京都の宿と夕食 ― 2025/11/27
本日の宿泊は京町家の一軒家。京のおおぞらというお宿。
指定された場所には同仕様の町家が2軒並び、
そのひとつに電子キーにてチェックインした。今時やね~!
玄関を上がると1階は突き当りがお手洗い、右手を開けるとすぐソファのリビング、その奥に床暖房してある台所、更にその奥に和室の居間。
台所から奥に下駄で土間を行くと今風の浴室。小さいながら坪庭もあり。
急な階段を上ると2階に2ベッドの寝室ひとつ、
和室がひとつと洗面所とお手洗い。洗面所にはドラム式の洗濯乾燥機あり。寝室のある2階にお手洗いがあるのが有難いね~!
町家は朝食を外注で届けてもらうことも可能だったが、そこはパン文化の京都、是非買いに行きたいもの。
夕食は街へ行きましょう。
河原町の「和食 まこたろう」というお店を訪問。
わりあい新しいお店のようで、ドリンクは全て日本物だそうな。
奥のテーブル席へ。
本日は「霜月のお品書き」にて。
飲み物はワインペアリングコースでスタート。
ドリンクメニューには、ワインペアリングにあるものの他に、グラスで頼めるものが赤白1種類ずつあるようだ。
“当店は、日本製、醗酵にこだわっておりまして”とのこと。ではでは。
*先付
本日の一番出汁
まずは出汁香が嬉しい澄んだ一杯が提供された。北海道産真昆布と焼津の鰹節で取ったものだそうな。
*八寸
(手前左)生海老 塩麹 (手前右)汲上げ湯葉 いくら乗せ 醤油麹 (奥)鰆焼霜 酢味噌
これに合わせる1杯は・・
🍷グレープリパブリック Rosato 2019
種類:ロゼワイン
ワイナリー:グレープリパブリック
葡萄品種:スチューベン 85% デラウェア 15% ナイアガラ少量
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:2019
やさしい、少しビニールっぽい感じもある香り。
酸味は適度。やわらかな口当たりに、軽い苦味。
軽やかな果実味。
山形県南陽市新田産のスチューベンとデラウェアを一緒にダイレクトプレスしたものと除梗し6日間皮と醸したスチューベンをブレンド。 最後に5日間皮と醸したスチューベン、ナイアガラを少量加え香りのバランスを整えた。とのこと。
*造り
紅葉鯛 (下に)胡麻醤油 本山葵
和食でお造りと言えば、ツマの上にお刺身が並んでいるものと・・これは、深い器に入れたお刺身も混ぜて和え物として召し上がれ、というコンセプト。山椒が隠し味になっている逸品。
🍷カーブドッチ やまどり舞う 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄品種:スチューベン、 キャンベルアーリー (ブレンド比率:非公開)
葡萄産地:新潟県西蒲区
ヴィンテージ:2023
フルーティな香り。生食葡萄っぽい香りは無い。
口当たりはまろやか。酸味は穏やか。
まろやかな果実味で、かろやか。
まこたろうさんのお造りと合わせると、軽い苦味も出て、いい感じ。
*焼物
甘鯛の炭火松笠焼き 舞茸 菊の二彩餡 柚子の香り
焼物皿をスプーンでいただくもの!これも新しいのう。
🍷 信州たかやまワイナリー シャルドネ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:信州たかやまワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県
ヴィンテージ:2021
シュッとした、さわやかな香り。
酸味は控えめ。
軽い苦味もある、ドライな口当たり。その後に、フルーティな味わいがやってきます。
のど越しはグッと引き締まります。
*揚物
鱧天婦羅 雲丹 梅水晶 本山葵
天婦羅に後ろ3つを乗せたもの。天つゆや塩でなく、これをのせてどうぞ、という趣向。
🍷シャトーマルス 甲州 オランジュグリ 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:マルス穂坂ワイナリー
葡萄品種:甲州
葡萄産地:山梨県韮崎市
ヴィンテージ:2023
フルートグラスで出てきた。これは泡ではないよね。
落ち着いた香り。しっかりした口当たりから、切れの良い後味。
酸味は控えめ。キリっと軽やかなドライ。
鱧天と合わせると、コクが増した。
合わせワインに、ここでペアリングに無い白を追加してみた。
🍷グレープリパブリック SERIE R bianco 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:グレープリパブリック
葡萄品種:デラウェア セイベル9110
葡萄産地:山形県南陽市
ヴィンテージ:2023
香りは・・・ナイヤガラ?いやいやこれは山形だから、デラウエア。デラ臭か。
軽く苦みもあるフルーティな口当たり。酸味は控えめ。
これは飲食店限定のワインだそうな。グレリパにはビアンコがあるが別物らしい。
*口直し
シャインマスカット 生ハムとヨーグルトのエスプーマ
生ハムの姿は見当たらないが、食べると確かに生ハムの味が・・・
これに合わせるのはさすがに・・“和紅茶ソーダ”
*肉料理
黒毛和牛サーロインステーキ、ネギ味噌、生胡椒、岩塩、本山葵
炭火焼の風味が残る
🍷楠 ピノノワール 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:楠わいなりー
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:長野県須坂市
ヴィンテージ:2021
透明な色合い。やわらかなピノ香。
酸味は適度。柔らかいが、コク十分の味わい。
苦味も軽ーくあって、広がるうまみ。
ここで、ペアリングにない赤を追加。
🍷グレープリパブリック SERIE R rosso 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:グレープリパブリック
葡萄品種:不明(スチューベン、メルロー、北淳、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン?)or(スチューベン、ネオマスカット)
葡萄産地:山形県南陽市
ヴィンテージ:2022
淡い色。キャンディ香は無いけど、甘やかな感じの香り。MBAかな、と思ったけど、MBAは使ってないのね。スチューベン由来かしら。
口当たりはやわらか、酸味は適度。軽やかだけれど、やさしくうまい。
これも飲食店限定のワイン。葡萄はなあに?とお兄ちゃんに聞くと調べてお知らせしてくれたのが上記の前の括弧内。後ろの括弧内はIMADEYAの記事から。
*締め
なめこのお味噌汁
付け合わせ (右)柚子胡椒のせ明太子 (中央)卵黄白味噌漬け (左)べったら漬け
京番茶添え
*甘味
菊姫の酒粕ベイクドチーズケーキ
バニラアイス 宇治抹茶パウダーのせ
ここで、まさかのデザート合わせのワインが登場~!
🍷ココファーム こころみシリーズ 2022 ケルナー・シエスタ
種類:白ワイン
ワイナリー:ココファーム
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道 余市郡余市町 長谷川農園、荒農園、藤澤農園、才川農園
ヴィンテージ:2022
香りは甘くない。落ち着いた大人の香り。
濃くてすこし甘い味わい。
これがデザートの後にいただくと、辛口。コクのある辛口に変貌。
ケルナー種のなかでも貴腐菌の付いた葡萄を集めて仕込み、野生酵母でゆっくりと醗酵させました。
南国を思わせるフルーツに加えて、貴腐葡萄を醗酵させた際の蜂蜜のような香りや味が、このワインに複雑さと華やかさを与えています。とのこと。
さて、このまこたろうさん、
新規店なのに、奇をてらった嗜好の一皿でも基本の味がしっかりしていて、どれも感心するお味だったのが驚き。
京都の中心地だから、外人や旅行者相手に見た目だけ映えればいい、値段も↑で構わない、といったお店でも十分はやると思うけど、“醗酵”“日本の食材 日本のもの”にポイントを定めた安定の味には、私たちのような高齢者も賛同するわん。
ただ、味付けはとても日本酒に合うと思われる。
それだけに、日本ワインに合わせる客は殆ど居ないんだろうなあと感じた。ワインペアリングで提供されたボトルをお借りして写真を撮った時に、開栓した日付と思われるものが貼ってあり、それが25日程前の日付。
保存方法を確認はしてないけれど、勿論コラヴァンではなく、ワインストッパーかな?
サーブしてくれたスタッフさんはワインはそれほど詳しくないようで、葡萄の品種を聞いてもわからないことがあったにゃ。でも、わからないではすませず、調べてきて答えてくれた。その姿勢はなかなか好感が持てる。
とはいえ、ワインのわかるスタッフが常駐していないというのは、・・・ ちょっと残念。
飲んで食った日:2025年11月20日
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