィンテージ:2024
香りは華やかフルーティ、なるほどヴィオニエかあ。
口当たりはわりと凛々しい。酸味は適度。
軽い苦味と、うまみも伴った、ドライな味わい。
なかなか結構ですねえ。これまでいただいたハセドさんの中ではピカイチかも。
ヴィオニエは2024年から仕込み開始だとのこと。ご夫婦に「2年前来て白が無くて・・」と、チェックしていたことをアピールしてみました。
次はうさうさのプチファーム のブース。
「うさうさのプチファームはワイン好きの主婦が始めたブドウ畑。
雄大な北アルプスを望む大町市・池田町の畑は、白馬から安曇野に抜ける涼風の通り道にあります。
池田町で赤ワイン用ぶどう、白ワイン用は大町市で栽培」とのこと。調べてもワインについて全然情報が無いのは、ご自分で造ったワインを自家の農家民宿で提供しているから。ここでいただけるのが幸い~。
🍷うさうさ 農家民宿手づくり赤ワイン
種類:赤ワイン
ワイナリー:うさうさのプチファーム
葡萄品種:不明
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町かな
ヴィンテージ:NV?
表のエチケットは無し。裏ラベルのみ付いてました。
裏ラベルにも葡萄産地は記載なし。
爽やかで明るい香り。口当たりはチャーミング。酸味は適度。
舌に少し刺激のある味わい。
🍷うさうさ けるもんスパークリング
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:うさうさのプチファーム
葡萄品種:ケルナー モンドブリエ
葡萄産地:長野県大町市かしら
ヴィンテージ:NVまたは不明
表のエチケットは無し。裏ラベルのみ付いてました。
注いだ時の泡はいたって元気。
香りはケルナーともモンドブリエともつかない、ちょっと草っぽさもある香り。
泡ですから、口当たりは舌に刺激。酸は適度。刺激の後はやわらかな味わい。
“けるもんとは?”とあるじの女性にうかがったら「ケルナーとモンドブリエで、“けるもん“」と、驚愕の答え。
“おばちゃん頑張っていろいろ植えてんのよ~!”とのことであった。すごいや。
🍷うさうさ うさぎの泡ロゼ 2023
種類:ロゼスパークリングワイン
ワイナリー:うさうさのプチファーム (委託醸造:(有)ムラタ 伊那ワイン工房)
葡萄品種:スチューベン/レッドナイヤガラ
葡萄産地:長野県大町市でしょう
ヴィンテージ:2023
ナイアガラでも、“レッドナイアガラ”なんだそうで、ピンク色。
泡はやや控えめ。
これぞ正統派のナイヤガラ香。嫌味な香りにはなってません。
香りとは裏腹に、ドライな風味。
2年前に初めましてのノウジェヴィンヤード。その頃はドメーヌヒロキ委託で、ロゼメインだったのですが、今回は赤1種類の参加でした。独立したブースは無くて、うさうささんのところに間借りしてました。
大池さんも間借りね。
🍷ノウジェヴィンヤード WM 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ノウジェヴィンヤード (委託先:ヴィニョブル安曇野)
葡萄品種:メルロ39%、カベルネ・フラン39%、ムールヴェードル12%、プティ・ヴェルド8%、バルベーラ2%
葡萄産地:長野県東筑摩郡麻績村
ヴィンテージ:2023
生産本数:360本
少々草っぽさの残る香り。
口当たり、辛さが先に立ってきます。酸味は目立たず、ドライな味わい。
後口に少々の苦み。
ステンレスタンクで発酵・熟成し、樽熟成の代りにオークチップを使用しています。
まだ発売前なんでしょうか? こちらもまたエチケットは無しでのっぺらぼう。裏ラベルだけ付いてました。
推しのガクファーム&ワイナリー。
いろいろ出品されてましたが、7月のイベントで飲んだ2つ、IMA シュナン・ブラン 2024と、 IMA カベルネ・フラン 2023は泣きながらパス。
🍷ガクファーム SEIL メルロ+カベルネ・フラン 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:メルロー カベルネフラン
葡萄産地:メルロ(塩尻市岩垂原)、カベルネ・フラン(松本市笹賀)
ヴィンテージ:2022
やわらかな香り。口当たりに若干草の風味。酸味は適度。
わりとかっちりした感じの味わい。のど越しはなんだかみずみずしい。
メルロは塩尻市岩垂原の自社畑、カベルネ・フランはワイナリー隣の松本市笹賀の自社畑のぶどうです。岩垂原は北アルプスなどの周囲の山々から流れ出る幾筋もの河川によって作られた複合扇状地で粘土と礫質が混じる土壌、松本市笹賀は古くは奈良井川の河川敷で砂が多い砂礫質でぶどう栽培に適した土壌です。
この土地らしさを引き出すため、ぶどうに付着した野生酵母から酒母を起こして発酵、新樽と古樽で8ヶ月間熟成し、比率92:8でアッサンブラージュし瓶詰めしています。
🍷ガクファーム ピノグリ ヌーヴォー 2025
種類:白ワイン
ワイナリー:GAKUFARM & WINERY
葡萄品種:ピノグリ
葡萄産地:長野県塩尻市岩垂原
ヴィンテージ:2025
甘さを思わせる、少しざらついたような印象の香り。
口当たりに少しの甘酸っぱさ。酸味自体は控えめ。
後口爽やか。
これもエチケットなし。このフェスは非売品というか、未発売品をこんなに飲めるんですねえ。
さて、絶立ち寄りの111VINEYARDさん、
なんと川島さんはドラえもんの着ぐるみで店頭におられました!
・・・ こんなに痩せたドラえもんは初めて見た。
🍷111ヴィンヤード キュベ鼓動 2023 “門”
種類:赤ワイン
ワイナリー:111ヴィンヤード
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2023
やわらかないい香り。酸味は適度。
やわらかながらもコクのある味わい。
軽い苦渋もあり、結構ですねえ。
111さんの2023vtの鼓動は3種類(亜、朱、門)が出ていて、そのうち亜と朱はボトルを買って家にある。まだ買ってない門を味見できてらっきい。
川島さんの解説を読むと、なんとなく、門が一番軽そうだったんだけど、それでこれかあ。なら門も買おうかな、と思っていたけど、帰りがけにブースに寄ったら売り切れてた。
しくしく
🍷111ヴィンヤード シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:111ヴィンヤード
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2023
フルーティさを湛えた上品な香り。
口当たりは凛々しく、少しの苦み。酸味は適度。
フルーティなドライ味。
今回は気候のせいと1杯の提供量が少し増えたせいで、あまり数を飲めんで残念。
ところで終盤、ボトルを持って歩く人を発見し“あっ買えるんだ!”と気付いて探し、2本買い求めることが出来ました。以前は無かったかも、これはまた楽しみ。
食って飲んだ日:2025年10月26日








































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