セイズファームからワイン到着 ― 2025/06/21
セイズファームからワイン到着
セイズファームのコテージ宿泊の後、帰りがけに購入したワインが届きました。
6本も。
宿泊者限定で、発売前のアルバリーニョや、ショップでは売り切れているものなども買えるのでした。
でも、買ってもせいぜい4本だよなあ・・・選ぶのが大変だなあ・・・と悩みに悩んで厳選4本をお願いしたはずなのに・・・「これもステイの方限定でして」などとショップのお姉さんの口車にまんまと乗ってしまい、6本ご購入。めでたしめでたし。悩みに悩んで絞り込んだ努力は灰燼に帰したのでありました。
集合写真の左から順に
余川ルージュ 2022
種類:赤ワイン
葡萄品種:メルロー58.9%、サンジョベーゼ26.6%、カベルネ・ソーヴィニョン14.5%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
価格:7000円
余川ブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ:39.6% ソーヴィニヨン・ブラン:39.6% アルバリーニョ:20.8%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
価格:7000円
IYASA A ロゼ 2023
種類:ロゼワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ピノノワール:47.9%、ソーヴィニヨンブラン:19.5%、シャルドネ:29%、アルバリーニョ:3.6%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
価格:5500円
アルバリーニョ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:富山県氷見市
ヴィンテージ:2024
価格:4700円
プライベートリザーブ シャルドネ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ 100%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
価格:7000円
シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ 100%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
価格:4700円
到着日:2025年6月15日
氷見 イミグレ ― 2025/06/21
セイズファームのコテージを出てタクシーに乗り、向かった先は2泊目の宿。
チェックインが16時でそれにはだいぶ早かったので、荷物を先にお部屋に入れさせてもらう事が出来た。大変有難かった。
というのも、二泊目の宿はオールインクルーシブ、事前に飲みかけのワインを持ち込んでよいか?と聞いておいたら快くOKして下さったのだ。セイズファームのワイナリーレストランで開けたワインを2本、お部屋の冷蔵庫に先にチェックイン出来たのだ。これで夜はバッチリ。良し良し。
街中を少し探検し、16時少し前にチェックイン。
お若い宿屋の主様が迎えてくれた。
居室は全て2階、階段を上って突き当りのお部屋。宿の立地もまるで半島の中にいるような、素敵な場所で、窓が広々と取ってあり海がとても広角に見える。
宿から海までは漁港と公園スペースで、本当にいい立地。それを生かすために食事テーブルを海に面して3段に配置し、海を見ながら食事を摂れる。その窓の先には広いデッキスペースと、グランピングテントが2棟。
グランピングのほうが人気らしい・・。
オールインクルーシブで、アルコールの缶もお茶のペットボトルも全て居室へ持ち帰ってよいと。ここで飲めというところも多いと聞くがなんか優しい。
グランピングのほうから飲み物を取りに来るかたも「いいの?」と確認して笑顔になっていた。
居室内はコンセントが多く機能的で新しく気持ちの良い造り。浴室は温泉ではないがビューバス、快適。
ゆったり過ごしてお食事に行くと、私らの席は劇場型レストランの最上段。
なんと今日はグランピングと夕食を外食する客ばかりで、このロケーションで夕食をいただくのは我らのみなんだとか。
仰天し、また改めてゆっくりお食事を楽しませていただいた。
お食事のメニュー
ドリンクのメニュー。
オールインクルーシブとは別料金になるけれど、ボトルワインにはセイズファームのやつもありました! 言っといてくれれば良かったのに~
でも、今日持ち込んだ赤は2017vtのバックヴィンテージ。
ご主人、うちにはこんなバックヴィンテージはありませんよ~と、よいしょで慰めてくださいました。
もう1本は弥栄ロゼ
まずは、スパークリングワインを1杯ずつ。
「移り住みたくなる宿」の「泊まれるレストラン」を自負するお料理は如何に。
*氷見産真鯛のエスカベッシュ
蓋を開けるとくるみのスモークが!!
*氷見産メジマグロと野菜のテリーヌ
~ソースオランデーズ(卵黄とバターとレモン果汁で作るもの)にて
昨日、セイズファームのワイナリーレストランで開けて持ってきたワイン2本。
*豚バラ肉のコンフィ
~蜂蜜とマスタードのソースで
*新玉葱の入ったビシソワーズ
~上からパセリとオリーヴオイルをかけて
*自家製パン
+ オリーブオイル添え
*氷見産鰆のポワレ
~ソースビストー(オリーブオイルと生バジル・生ニンニク等を使ったフランスソース)
上にパイ生地で漁網をかぶせたように作っている
白ワインを1杯追加。
チリのシャルドネなのだとか。
*氷見牛のロースト
ソースマデラ(マデラワインと赤ワインを混ぜて作るソース) ~ゲランド岩塩添え
*フランボワーズショコラ
立山連峰から上る朝日をイメージしたものだとか。
食事が済むころには、劇場レストランにも夜のとばりが降りてきました。
朝は和食。ごはんやお茶などはセルフ。
九種の小さなおかず盛り合わせ サラダ 茗荷のお味噌汁 焼き魚はのどぐろ!!
御馳走様でした!
セイズファームレストランでランチ ― 2025/06/19
朝の散歩などしてゆったり過ごし、ワイナリー見学の後は昨夜も訪問したレストランへ。ランチもいただいて、ワイナリー滞在フルコース完成へ。
今回は、一番奥のテーブルに案内されました。 どうやらお二人連れの相客がおられるようです。
まずはクラフトビールから。
🍺とやま銀シャリラガー
種類:ラガービール
製造:BREWMIN'
原材料:大麦麦芽、ホップ、富山県産「コシヒカリ」「富富富」
産地:富山県氷見市
なかなかしっかりした苦味のラガー風味。口当たり鋭く、飲みごたえがあって結構ですね。言われてみれば、お米の風味も少し感じるかな。
🍷セイズファーム 泡ロゼ 2023
種類:ロゼスパークリングワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:メルロー52.6%、カベルネ・ソーヴィニョン47.4%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
爽やかで軽やか。
昨夜もいただいたものですね。
ランチのお料理コースです。
*最初のお愉しみ (3品)
(左手前)・七面鳥タタキ
(中 央)・鰺のブルスケッタ
(右 上)・新玉葱のパンナコッタ ピクルス乗せ
鰺は昨日の物に近い? パンナコッタは昨夜は空豆でした。
*グリンピース
グリンピースを熾火でゆっくり火を入れ、下にモッツァレラチーズ 上にグリンピースの皮から造ったジュレを乗せていると
*自家製パン
(味噌パン)
*射水桜鱒
昨夜にもこのタイトルの一品があったが、桜鱒はスモークしており、土筆のようなアスパラを敷き、ペペロナータ(肉厚のパプリカを、酢やアンチョビを加えて風味豊かな蒸し煮にしたもの)・小松菜ソース・サワークリーム等を置き、上にナスタチウム(花)を散らしたもの
ワインを追加しました。
🍷セイズファーム プライベートリザーブ メルロー 2023 バレルセレクション
種類:赤ワイン
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:300本
香りはまだ少し青い感じ。
口当たりはキリリ。酸味はやや控えめ。ドライな味わい。
🍷セイズファーム 余川ルージュ 2022
種類:赤ワイン
葡萄品種:メルロー58.9%、サンジョベーゼ26.6%、カベルネ・ソーヴィニョン14.5%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
発売本数:1814本
フレッシュ感のある香り。
酸味は適度、やわらかな口当たり。
まろやかで苦味渋味はほぼなし。酸味の勝った味わい。
並べてみると、
余川ルージュ(左)のほうはやや明るい赤色、プライベートリザーブバレルセレクション(右)のほうは暗赤色に見えますね。
*氷見牛 熾火
昨日のメインは熾火の豚さんでしたね。熾火はとっても香ばしい。
下にきたあかり 破竹 よごし(富山のお惣菜「よごし」は、ゆでた野菜を細かく刻み味噌と和えて炒めた一品で、夜に作り置きをしておいて翌日の朝に食べることから「夜越し」の意味で「よごし」と呼ばれるようになったという。これをアレンジしたもの)
ここで、相客には焼きおにぎり?が提供されていた。我が家は糖質制限をお伝えしていたのでスルーしたようだ。
*地苺 ゴルゴンゾーラ
苺を3スタイルで提供と。ももいちご 苺発酵ソース 上に苺チップス
*(メニューに記載なし)お酒入りのチョコレート スノーボール
・・・・写真がない・・・
食後に渡邊シェフとお話することが出来た。シェフは埼玉県出身で、北欧等で働いていたところにこの氷見の会社からお声がかかり、移住して8年以上がたったと。このレストランの良さは昼、この景色を眺めながらの食事だと思っていると(ん?ではデイナーの我々はどうなん??)どんな新しいレストラン棟になるのか、展望レストランになるので料理展開が違ってくるだろうが、遠くから気にしていきたいものだ。
4本買って帰ろうと思っていたが、ショップの女性の一言で、6本になった。クール便が届くので、また後述。
セイズファーム醸造所見学 ― 2025/06/19
チェックアウトを済ませ、ワイナリー見学へ。お泊りもしくはランチ予約の方だけ対応するのだそうな。
ワイナリー所属のお嬢さんが対応してくれた。
思えば、ワイナリーへのタクシーの中で運転手さんが、氷見の街中で「あ、ここも取り壊しなんだ・・」と言っていた。能登震災といわれ、半島の先の能登の被害が特に取り上げられてきたけれど、氷見でもかなり揺れて被害があったのだ、でも余りに輪島などの被害が甚大で、あれに比べると・・と言い出し辛かった。瓦が落ち家が傾き窓や戸が閉まらなくなって補修を頼んでも、未だに捗々しい返事が来ないのだとか。偶々震災が起きた年の区長になった運転手さんは、お年寄りの役所への申請の補助等に追われて本当に大変だったようだ。お話を聞きながら車の中から玄関戸が閉まらない家を見て切ない気持ちでいたが、セイズファームのハイセンスな佇まいに、すっかり氷見の街中を忘れていた。
セイズファームの門、象徴的なモニュメントも一部崩れたと聞いたが、
地震の爪痕は今回全く感じられなかった。
それどころか大規模工事が成されていて、
地面を大きく掘り下げて地下にワインの大貯蔵庫を作るのだそうな。
そして海を見渡せる上の階にレストランやテイスティング処を・・来年3月あたりに完成予定?? すごい計画なのだ。
これは、同じ町内の話なのだろうかと、とても印象に残った。
現在の醸造所は、コテージやショップ棟へ上がった一角の平地にあり、見た目は倉庫のような、あまり大きくは見えない建物だった。
しかしセイズファームは現状でも年間45000本の生産量があり、将来的には10万本の規模になる予定なのだとか。
メイン品種は白3種(シャルドネ、ソーヴィニョンブラン、アルバリーニョ)・赤4種(メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、ピノノワール、サンジョベーゼ)
当初から欧米系品種だけで栽培を始めたのだそうです。
醸造棟1階は赤ワイン用、地下階は白ワイン用のフロアになっていた。
地下階の天井には開閉式のドアがあり、そこからホースで果汁を下ろすのだという。地下階には一般的なステンレスタンクや木樽の他に特に大きな木樽(フードル)が3基あり、フードルを使うと細かい入替が不要になるのだとか。
木樽には、発酵栓を付けたものとシリコン栓を付けたものがあった。
発酵栓は、樽の中の発酵中のガスだけが僅かな蓋の隙間から抜けていくもので、ガラス管の中の水が蓋代わりになり、外からの異物は入らず、発酵の様子が目に見えるようになる優れものなんだそう。これが付いている時は発酵中、発酵が終了するとシリコン栓に替えるのだそうな。
ちなみに発酵中のものが多いと二酸化炭素が多量になり、案内をしてくれた方もふらふらになったことがあると。海外では死者も出ている~
発酵には木樽→ステンレスタンクに移行する時もあるし、どれに何をいつ入れるのかは醸造家次第。決まりはないのだとか。
読めない過程だが、それでも醸造家に対する信頼度が相当高いとみた。
地下にも、1階にも、果ては階段にも、たくさんの段ボールに入ったワインボトルが積まれていた。これを人力で積み下ろしするのは本当、大変じゃろう。農園希望者はもともと体力には自信がある子が来るが、それでも力仕事で筋肉がすぐつくのだそうな。新しく機能的な醸造所になって、力仕事が減るといいですね。・・こんなに生産量が多いのに手に入らないのは何故なんじゃろ??
オンラインショップで買えない、と言われるのは了解しているが、なかなか出せないのだとか。少量出せるふるさと納税が狙いめらしい。
時期的に、今はある程度の種類がワイナリーショップに並んでいるが、時期によってはシードルとワイン1種類だけという時もあるとか・・まだ良かった~
さて、セイズフルコース、仕上げはレストランランチです。
セイズファーム 弥栄 ロゼ 2023 ― 2025/06/19
種類:ロゼワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ピノノワール:47.9%、ソーヴィニヨンブラン:19.5%、シャルドネ:29%、アルバリーニョ:3.6%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
価格:5500円
抜栓日:2025年6月12日
セイズファームの弥栄ロゼ2023です。弥栄は、いやさあ、と読むとのことです。
ロゼワインとしてはしっかりした色合い。
フルーティながら落ち着きも感じる香り。
口当たりは少しキリッとしてます。酸味はやや控えめ。
味わいはドライで、ロゼとしてはなんだか大人びたようなしっかり味。
レストランで、セイズさんのロゼ3種類をいただきましたが、この弥栄が一番コクがあるような。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、アルバリーニョを混醸で、はじめからロゼワインとして造ったとのことです。
スタッフのお嬢さんの説明に力が入ってるし、色も濃いめだし、味わいもコクがあるので、セニエで造ったようなロゼじゃないんですよね、と聞いたら、我が意を得たりとばかりに表情が明るくなって、説明にもさらに熱意が増して・・・・・早く飲ませてほしいにゃあ、と感じるほどでした。
お値段5500円ってのは、小売価格そのまんまですよね。良心的。
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ピノノワール:47.9%、ソーヴィニヨンブラン:19.5%、シャルドネ:29%、アルバリーニョ:3.6%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
価格:5500円
抜栓日:2025年6月12日
セイズファームの弥栄ロゼ2023です。弥栄は、いやさあ、と読むとのことです。
ロゼワインとしてはしっかりした色合い。
フルーティながら落ち着きも感じる香り。
口当たりは少しキリッとしてます。酸味はやや控えめ。
味わいはドライで、ロゼとしてはなんだか大人びたようなしっかり味。
レストランで、セイズさんのロゼ3種類をいただきましたが、この弥栄が一番コクがあるような。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、アルバリーニョを混醸で、はじめからロゼワインとして造ったとのことです。
スタッフのお嬢さんの説明に力が入ってるし、色も濃いめだし、味わいもコクがあるので、セニエで造ったようなロゼじゃないんですよね、と聞いたら、我が意を得たりとばかりに表情が明るくなって、説明にもさらに熱意が増して・・・・・早く飲ませてほしいにゃあ、と感じるほどでした。
お値段5500円ってのは、小売価格そのまんまですよね。良心的。
セイズファーム ステイのお食事 ディナーと朝食 ― 2025/06/18
セイズファームのステイ。
夕食の時間は17時と指定されていたため、時間を見計らってコテージからショップ棟に移動。入口を入って右側がショップスペース。
そして左側が、レストランスペースになっているのだった。
レストランに入って右手の席に案内された。
客は私たちだけ。そうだよね、こんな山の上に街灯もない夜に上がってくるのは大変ですわ。
スタッフは、実に達者なレストランサーヴマスター(?!)と思しき女性と、奥にシェフ、その他にも小僧さんが2人は居て、我が家だけのために済まないね、皆さん。
メニューはこんな感じ。
お飲み物メニューはこんな感じ。
白とロゼが多めな?
ペアリングメニュー6種というものがあった。いつものようにペアリング1人分と、それ以外の中からグラスワインを併せていただこうと考えたが、ペアリング外にはグラス白1種があるだけだそうな。
そこで、ボトル提供のものは?とお尋ねしたところ、バックヴィンテージがありますよ~~と、こんなものを出してくれたのだ。
🍷セイズファーム プライベートリザーブメルロー 2017
種類:赤ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2017
・・・これはちょっと感動ものでした。
ボトルでいただいたやつは別記事で。
まずは、ペアリングの1杯め。お料理一皿に1杯、という組合わせで提供していると。
🍷セイズファーム 泡ロゼ 2023
種類:ロゼ微発泡ワイン
葡萄品種:メルロー52.6%、カベルネソーヴィニヨン47.4%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:5020本
すっきり爽やかな香り。口当たりに少々泡感。酸味は控えめ。
爽やかに引き締まった味わいです。
コテージで読んだテイスティングコメントによると、メルローは15年め、カベソーは11年めの畑のものを使い、古樽発酵、培養酵母を使用したものだとのこと。
さて、お料理も開始です
*最初のお愉しみ(五品)
・・ 全て手で取って下さい、とのご指示でした。
(奥の右側)めじまぐろのレフォール(西洋わさび)乗せ 春巻皮のタルト生地に乗せたもの
(奥の左側)空豆のパンナコッタ 米粉クッキーに乗せたもの
(手前の左側)鰺のブルスケッタ なめろうソース
(手前の中央)白海老のタルト 海老と黒胡麻、上にとろろ昆布を乗せたもの
(手前の右側)氷見牛の自家製ブレザオラ(生ハム)を ひよこ豆の生地を揚げたパネッレに乗せたもの
どれもおいしいじゃないですかぁ。ここのシェフ、なかなか手練れと見た。
ペアリング2杯め。
🍷セイズファーム 余川ブラン 2022
種類:白ワイン
葡萄品種:シャルドネ39.6%、ソーヴィニヨンブラン39.6%、アルバリーニョ20.8%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
発売本数:1801本
妖艶な香り。口当たりしっかり。
酸味は適度。味わいは濃厚。
先日我が家でいただいた余川ブラン2020が、比率43:43:14だったので、この2022は少しアルバリーニョ比率を多くした配合になっている。
自生酵母発酵だそうな。
*氷見岩牡蠣 PF
(かかっているのはなんとパッションフルーツ)
岩牡蠣に和風ソースを掛けたものに、PF、発酵ミルクの泡シャーベットを乗せたものだそうな。
*自家製パン
(味噌を練り込んだもの)
ペアリング3杯め。
🍷セイズファーム ROSE 2023
種類:ロゼワイン
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン53.8%、メルロー46.2%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:3647本
香りはフルーティ。
口当たりはチャーミング。酸味は控えめ。
甘さは無くて、味わいはしっかり。
メルローは樹齢15年、カベソーは樹齢16年ものを使用、自生酵母にて発酵。
レストランの女性によれば、気候変動により、赤品種の色付きが悪くなる傾向があり、この氷見でもその傾向が強まってきているのだと。
で、セイズファームではロゼ=赤になり切れない残念なワイン、というイメージから脱却を図って、より攻めた、最初からロゼを目指した製造に舵を切っているのだとか。
その一端で、現在セパージュを変えて3種類のロゼを造っている。
うち2種はペアリングでもグラス提供しているが、残りの1種はグラス売りしていないと。ん、ではそれをボトルで開けて比べてみよう。
🍷セイズファーム IYASA A 2023
種類:ロゼワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール47.9%、ソーヴィニヨンブラン19.5%、シャルドネ29%、アルバリーニョ3.6%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:1401本
ボトルでお願いしたので、別記事で。 残りを持ち帰って、翌日の宿でもいただきましたのでね。
IYASA A(イヤサ アーと読むそうな)とは、いやさか(弥栄と書く)の意。おめでたい、言祝ぐを表し、最後のAは合いの手をも表現しているのだとか。
セイズファーム初の同時収穫・同時醸造(フィールドブレンド)もので、ロゼの可能性を追求するべく造ったものなのだとか。自生酵母で古樽8カ月発酵。
他のロゼと比べて生産数は少なめ。
*氷見真蛸
食感を大事にしたという大ぶりな切り身。ほうじ茶とオリーブオイル、バルサミコ酢、蛸レバーのソース、と数種類のソースを使っているのだとか。
右上のグラスはたぶんペアリングのロゼ。
ペアリング4杯め。
🍷セイズファーム プライベートリザーブ シャルドネ 2022
種類:白ワイン
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
発売本数:1871本
少し柑橘っぽい、フルーティーな香りだけど、樽香かな?複雑さもある。
口当たりはしっかり、酸味は適度。
味わいにも複雑さがあります。重層的な味わい。
少~しだけ、紹興酒的なニュアンスも感じる。
いろいろな畑の、樹齢15年もののシャルドネを集めたブレンドで、自生乳酸菌、古樽12か月発酵もの。
ここで、唯一ペアリングに入っていない、グラス提供の別のシャルドネを。
🍷セイズファーム シャルドネ 2023
種類:白ワイン
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:2179本
落ち着いた香り。口当たりはキリリ。酸味は控えめ。
味わいはまったりと、やわらかに広がる。
これが「セイズと言えばシャルドネ」の味わいですね。
プライベートリザーブはこれをさらに複雑にした感じ。
こちらはいろいろな畑のシャルドネをステンレスタンクで自生酵母・乳酸菌発酵無しで醸造したもの。
グラス提供とペアリングではグラスが違いますね。量も。
左がグラスのシャルドネ、右がペアリングのPRシャルドネ。
*射水桜鱒
じゃが芋ベースのデイップ・蕪の葉・トウモロコシの粉のケーキの上に乗せたもの。小松菜等いろいろなソースが掛かっている。
ペアリング5杯め。いよいよ赤。
🍷セイズファーム プライベートリザーブ メルロー 2023 バレルセレクション
種類:赤ワイン
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
発売本数:300本
香りは穏やかで、2017と比べると少し青みというか、若々しさを感じる。
口当たりは重厚。酸味は適度。
苦味渋味も適度にバランスして、いい感じにおいしい。
プライベートリザーブ メルロー 2023から1樽だけ選んで瓶詰したものなんだそうな。
*ランプレドット
(イタリア語: Lampredotto)はイタリア・フィレンツェの伝統料理で、牛の第4胃をメインに、トマト、パセリ、セロリなどを塩コショウで煮込んだもの。
下は人参スプレッド
*ビーツのひとくち皿
冷凍を手でどうぞ♪ (メニューには記載無し)
水のボトルまで、おそろいのエチケット
🍷セイズファーム 余川ルージュ 2022
種類:赤ワイン
葡萄品種:メルロー58.9%、サンジョベーゼ26.6%、カベルネ・ソーヴィニョン14.5%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
発売本数:1814本
色は淡い。やわらかな香り。
口当たりはやわらかで、酸味はややあり。
苦味渋味は少なめで、やわらかに膨らむ味わい。
なんだかピノっぽいけど・・・サンジョベーゼのせいか?
サンジョベーゼを混ぜている。こういう試験的な試みのために、赤はサンジョベーゼ、白はセミヨンを植えている。
*富山豚 熾火
人参やピリ辛ソースを添えて。手前は付け合わせの椎茸。
*黒文字(の刺さっている)チョコテリーヌ
黒文字の香りと一緒に楽しんで~♪と。
レストランでのお食事はここまで。食後の飲み物を聞かれて、これで終わりのはずだった・・が、「どうぞお部屋にお戻り下さい、後程おうかがいしたお飲み物とデザートをお届けいたします」とのこと。不審に思いながらコテージに戻っていると、先程サーブしていたお兄ちゃんが訪問。
なんと釣屋のでっかい平箱に入れて来た。吃驚しながらお部屋で開けると飲み物の他にデザートが3+1種入っていた。
・蕗の薹、文旦 大皿で 彩サラダのようなデザートの一品。
箱の中
・向こう側はカカオ チップ ゼリー??
・真ん中はフィナンシェかな
・手前の緑のやつは・・・梅 ??
お飲み物はコーヒーとハーブティー
コーヒーはプラカップだった。
翌朝、お願いした時間にお兄さんが昨夜の出前デザート同じくでっかい釣屋の平箱に入れて朝食を持ってきてくれた。
木の分厚い平盆に ・サラダ ・沢山具が入ったキッシュ サワークリーム添え ・和風の趣のあるスープ ・フォカッチャ
その他に、フルーツ盛り合わせの大皿、パックのコーヒー
セイズファームコテージに泊まった方々のブログを拝見すると、夕食は自分たちだけなのにレストランのサーブに時間かかり過ぎ、説明がおざなりとか、果ては朝食を持ってくるが挨拶無しとか会計がうまくいってないとか色々。勿論ツッコミどころが無いとは言えないが、そのあたりは殆ど改善されていたと言える印象だった。年老いて次が無いかという頃にうかがったのが良かったのかもしれない。
セイズファーム コテージ ― 2025/06/16
氷見番屋街からタクシーでセイズファームに向かいます。
到着すると、まず出迎えてくれたのはワンちゃんでした。
SAYS FARMの看板犬の「マイコ」というお子だそうな。川上犬という犬種で、長野県の天然記念物にも指定されているとか。
それと、ファームで飼育されている白ヤギさんがヤギ小屋にお3方。
かなりの傾斜土地も平気なようで、草刈り部隊を担っていると。
さて、ここが間違いなくセイズファームだと確認して、
母屋に登ります。
ショップで手続きをして、隣のコテージに移動。
建物に沿って薪が積まれており、雰囲気は上々。
玄関を入って右手は細い廊下で、
手前からお手洗い二つ、その奥にツインルームの寝室が三室連なり、突き当りは浴室と
サウナ室。
その外にデッキ。
玄関の左手は広々としたリビングダイニング。
リビングにはでっかい沈み込んだら立てないソファ。
ダイニングテーブルは椅子12脚!
その奥はキッチン。
ダイニングの椅子数はウッディファームのコテージより多いけれど、キッチンはツールの内容など、同程度の規模感といったところ。
冷蔵庫の中にはお約束のお飲み物が。
左から
・リンゴジュース
・プラムジュース
・ポワレ NV (ル・レクチェ)
種類:ポワレ
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ル・レクチェ
葡萄産地:富山県氷見市自社栽培
ヴィンテージ:NV
・セイズファーム シードル NV
種類:シードル
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ふじ
葡萄産地:富山県
ヴィンテージ:NV
・泡ロゼ 2023
種類:ロゼスパークリングワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:メルロ52.6% カベルネソーヴィニヨン47.4%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
他にいろはす2本。
ウッディファームにはキッチン内にワインセラーがあったがここには無いんだ?と思いきや、意外なところに・・。
とても広い脱衣室兼洗面所、その一角に乾燥機能付きの洗濯機(洗剤の備え付けは無し)、その隣になんとワインセラーが!!
ワインセラーは3段あり、ワインオープナーも置いてあった。
ワインは上の段に (それぞれ左から)
・アルバリーニョ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:富山県氷見市
ヴィンテージ:2024
・シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ 100%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
中段に
・プライベートリザーブ シャルドネ 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ 100%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
・余川ブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ:39.6% ソーヴィニヨン・ブラン:39.6% アルバリーニョ:20.8%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
下段に
・余川ルージュ 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:メルロ:58.9% サンジョヴェーゼ:26.6% カベルネソーヴィニヨン:14.5%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2022
・IYASA A ロゼ 2023
種類:ロゼワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:ピノノワール:47.9%、ソーヴィニヨンブラン:19.5%、シャルドネ:29%、アルバリーニョ:3.6%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
・ロゼ 2023
種類:ロゼワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:メルロ:46.2% カベルネソーヴィニヨン:53.8%
葡萄産地:富山県氷見市余川
ヴィンテージ:2023
現状のフルラインナップだったのでした。
そしてワインセラーの下には、ワイングラスが!しかも、割れないプラグラスのものなんだとか。
そうだよね、割れたら危なくて入浴もサウナも出来ないものね。でも、浴室やサウナ内では飲まないようにって、どうなん??
浴室との間は天井まで全て素通しガラス。
サウナ室からも見える。これでは男女のグループでは利用出来ないだろうな・・サウナに通り抜けるのも気を使うし。しかも浴槽の湯は勝手に抜かないで、と言われ、これでは二家族でもちょっと・・
やはり、ご夫婦お二人用が一番無難といったところかな。
そして、浴槽は埋め込み式。手すり無し。高齢者もだけど、飲んだ後には危なめなのであった。
氷見のお昼は番屋街へ ― 2025/06/15
セイズファーム 余川ブラン 2020 ― 2025/05/31
記念日は孝蘭のテイクアウトでお祝い ― 2025/05/30
お祝いの膳に、孝蘭さんからテイクアウトを調達してきました。
前菜9種
左上から
淡竹のフリット:蒸し鶏(よだれ鶏):叉焼
ソフトシェルシュリンプのエスニックマヨネーズ:人参サラダ:クラゲの甘酢
ソフトシェルクラブのスパイス炒め:鶏の白レバームース:帆立のXO醤和え
魚料理:
本日の活魚あさりの豆鼓蒸し(本日の活魚は千葉県勝浦産、一本釣り イラ)
肉料理:
国産牛リブロースのステーキ 粒マスタードソース
いつもながらだけれど、どれもおいしい。
これに合わせた赤ワインは
写真左から:
ミエイケノ ピノノワール 2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ ミエ・イケノ
葡萄品種:ピノノワール
葡萄産地:八ヶ岳
ヴィンテージ:2018
今日抜栓しました。感想は別記事で。
ドメーヌヒロキ ルヴェ デュ ソレイユ 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ヒロキ
葡萄品種:メルロー64%、カベルネ・ソーヴィニヨン32%、プティ・ヴェルドー4%
葡萄産地:長野県池田町
ヴィンテージ:2020
抜栓日:2025年5月12日
小布施ワイナリーのラナルシー2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:メルロー、カベルネソーヴィニヨン、プティヴェルド
葡萄産地:長野県高山村自社畑
ヴィンテージ:2021
抜栓日:2025年5月8日
白ワインはこの3つ
写真左から:
セイズファーム YOKAWA BLANC 2020
種類:白ワイン
ワイナリー:SAYS FARM
葡萄品種:シャルドネ43%、ソーヴィニヨン・ブラン43%、アルバリーニョ14%
葡萄産地:富山県氷見市余川地区
ヴィンテージ:2020
今日抜栓しました。感想は別記事で。
🍷Snow River Sauvignon Blanc Hachi 2023
雪川醸造 ソーヴィニヨンブラン Hachi 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:雪川醸造
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
葡萄産地:北海道石狩市八幡
ヴィンテージ:2023
抜栓日:2025年5月19日
抜栓日にいただいた時より、味わいがはっきり、凛々しくなったように感じました。
アズッカ エ アズッコ 古着のミディ丈 ジャッラ 2024
種類:白ワイン
ワイナリー:アズッカ エ アズッコ
葡萄品種:シャルドネ、ヴィオニエ
葡萄産地:愛知県豊田市勘八町
ヴィンテージ:2024
抜栓日:2025年5月8日
食って飲んだ日:2025年5月22日
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