ワインとチーズの講座 第7回 ― 2025/10/24
ワインとチーズの講座、2025年下期1回目(我々としては7回目)。本日のお題は“オレンジワイン”。
今回も、漠然としたものが形として見えてきた印象の、得難い学びだった。
今回のワインはなんと6種類、
うち4種が日本ワイン!
🍷御勅使川 甲州 醸し オレンジ 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:御勅使川(みだいがわ)ワイナリー
葡萄品種:甲州ベース シャルドネ
葡萄産地:甲州:山梨県勝沼市 シャルドネ:南アルプス市自社農園
ヴィンテージ:2024
販売価格:1980円
なんだか艶っぽい色合い。
ちょっと爽やかなオレンジワイン香。
口当たりはやわらか。酸味は控えめ。
やわらかながらも、ドライ系の味わい。
御勅使川ワイナリーは、工業用バルブメーカーである宮入バルブ製作所が創立したワイナリー。メーカーとして醸造用機械の製造に携わるうち、部品造りからワイン造りに参入したのだと。先日は辰巳琢朗のワイン番組でも取り上げられていたが、自社畑を持っていて、しかもお値段もお安め。先生曰く“長野県でワイン造りを始めるのは定年間際で自身の集大成として始める個人の趣味派が多いが、山梨の新規参入は異業種参入が多め”と。
🍷丹波ワイン デラ・グリ Dela Gris 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:デラウェア
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:2024
販売価格:1980円
濃いめのオレンジ色。
香りはしっかりしていて、デラっぽさは、無くは無いけど控えめ。
やわらかな口当たりで、酸味は控えめ。
🍷ヴァンヴィ グリ 龍眼 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ヴァンヴィ
葡萄品種:竜眼 100%
葡萄産地:長野県松川町 自社畑産
ヴィンテージ:2024
販売価格:2090円
先の2杯より濃いオレンジ色。
香りに、少し漬物っぽさを感じました。
口当たり・・・少し浅い? なんだか紙っぽい口当たり。
軽い味わいで、酸控えめ。
竜眼ぽい風味はあまり感じられない。
・・・後半、ベッコウアメみたいな香りが出てきた。
栽培をやめていた梨畑の棚を利用して栽培を開始した、樹齢6年目の畑の葡萄を使ったやや甘口、アルコール濃度6%。
🍷よひち農圃 HACHI 2024 白
種類:ロゼワイン
ワイナリー:よひち農圃 (委託先:ペイザナ農事組合法人)
葡萄品種:甲州90%、カベルネフラン+ムールヴェードル10%
葡萄産地:山梨県甲州市(勝沼と塩山)
ヴィンテージ:2024
販売価格:2585円
色は濃いめ。少しだけロゼ色がかってます。
結構濃い香り。口当たりもしっかり、酸味は適度。
少しピリ感があって、苦味のニュアンス、コクのある味わい。
①発酵・熟成を約2週間、マセラシオンカルボニックを行い圧搾、約4カ月樽熟成したもの
MC(マセラシオンカルボニック)は、発酵を早く進めたい、色や渋味を出したいときに使うんだそうです。
②樽発酵後4カ月樽熟成したもの・・・2種を瓶詰前にブレンド。サンスフルのナチュール。アルコール濃度10%。サーモンイエロー。
これのみ「ロゼ」ワイン。黒葡萄が10%入っているからオレンジワインではない! んだそうです。
🍷ドレミワイン ルカツィテリ・ムツヴァネ・アンバー《髭》2022
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ドレミワイン
葡萄品種:ルカツィテリ(Rkatsiteli)、ムツヴァネ(Mtsvane)
葡萄産地:ジョージア国
ヴィンテージ:2022
販売価格:3850円
オレンジワインっぽい色合い。
爽やかながらもコクのある香り。
口当たりがっしり。結構渋みあり。
酸味は適度。味わいしっかり、コクあり。
・・・後半、さらに渋味増強。
ドレミワイン:
古代ジョージアの技術を使って最高級のナチュラルワインを作成。有機栽培でブドウを育て、ジョージアの伝統にならって、工業酵母、化学物質、添加物は、栽培工程でもワイン製造工程でも不使用。
ワインはすべて手作りのクヴェヴリ(甕)で作られます。軽くプレスされた果汁は、果皮とともに発酵。野生酵母のみで、添加物不使用です。発酵が終了すると、クヴェヴリは春まで土で密封されます。
この間、ワインの固形物はゆっくりとクヴェヴリの底に沈んで行き、上面のワインは澄んでいきます。 12月と1月に温度が下がると、ワインは新しいクヴェヴリに移され、もう一ヶ月熟成されます。(上を掬って移し熟成する)
アルコール濃度16%、髭のおやじラベル。
🍷Folklore Naranja 2024 Bodega Cerro Chapeu /ボデガ・セロ・チャペウ フロクローレ・ナランハ 2024
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ボデガ・セロ・チャペウ
葡萄品種:トレッビアーノ 90%/プティ・マンサン 10%
葡萄産地:ウルグアイ国リベラ
ヴィンテージ:2024
販売価格:2860 円
苦さを予感させるような香り。
軽い苦味はあるものの、適度な味わい。酸味も適度。
新世界のオレンジワイン。ほんのりとした甘みがあると先生より。ステンレスタンクにトレッビアーノという白葡萄を入れ、そこにプレス後のプティマンサンを入れて90日間醸したもの。スキンコンタクト(果皮と共に寝かす)期間は40~50日程だとワインが渋くなり過ぎるが、90日以上だと今度は渋味が沈下してマイルドになるそう。
猫ちゃんラベル。(ピューマという意見もあった)輸入業者のページを見に行ったら、「マーゲイというネコ科に属する動物」なんですって。「準絶滅危惧種ということもあり、こちらのワインを購入すると一部環境団体に寄付されます。」とのこと。図らずも寄付してしまった。
以上6種類のうち、よひち農圃とジョージアのものだけ酸化防止剤無し。
無しにするには、余程衛生的に管理しなくてはならないはず。とても気を遣って造られたワインであろう。
本日のチーズ:
田楽味噌漬けカマンベール (北海道 十勝野フロマージュ製)合わせるの難しいか?
翡翠 (長野県 アトリエドフロマージュ)
ロゼより少し渋味があるのがオレンジワイン。フードフレンドリーで、幅広く合わせられるのが特徴。是非食卓へ。
オレンジワインとは・・・
発祥はジョージア。カスピ海沿いで、元はグルジアと言った国。クヴェグリという壺に入れて、壺ごと土に埋め込んで造るもの。ジョージアでは“アンバーワイン”ともいう。
色がオレンジ色をしており、作り方がまず違う。赤・白・ロゼに続く、第4のワインと言われ、今時のはやりである。
オレンジワインの造り方
「白葡萄を破砕し、その搾り汁に果皮と種子を漬け込んで発酵させる」。搾り汁だけを発酵させる白ワインと違い、「白葡萄を、赤ワインの造り方で 造ったもの」。そして、“黒葡萄を使わず“赤ワインの製造方法で造るということは、「少しでも黒葡萄が入っているとオレンジワインではない」ということ。
黒葡萄を使った赤ワイン、白葡萄を使った白ワイン、そしてオレンジワインはグリと言われる葡萄、ピノ・グリ、龍眼、甲州等という種類が多く使われ、その次はゲヴェルツトラミネール、ヴィオニエ・・酸がしっかりしているものが適している。
オレンジワインがはやり始めたのは?
オレンジワインは8000年程前からジョージアで造られ始めていた歴史があり、ジョージアワインは”クレオパトラの涙“とも言われるくらい昔から造られ飲まれていたが、広範囲で飲まれることはなかった。長くソビエト圏内のワインだったが、支配体制の崩壊によって広くソビエト圏以外にも飲まれるようになってきた。そこに最近の自然派ブームの波が来て、オレンジワインが広まり始めた。イタリアのフリウリがその一因でもある。
最近の、ナチュラルワインが何が何でも良い、という盲目的な若い人のブームは、私はどうかと思うけど・・と先生。
オレンジワインの特徴
一般的には酸化防止剤無しか少なめで造るが、日本のものはある程度は入れていることが多い。
オレンジやロゼは一般的にはあまり熟成はさせない傾向。
MC(マセラシオンカルボニック)とは?
早く色付けさせたい、早く造りたい時の製造法。房ごと、潰さず発酵槽へ入れると自重で潰れていく。
ボジョレーヌーボーは多くはこれ。
ボジョレーは11月は空輸便、12月は船便。空輸便は運送費がかかり高価になるが、船便になると安くなる。
飲んだ日:2025年10月21日
ワインショップnico訪問 ― 2025/10/17
墓参りの後、渋谷のnicoを訪問。
開店したばかりの時間で、店内には他客はあまりおらず、早速モバイルオーダー開始。
🍷ヴァン・ド・ラ・ボッチ No.24 Sauvignon Blanc 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:ヴァン・ド・ラ・ボッチ
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン85%、プチマンサン5%、アルバリーニョ5%、シュナンブラン3%、その他2%
葡萄産地:石川県金沢市俵地区産(自社農園)
ヴィンテージ:2024
華やかさがあるながら、重厚さも思わせる厚みのあるような複雑な香り。
口当たりは少しシャープ。酸味は適度。
味わいはキリリとして、軽い苦味も伴って、余韻が大人。
切れ味が良くてかなりおいしい。
🍷アクアテラソル聲光庵 カリーニョ・ミオ 2024
種類:ロゼワイン
ワイナリー: アクアテラソル聲光庵
葡萄品種:シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー、カリニャン
葡萄産地:長野県上田市
ヴィンテージ:令和6年(2024)
色合いはややオレンジ気味。
香りはさわやかで少しふうわりとした感じで、ちょっとオレンジワインっぽい香り。
酸味は適度。軽いながらも柔らかく、穏やかな果実味。
軽旨だね。薄いとは感じない。
プロヴァンスのロゼワインをイメージし、ロゼのためだけに植えた地中海の黒葡萄をベースに、白ワイン仕込み(ダイレクトプレス)した辛口ロゼワイン。だそうな。「ロゼは上田の買い葡萄を使用している」と店長さんより。
お食事も
*お任せ前菜三種の盛り合わせ
めんたいポテサラ青海苔乗せ・クリームチーズちりめんじゃこ佃煮乗せ・ボロニアソーセージ ピクルス添え
*チーズウフマヨ
~しあわせチーズ工房「幸」かけ
これはここに来た時の定番。
🍷RIEZO ROSSO 2022 AGLIANICO
種類:赤ワイン
ワイナリー:カンテイーナ・リエゾー
葡萄品種:アリアニコ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2022
少し草っぽさのある、さわやかな香り。
口当たりはまろやか。つるつるっと入ってきます。
酸味は適度で、その後やわらかな果実味が広がります。
🍷NIKI HILLS オレンジ 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ニキヒルズワイナリー
葡萄品種:ピノ・グリ ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
色は少し濃いめの白ワインだな。オレンジには見えないなあ。
香りはフルーティ。柑橘系じゃなくて、もうちょっとお上品なフルーツ。・・・少し時間が経ったら、夏ミカンっぽくなったような。
口当たりはやわらか。酸はやや控えめで、軽く苦み。
香りからの印象よりはずいぶんドライ味。
「自社畑のピノ・グリとソーヴィニヨンブランの品種の可能性を探るため挑戦したワイン。2023年は糖度が伸び悩み、酸が落ちやすい年でしたが、酸がまだ高いうちに収穫、除こう破砕しブドウの実だけを約1ヶ月醸し、圧搾。古樽熟成とステンレスタンクの2種にわけて熟成。」だそうです。
調子良くいただいていると、店長さんが「今日、イベントなんですよ、メルローの」と。知ってますがうちは夜は行けないので、と言うと、急遽10種を1セット提供しますよ、と提案して下さった。乗らない選択肢は無い、早速頂戴するのだ。このイベ、各地のメルローを30㏄ずついただけて4500円なのだ。
(ヴィニクローブもアリ!)
おつまみ追加。
*鶏もも胡瓜と大葉の水餃子
予想より皮が分厚かったけれど、もちもちで結構でした。
*ハム3種の盛り合わせ
(サラミ・ボロニアソーセージ・生ハム)
イベントのアイテムを次々と開けて、順に出てきました。
🍷 ドメーヌ・ブレス Ito 糸 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
良い香り。濃厚なメルロー香?
酸味は適度でこなれていてまろやか。
口当たりもやわらかで、ごく軽い苦味のコクと果実味が相乗して、大変結構な味わい。
濃度はミディアム程度だけど、これはうまい。
以前、nicoでドメーヌブレスのイベントがあった時、くじに当たってこれが買えた。
当時の店長さんが、「これは良いですよぉ」と言っていたが、確かに。
こいつが1本家で寝てる~
🍷 ドメーヌ・キタニ マルキョウ メルロー 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・キタ二
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:三重県
ヴィンテージ:2023
ブレスの糸と比べると、野性的な、草っぽさを感じり香り。
酸味は適度だけれど、味も軽いので、酸がちょっと目立つ。
味わいの果実味は豊か。
🍷 久住ワイナリー メルロー CatWalk 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:久住ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:大分県竹田市久住町(自社農園と契約農家)
ヴィンテージ:2022
予想よりちゃんとした香り。
口当たりはしっかりめ。酸味は適度。
軽い苦味に、しっかりした果実味。
久住さん、ちょっと侮ってたけど、まずまず良いんじゃない?
🍷 共栄堂 K24NT_AK_77
種類:赤ワイン
ワイナリー:共栄堂 室伏ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2024
色合いはメルローとしてはやや薄め。
わりと軽めの、ちょっと巨峰チックな香り。・・・すでに共栄堂ワールドかも。
酸は適度で軽い。
フルーティで軽やかな味わい。 メルローでも、やっぱり共栄堂節健在だな。
ここで店長さんから私物を1種サービス!
🍷キュベかざま メルロー 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:甲斐ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山梨県甲州市自社畑
ヴィンテージ:2022
わりと落ち着いた香り。
酸味は適度。
味わいはしっかり。キリっとした豊かな味わい、結構ですねえ。
これだけは抜栓二日目だそうです。
🍷 アグリクール Winding Road 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:アグリクール (醸造場所 FATTORIA AL FIORE)
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山形県上山市栽培農家 遠藤佐一 ENDO Corp
ヴィンテージ:2024
色は透明感あり。
香りはやわらか。
酸味は適度。
味わいは薄くはないが、コクもない。で、うまい。
果実味は豊かで、苦渋のコクも少し感じられて、バランスがいい。
片寄さんはアルフィオーレの設備を借りて買い葡萄を醸造してるんですね。ネゴシアンっていうのかな。2025vtからは自社醸造になってるとのこと。
🍷 ヴィンヤード カラリア Fuu! 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ヴィンヤード カラリア (委託先:ツイジラボ)
葡萄品種:メルロー
葡萄産地: 長野県北佐久郡立科町
ヴィンテージ:2023
しっかりしたメルロー香。いい香り。
味わいもしっかりしてる。酸味は適度。うっすら渋み。苦みもこなれて、バランスよし。
濃度もあって、大変結構です。最後のひとなめは、渋かった。
🍷 小布施ワイナリー ソガ・ペール・エフィス ちゃぶ台メルロ 樽熟成 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー: 小布施ワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地: 長野県上高井郡角藤農園
ヴィンテージ:2022
色は薄い。今日飲んだメルローで一番薄い。
香りはやわらか。酸味は適度。
味わいはちょっとやんちゃで、軽い。うすうま。
裏ラベルの曽我さんの解説によると、本来オーディネールになるはずだったメルロー樽熟成が格下げされたんだそうです。色が薄いとか味が軽いとか文句言わずにのめってさ。
🍷 ドメーヌコーセイ アメリカンオーク 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌコーセイ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地: 長野県塩尻市片丘自園
ヴィンテージ:2021
香りはほのかだけれど、優しい良い香り。ほのかなのは、ワシの鼻が利かなくなってきたのかも。
色はあまり濃くない。酸味は適度。
口当たりで軽い苦味が主張してくる。
味わいは結構軽いなあ。
🍷 アパチャーファーム It's 4am. 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:アパチャーファーム
葡萄品種:メルロー
葡萄産地: 長野県東御市
ヴィンテージ:2023
酸を予感させるフルーティーな香り。
酸味ややあり。かわいらしい酸。
フルーティな味わいに、穏やかな苦味渋味が乗って、少しやんちゃな風味。
🍷 ヴィニクローブ 二ツ石 メルロー
種類:赤ワイン
ワイナリー: ヴィニクローブ
葡萄品種:メルロー
葡萄産地: 長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2021
ちょっとキュートな、ブランデーみたいなニュアンスを含んだ香り。
酸味は適度。
こなれた苦渋味と、分厚い果実味。
濃度があって、充実の味わい。
2本購入して帰りました。いいの沢山で迷う~!
左:
ドメーヌ パスレル CHARDONNAY 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:Domaine Passerelle(ドメーヌ パスレル)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:山梨県北杜市長坂町大井ケ森(標高850m、自社単一圃場)
ヴィンテージ:2024
右:
アールオーヴィンヤード RO_VIN "ROSE" 2024
種類:ロゼワイン
ワイナリー:Ro_vineyard
葡萄品種:ピノノワール、ゲウェルツトラミナール、ルーサンヌ、ピノブラン、ピノグリ、プティマンサン、リースリング
葡萄産地:長野東御市
ヴィンテージ:2024
「ラベルに記載があるがSo2の添加はなし。」ですって。
飲んだ日:2025年10月16日
共栄堂 Y24HR_DD_00 ― 2025/10/03
孝蘭のテイクアウトでお祝い ― 2025/10/03
墓参の後にジョイーレさんへ ― 2025/09/22
今年もまだまだ暑い。“暑さ寒さも彼岸まで”って・・・昔のことわざか。
じきに彼岸の時期。少し早めの墓参りに行ってみたが、いやあ、何かが迎えに来たような気もする暑さ。
早く行かなくちゃ~!
・・到着したあ。今日のグラスワインのラインアップななかなかですねえ。
お水もボトルですぐ置いていただいて、さあスタートです。有難や~!
🍷ナリタヤ アサヒダイ 245 ブラン 2023年エピソード2
種類:白ワイン
ワイナリー:naritaya vineyard (委託醸造先:ドメーヌ・ブレス)
葡萄品種:シャルドネ、ピノグリ、ピノブラン、リースリング
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
生産本数:1366本
ちょっと華やかな感じの香り。
口当たりは優しめで、酸は控えめ。
優しくてさわやかな味わい。
🍷オサ OCEAN 2023
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:オサワイナリー
葡萄品種:デラウエア84%、旅路11%、ピノグリ5%
葡萄産地:北海道余市産・小樽産
ヴィンテージ:2023
生産本数:969本
香り爽やか。少し酸を予感させる香り。
口当たりはどっしり、腰がすわってる。味わいの酸味は適度。
コクのあるドライ味。のど越しにしっかりと苦み。
アテのメニューは既にテーブルにありました。
おいしいお料理を次々と!
*グリーンサラダ
*北海道産新秋刀魚のコンフィ
*北海道産生エイヒレとヘべスのムニエル
次の2杯。
駒園さんのは一升瓶ワインでした。
🍷 COMAZONO Vineyard Pony blanc NV 1800
種類:白ワイン
ワイナリー:駒園ヴィンヤード
葡萄品種:甲州、デラウェア
葡萄産地:山梨県甲州市塩山
ヴィンテージ:NV
フルーティな香り。デラ臭は控えめ。
口当たりキリリ。酸味は適度。
若干紹興酒的な風味もありますが、気になる程度じゃありません。
🍷ルバイヤート ルージュ樽貯蔵 塩尻市収穫 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:丸藤葡萄酒工業
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:山梨県甲州市勝沼町
ヴィンテージ:2020
まだ若々しさも感じる、キリっとした香り。少し揮発性も感じも。
口当たりはしっかり、軽い苦みあり。酸味は目立ちません。
*うずらの卵入りメンチカツ
~ゴーヤロメインソースにて
*鱧と海老のファルス(蒸し焼き)
🍷都農 牧内 アルバリーニョ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:都農ワイン
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:宮崎県児湯郡都農町
ヴィンテージ:2023
結構濃いめの色。フルーティなコクのある香り。アルバリーニョ風?
やわらかくまったりとした口当たり。酸味は適度。
深みのある充実した味わい。
🍷ベルウッド ドメーヌクロッシュ 2021 ピノグリ オランジュ
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ベルウッドヴィンヤード&ワイナリー
葡萄品種:ピノ・グリ
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2021
しっかり濃いめのオレンジ色。
暖かい柑橘系の香り。
口当たりはしっかり。酸味はやや控えめ。
キリっとドライな味わい。軽い苦味のコク。
Domaine Cloche(ドメーヌ クロッシュ)は、自社栽培ブドウで造るフラッグシップシリーズです。
ピノグリを、醸し発酵で皮と種からも旨味と渋みをしっかり引き出し、フレンチオークで16か月間の樽熟成、30か月間の瓶熟成を行い、複雑で奥行きのある味わいに仕上げました。
*キスとおかわかめのフリット
~藻塩・マンゴー胡麻ソースにて
*マッシュルームと生ハムの白ワイン蒸し トリュフ風味
ウオークインセラーの中に、いくつか気になるものがあり、そのひとつは購入し持ち帰りました。
🍷Jiki 夕 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー: じき (委託醸造先:合同会社10R)
葡萄品種:ツヴァイゲルトレーベ95%、他白系葡萄5%
*じきの有機ブドウとエコビレッジの有機ブドウを使用しています。
品種はツヴァイゲルトレーベ95%(じき96%、エコビレッジ4%)、他葡萄5%(じき100%)です。
葡萄産地:北海道余市郡余市町登町
ヴィンテージ:2023
じき夕は2022と2023両方ありましたが、店長さんより“2023は良く出来た、という話ですよ”という話がありこちらを選びました。
~飲み頃について~
リリース直後の2025年に飲んでいただいても十分楽しめると思います。5年ほど待っていただいてもタンニンのニュアンスがより馴染んだ上で白葡萄系の酸とのバランスが整って、よりワインとしてのポテンシャルが上がると考えます。
じき畑のHPによると上記とのことです。他葡萄というのは白系なんですね。
他にも“サントネージュ かみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨン2019”というのがありました。
見つけてすぐ以前の記事を確認してしまいました。これ、今は無き山形県にあったさんろくまるというお店で、うちで作った葡萄のワインなんです!とイチオシされて飲んだものとまさしく同じヴァージョンでした。
これは次回に是非。
食って飲んだ日:2025年9月17日
山梨から葡萄五種類到着 ― 2025/09/12
山梨から葡萄が5種類到着しました。
左からシャインマスカット、マスカサーティーン、ピオーネ、巨峰、スカーレット。
マスカサーティーンつーのは初めましてですね。スカーレットもあまりお目にかからない。
いずれもとてもおいしくいただいてますが、これらを並べて食べると、巨峰が相対的に酸っぱく感じてしまう。まず巨峰からいただくべし。
ピオーネは酸っぱさは少し減って、風味は十分。
マスカサーティーンがかなりいいです。甘さはシャインマスカットに勝るとも劣らず、葡萄らしい風味は少し勝っているような。スカーレットもかなりのもの。甘さはマスカサーティーンに若干譲るものの、葡萄の風味はさらに少し増しているような。
葡萄のお里は、以前山梨でお食事に行ったラ・メゾン・アンシェンヌというお店でお手伝いしていたお兄さんの家。葡萄農家さんだったのね。
到着日:2025年9月9日
左からシャインマスカット、マスカサーティーン、ピオーネ、巨峰、スカーレット。
マスカサーティーンつーのは初めましてですね。スカーレットもあまりお目にかからない。
いずれもとてもおいしくいただいてますが、これらを並べて食べると、巨峰が相対的に酸っぱく感じてしまう。まず巨峰からいただくべし。
ピオーネは酸っぱさは少し減って、風味は十分。
マスカサーティーンがかなりいいです。甘さはシャインマスカットに勝るとも劣らず、葡萄らしい風味は少し勝っているような。スカーレットもかなりのもの。甘さはマスカサーティーンに若干譲るものの、葡萄の風味はさらに少し増しているような。
葡萄のお里は、以前山梨でお食事に行ったラ・メゾン・アンシェンヌというお店でお手伝いしていたお兄さんの家。葡萄農家さんだったのね。
到着日:2025年9月9日
共栄堂 K24NT_AK_77 ― 2025/09/06
種類:赤ワイン
ワイナリー:共栄堂
葡萄品種:メルロ種
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2024
価格:2420円
抜栓日:2025年9月4日
共栄堂のK24NT_AK_77です。
透明感のある、やや紫がかった淡めの色合い。
最初、香りや味わいに苦味を感じたけれど、どうやらこれはゴーヤを食べていたせい。
時間が経って他のものと合わせたら、苦味は消えました。
香りは落ち着いた柑橘系。
口当たりはやわらか。酸味はまろやかでやや控えめ。
穏やかでやわらかな果実味。なかなか結構です。
共栄堂さんの赤という事で予想した味わいよりはずいぶん本格派。
共栄堂さんの赤なんで、葡萄はMBAか巨峰かと思いきや、メルロー。かみのやまの買い葡萄なんですね。
メルローとしてはやや軽めかなあ。とはいえ、赤のテーブルワインとしては大変結構。
ワイナリー:共栄堂
葡萄品種:メルロ種
葡萄産地:山形県上山市
ヴィンテージ:2024
価格:2420円
抜栓日:2025年9月4日
共栄堂のK24NT_AK_77です。
透明感のある、やや紫がかった淡めの色合い。
最初、香りや味わいに苦味を感じたけれど、どうやらこれはゴーヤを食べていたせい。
時間が経って他のものと合わせたら、苦味は消えました。
香りは落ち着いた柑橘系。
口当たりはやわらか。酸味はまろやかでやや控えめ。
穏やかでやわらかな果実味。なかなか結構です。
共栄堂さんの赤という事で予想した味わいよりはずいぶん本格派。
共栄堂さんの赤なんで、葡萄はMBAか巨峰かと思いきや、メルロー。かみのやまの買い葡萄なんですね。
メルローとしてはやや軽めかなあ。とはいえ、赤のテーブルワインとしては大変結構。
ミエイケノ シャルドネ 2021 ― 2025/09/02
波太オルビス ― 2025/09/01
ゆっくり出来て、ワインの持ち込みが出来て、おいしい宿がないかなあ。
そんな我が家に合った宿はそうそうあるものじゃない。
今回たまたま検索していてヒットした千葉の宿。波太(なぶと)オルビス
”泊まれるオーベルジュ“”ワイン持ち込み可“”小さな宿“、しかも和洋のミックスしたお食事であるらしい。
夏も涼しいらしい外房の、海の近いそのオーベルジュへ出掛けてみた。
訪問した日、東京は34度。外房をぐるりして太海駅に到着すると、やはり暑い。駅からふらふらと歩くと海に面した建物が。
海がすぐ近のレストランフロアからドアを開けて廊下に出ると、そこが全3室のお泊り棟。
18時のお食事時間の少し前に、外へ出てみた。
amane程ではないが、海はすぐ近く。しかも涼しい。(でも帰り時間の朝はクラクラした・・)
席に案内されると海に向けての直角並び配置に席が用意されていた。
手書きのアツいお品書き付き。
海と空が暗くなっていくのを見ながら、いただきましょう。
持参したワインはコレ。
抜栓してワインクーラーで冷やしておいてくださった。
🍷ミエイケノ シャルドネ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌ ミエ・イケノ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:山梨県北杜市小淵沢町下笹尾(猫の足跡畑)
ヴィンテージ:2021
価格:7920円
抜栓日:2025年8月28日
フレンチオーク樽の小樽発酵 樽熟成 10〜12ヶ月
これについては別記事で。
それとは別に、まずスパークリングワインで乾杯。
🍷ミオネットMIONETTO Prestige collection Prosecco DOC Treviso Brut
種類:白スパークリングワイン
ワイナリー:ミオネット
葡萄品種:グレーラ100%
生産地 イタリア国/ヴェネト
醸 造 ステンレスタンクを使用しシャルマ方式のタンク内二次発酵
なみなみと注いでくれました。
お料理スタートです。
*アミューズ
パプリカのサブレ ~地魚(本日はタカノハダイ)のマリネ
手で一口でどうぞ、とのこと。パクッとね。
*洋前菜
九十九里産 蛤のカルトッチョ
カルトッチョとは、”包み焼き“の意。透明な包み紙で、大きな蛤と地野菜(ズッキーニ等やキノコ類)を水を入れずに蒸したものだそうな。
*スープ
・栗カボチャの冷製ポタージュ
“くり将軍”という名の栗南瓜のスープ。ピスタチオオイル入り。一般的ポタージュより粘度高めで、かき混ぜるような濃さ。
*グラニテ
・お口直しの一口~スイカのソルベ
*お造り
・大将厳選・船盛で出てきました。
鴨川産黒ムツ・カマス・勝浦産カツオ
煮サザエ
追加した伊勢海老刺
アワビもプラス!
ピンク塩(岩塩?)・自家製醤油・生姜醤油にて
*肉料理
・シェフー推し・鴨川高梨牧場 A5黒毛かずさ和牛の 赤ワイン煮
赤ワインソースは6時間煮込みました、とのこと。こいつが濃厚でコクがあってウマいのなんの。
肉料理に合わせて、赤ワインをグラスでいただきました。
🍷Glenelly Glass Collection Cabernet Sauvignon 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:Glenelly Estate
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン
生産地:南アフリカ/ステレンボッシュ
ヴィンテージ:2021
ちょうどいいバランスで濃度は十分ながら、重すぎることもそれほど酸っぱいこともない、いい塩梅の赤ワイン。
*寿司・大将一握入魂のおたのしみのにぎり
本日は鯛 生鮪・釣り鰺 + 追加した焼き穴子をバーナーで焼いて、ツメを塗って・・
寿司に合わせて白ワインをいただきまして。2種類あるということで、1杯づつ。
ゴージャスなグラスで出てきました。
写真右が
🍷Glenelly Glass Collection Unoaked Chardonnay 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:Glenelly Estate
葡萄品種:シャルドネ100%
生産地:南アフリカ/ステレンボッシュ
ヴィンテージ:2022
写真左は
🍷William Fevre Chablis 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ウィリアム・フェーヴル
葡萄品種:シャルドネ
生産地:フランス・ブルゴーニュ・シャブリ
ヴィンテージ:2022
シャブリはハーフボトルでした。
*デザート
シェフ特製 カカオ66% ガトーショコラ(・・じゃない、チョコレート)
or チーズテリーヌ
コーヒー
当日追加したもの以外はコースのうち。しかも月替わりの最安値の“ひまわりコース”
何回か訪問することを考えて最安値コースからスタートしたが、十分だったかも?いやあ恐るべしオルビス。
ごちそうさまでした・・おなかいっぱい。
食って飲んだ日:2025年8月28日




















































































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