ワインとチーズの講座 第7回2025/10/24

ワインとチーズの講座、2025年下期1回目(我々としては7回目)。本日のお題は“オレンジワイン”。

今回も、漠然としたものが形として見えてきた印象の、得難い学びだった。

今回のワインはなんと6種類、
6本
うち4種が日本ワイン!

🍷御勅使川 甲州 醸し オレンジ 2024
御勅使川 甲州 醸し オレンジ 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:御勅使川(みだいがわ)ワイナリー
葡萄品種:甲州ベース シャルドネ
葡萄産地:甲州:山梨県勝沼市 シャルドネ:南アルプス市自社農園
ヴィンテージ:2024
販売価格:1980円
なんだか艶っぽい色合い。
ちょっと爽やかなオレンジワイン香。
口当たりはやわらか。酸味は控えめ。
やわらかながらも、ドライ系の味わい。

御勅使川ワイナリーは、工業用バルブメーカーである宮入バルブ製作所が創立したワイナリー。メーカーとして醸造用機械の製造に携わるうち、部品造りからワイン造りに参入したのだと。先日は辰巳琢朗のワイン番組でも取り上げられていたが、自社畑を持っていて、しかもお値段もお安め。先生曰く“長野県でワイン造りを始めるのは定年間際で自身の集大成として始める個人の趣味派が多いが、山梨の新規参入は異業種参入が多め”と。

 

🍷丹波ワイン デラ・グリ Dela Gris 2024
丹波ワイン デラ・グリ Dela Gris 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:デラウェア
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:2024
販売価格:1980円
濃いめのオレンジ色。
香りはしっかりしていて、デラっぽさは、無くは無いけど控えめ。
やわらかな口当たりで、酸味は控えめ。
 

🍷ヴァンヴィ グリ 龍眼 2024
ヴァンヴィ グリ 龍眼 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ヴァンヴィ
葡萄品種:竜眼 100%
葡萄産地:長野県松川町 自社畑産
ヴィンテージ:2024
販売価格:2090円
先の2杯より濃いオレンジ色。
香りに、少し漬物っぽさを感じました。
口当たり・・・少し浅い? なんだか紙っぽい口当たり。
軽い味わいで、酸控えめ。
竜眼ぽい風味はあまり感じられない。
・・・後半、ベッコウアメみたいな香りが出てきた。

栽培をやめていた梨畑の棚を利用して栽培を開始した、樹齢6年目の畑の葡萄を使ったやや甘口、アルコール濃度6%。

 
🍷よひち農圃 HACHI 2024 白
よひち農圃 HACHI 2024 白
種類:ロゼワイン
ワイナリー:よひち農圃 (委託先:ペイザナ農事組合法人)
葡萄品種:甲州90%、カベルネフラン+ムールヴェードル10%
葡萄産地:山梨県甲州市(勝沼と塩山)
ヴィンテージ:2024
販売価格:2585円
色は濃いめ。少しだけロゼ色がかってます。
結構濃い香り。口当たりもしっかり、酸味は適度。
少しピリ感があって、苦味のニュアンス、コクのある味わい。

①発酵・熟成を約2週間、マセラシオンカルボニックを行い圧搾、約4カ月樽熟成したもの
MC(マセラシオンカルボニック)は、発酵を早く進めたい、色や渋味を出したいときに使うんだそうです。
②樽発酵後4カ月樽熟成したもの・・・2種を瓶詰前にブレンド。サンスフルのナチュール。アルコール濃度10%。サーモンイエロー。

これのみ「ロゼ」ワイン。黒葡萄が10%入っているからオレンジワインではない! んだそうです。

 
🍷ドレミワイン ルカツィテリ・ムツヴァネ・アンバー《髭》2022 
ドレミワイン ルカツィテリ・ムツヴァネ・アンバー《髭》2022
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ドレミワイン
葡萄品種:ルカツィテリ(Rkatsiteli)、ムツヴァネ(Mtsvane)
葡萄産地:ジョージア国
ヴィンテージ:2022
販売価格:3850円
オレンジワインっぽい色合い。
爽やかながらもコクのある香り。
口当たりがっしり。結構渋みあり。
酸味は適度。味わいしっかり、コクあり。
・・・後半、さらに渋味増強。

ドレミワイン:
古代ジョージアの技術を使って最高級のナチュラルワインを作成。有機栽培でブドウを育て、ジョージアの伝統にならって、工業酵母、化学物質、添加物は、栽培工程でもワイン製造工程でも不使用。

ワインはすべて手作りのクヴェヴリ(甕)で作られます。軽くプレスされた果汁は、果皮とともに発酵。野生酵母のみで、添加物不使用です。発酵が終了すると、クヴェヴリは春まで土で密封されます。

この間、ワインの固形物はゆっくりとクヴェヴリの底に沈んで行き、上面のワインは澄んでいきます。 12月と1月に温度が下がると、ワインは新しいクヴェヴリに移され、もう一ヶ月熟成されます。(上を掬って移し熟成する)

アルコール濃度16%、髭のおやじラベル。
 

🍷Folklore Naranja 2024 Bodega Cerro Chapeu /ボデガ・セロ・チャペウ フロクローレ・ナランハ 2024
ボデガ・セロ・チャペウ フロクローレ・ナランハ 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ボデガ・セロ・チャペウ
葡萄品種:トレッビアーノ 90%/プティ・マンサン 10%
葡萄産地:ウルグアイ国リベラ
ヴィンテージ:2024
販売価格:2860 円
苦さを予感させるような香り。
軽い苦味はあるものの、適度な味わい。酸味も適度。

新世界のオレンジワイン。ほんのりとした甘みがあると先生より。ステンレスタンクにトレッビアーノという白葡萄を入れ、そこにプレス後のプティマンサンを入れて90日間醸したもの。スキンコンタクト(果皮と共に寝かす)期間は40~50日程だとワインが渋くなり過ぎるが、90日以上だと今度は渋味が沈下してマイルドになるそう。

猫ちゃんラベル。(ピューマという意見もあった)輸入業者のページを見に行ったら、「マーゲイというネコ科に属する動物」なんですって。「準絶滅危惧種ということもあり、こちらのワインを購入すると一部環境団体に寄付されます。」とのこと。図らずも寄付してしまった。

 

6種類

以上6種類のうち、よひち農圃とジョージアのものだけ酸化防止剤無し。

無しにするには、余程衛生的に管理しなくてはならないはず。とても気を遣って造られたワインであろう。

 

本日のチーズ:
本日のチーズ

本日のチーズ

田楽味噌漬けカマンベール (北海道 十勝野フロマージュ製)合わせるの難しいか?
翡翠  (長野県 アトリエドフロマージュ)

ロゼより少し渋味があるのがオレンジワイン。フードフレンドリーで、幅広く合わせられるのが特徴。是非食卓へ。


 

オレンジワインとは・・・

発祥はジョージア。カスピ海沿いで、元はグルジアと言った国。クヴェグリという壺に入れて、壺ごと土に埋め込んで造るもの。ジョージアでは“アンバーワイン”ともいう。

色がオレンジ色をしており、作り方がまず違う。赤・白・ロゼに続く、第4のワインと言われ、今時のはやりである。

 

オレンジワインの造り方

「白葡萄を破砕し、その搾り汁に果皮と種子を漬け込んで発酵させる」。搾り汁だけを発酵させる白ワインと違い、「白葡萄を、赤ワインの造り方で 造ったもの」。そして、“黒葡萄を使わず“赤ワインの製造方法で造るということは、「少しでも黒葡萄が入っているとオレンジワインではない」ということ。

黒葡萄を使った赤ワイン、白葡萄を使った白ワイン、そしてオレンジワインはグリと言われる葡萄、ピノ・グリ、龍眼、甲州等という種類が多く使われ、その次はゲヴェルツトラミネール、ヴィオニエ・・酸がしっかりしているものが適している。

 

オレンジワインがはやり始めたのは?

オレンジワインは8000年程前からジョージアで造られ始めていた歴史があり、ジョージアワインは”クレオパトラの涙“とも言われるくらい昔から造られ飲まれていたが、広範囲で飲まれることはなかった。長くソビエト圏内のワインだったが、支配体制の崩壊によって広くソビエト圏以外にも飲まれるようになってきた。そこに最近の自然派ブームの波が来て、オレンジワインが広まり始めた。イタリアのフリウリがその一因でもある。

最近の、ナチュラルワインが何が何でも良い、という盲目的な若い人のブームは、私はどうかと思うけど・・と先生。

 

オレンジワインの特徴

一般的には酸化防止剤無しか少なめで造るが、日本のものはある程度は入れていることが多い。

オレンジやロゼは一般的にはあまり熟成はさせない傾向。

 

MC(マセラシオンカルボニック)とは?

早く色付けさせたい、早く造りたい時の製造法。房ごと、潰さず発酵槽へ入れると自重で潰れていく。

ボジョレーヌーボーは多くはこれ。

ボジョレーは11月は空輸便、12月は船便。空輸便は運送費がかかり高価になるが、船便になると安くなる。

 



飲んだ日:2025年10月21日



ドメーヌヒロキからワイン到着2025/10/24

ドメーヌヒロキからワイン4本到着!
4本到着!

左から

🍷ソーヴィニヨンブラン エレガント 2024
ソーヴィニヨンブラン エレガント 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2024
価格:\3,520
日本ワインコンクール2025銀賞受賞作。

🍷プティヴェルドー ユラニュス 2022
プティヴェルドー ユラニュス 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:プティヴェルドー
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2022
価格:\5,500

🍷メルロー ジュピター 2023
メルロー ジュピター 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県北安曇郡池田町
ヴィンテージ:2023
価格:\5,500

🍷スパークリング
スパークリング
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン・龍眼・シャルドネ
葡萄産地:ソーヴィニョンブラン・シャルドネ:長野県北安曇郡池田町
     龍眼:長野県安曇野市
ヴィンテージ:NV
価格:\2970


到着日:2025年10月22日