長崎ラスト ― 2025/06/03
原城を後にして、小浜温泉に移動。
お目当てにしていたレストランに入れず、温泉卵や
たこ焼き(?)でランチ、
日本一長い足湯に浸かり、
本日の宿へ。
2010年に泊まったことのある旅館“ゆのか”へ。
昨年あたりリニューアル工事をしたらしい、以前の記憶はまるでなく、今回は源泉部屋風呂付の客室。
源泉は熱い湯のかけ流しで、水を足して調整するように指導を受けた。
とても塩辛いナトリウム塩化物泉、効きそ~!
個室食事処で夕食です。
ワインは赤白グラスでお願いしました。
お替りすると、違う器で出てきました。
赤白ともに、産地、銘柄、品種等不明です。(聞く気も起きなかった)
お味は、前日いただいた真砂のチリワインと比べるとちょっと残念な感じ。
何倍かお替りしたためか、白ワインは途中でボトルが空いて別のを開けたらしいけれど、大差ない感じ。
何倍もお替りするくらいなら、ボトルを入れればよかった。
*先付け 前菜
*先付け ・・ もずく酢 落としとろろ
*前菜 ・・ 小鮎唐揚げ 太刀魚揚げ 牛蒡利休揚げ
冬瓜梅肉のせ スナップえんどう 白餡の紫陽花饅頭
*お造り
・・ 烏賊 ひらさ 鯛 鮪 4点盛り
*吸い物
・・ 玉子豆腐のすまし仕立て 純菜・青菜添え
*蓋物
・・ じゃが芋饅頭 翡翠寄せ 煮穴子 花麩 青身のせ
*蒸し料理
・・ 島原鶏と地魚とごろごろ野菜の蒸籠蒸し
*肉料理
・・ 長崎和牛のグリル マッシュポテトと焼き野菜添え
*揚げ物
・・ アスパラとベーコンの春巻き
*赤出汁
*デザート
・・ 特製パンナコッタ
翌朝です
*掬い豆腐
*胡麻アジ開き
*とろろ
*海藻そうめん
*蒸し鉢
*サラダ
*いりこ入り青菜和え
お昼は長崎空港で
*レモンステーキ
*海軍ビーフシチュー
宿泊日:2025年5月28日
長崎③ ― 2025/06/02
昼下がり、14時半集合で、真砂裏の漁船で集合。 「リソサムニューム見学ツアー」に参加するのであった。
このツアー、世界に3か所の特別なリソサムニューム礁に上陸出来るもので、限られた日程と時間にしか設定されない。3月~6月で、今月は4日、来月は1日だけ、そんなツアーなのだ。TV中継をしようと設定したが、海が満ちてきてしまい中継が中断されたこともあったとか。
本日のツアー客は我々を含め12名。小舟に乗り込み白洲を目指します。
海中に突然砂洲が出来ていて、ズボンの裾をまくってサンダルで海に入って上陸。
近くに原城跡の崖が見えるが、300mしか離れていないのだそうだ。 天草四郎が談合島まで歩いたというのはこれが元なのかも、と納得する近さ。
白洲というが、淡い赤等の貝が波に揉まれて段々と白くなっていくのだそうな
、足元はまだまだ白には遠い、カラフルな島であった。
2日めの夕食、昨日のワインの残りを
「白洲コース」のお食事でいただきました。
(またまたお品書き無し・・)
*胡麻豆腐
*刺身5点盛り
(松笠烏賊・鰺姿造り等)
*牛肉陶板焼き
おろしタレにて
*青菜おから和え
*帆立海老マヨ焼き
*天婦羅盛り合わせ
藻塩にて
*豚角煮
*椀物
白身魚
*甘味
杏仁豆腐・バニラアイス
翌朝
焼き鮭 サラダ ベーコン・ウインナー 生卵 納豆 煮豆 青海苔味噌汁 コーヒーサービス付き
島酪牛乳と飲むヨーグルトもいただきました
長崎② ― 2025/06/02
宿で自転車(なんと電動)をレンタルして、まずは原城へ行く前の予習を兼ねて有馬キリシタン遺産記念館へ。
苛政が始まってから乱が起きるまですぐではなくニ十数年もかかっていること、一揆軍は島原城と日之江城を攻めたが落城させられずに原城に入城したこと、籠城が始まったのが12月で、冬期の戦いであったこと等、改めて学ぶことが出来た。もし、この城で籠城だったら冬でも寒くなく過ごせた?あるいは籠城用の食糧や武具等をもっと調達出来て戦況も変わっていた??
現地案内所で自転車を降り、案内所の方が城のバーチャル案内アプリが入ったタブレットを貸して下さった。スマホにダウンロードをしてはあったが、タブレットは見やすくて、お借りして大当たりだった。アプリポイントの近くに行くとすぐ解説が始まり、見逃しなし。
原城跡は半島のように海に囲まれた場所で、晴れてどこからでも凪いだ美しい空と海が見える。
天草四郎が歩いて渡ったという伝説の湯島(談合島)が少し遠くにきれいに見えた。
こんな美し過ぎる場所で、4万人以上が死ななければならなかったなんて。
あらためて歴史に直に触れたひとときだった。
宿に戻って自転車を返し、レストランでランチを。
*生ビール🍺! おいちい~!!
*天婦羅盛り合わせ
*松浦アジフライ + 南蛮コロッケの定食
長崎① ― 2025/06/01
久しぶりに飛行機に乗って九州へ。平日の午前中便は空席が見当たらない状態だった(ちなみに帰る日の平日午後一便も同様!)
熊本空港に降り立ち、バスを乗り換えて熊本港へ。連絡船で島原港へ、
結構ゆったり座れました。
更にバスに一時間近く乗って、宿を目指す。
本日の宿は原城温泉。
途中、既に今回の目的地内を進軍しながら進むのであった。
仕寄場跡(城攻めのための陣地)や
板倉重昌戦死地の碑があったが、
本丸はまだ見えず。ここで寄せ手の大将が戦死とは、どれだけ攻めあぐねたのか・・
原城温泉真砂という宿に到着。
日帰り温泉併設の10室程の宿ということだったが、想像より大きいのだった。
洋室ツインのお部屋に到着。
窓から海全面ビュー!
建物は古いが機能的。連泊に最適。
お食事は1階の海展望レストランで。
1日目は「原城コース」。
お品書きが無いのでお料理の詳細は不詳。
*具雑煮
島原名物。原城に立て籠った天草一揆の兵糧食が由来という、いろいろな具材がはいったお鍋。
*刺身3種盛り合わせ
*牛タタキ
*海老/空豆
/もずく酢 (合わせ酢がジュレ仕立て!)
ワインはボトル提供のみとのことで、赤白1本ずつ注文。
🍷ANDESITA Chardonnay 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:カーサ・シルヴァ
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:チリ セントラルヴァレー
ヴィンテージ:2023
レストランでボトルで2200円なんだから、小売価格は1000円を切るだろうに、結構ちゃんとした風味。さすがに深みとか余韻といったものは乏しいけれど、薄くもなく、いやな風味も感じない、大変結構な旨安ワイン。
🍷ANDESITA ROCA NATIVA 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーサ・シルヴァ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン
葡萄産地:チリ セントラルヴァレー
ヴィンテージ:2022
高地らも同上。カベソーにしては色は淡めで、味わいも若干軽いものの、大変結構。旨安です。
白はワインクーラーで冷やしてくれました。
止めなかったら、赤もやってくれそうな勢いでした。
*揚げ物
白身魚の米衣揚げ 青海苔ソースかけ
*煮魚
アラカブ(カサゴ)
*茶碗蒸し
蓋をあけると具が見えないが、沢山具が沈んでいる、奥ゆかしい一品。
*お味噌汁
(海老団子)
*甘味
ワラビ餅 オレンジ
翌朝は、
窓からの朝日
卵焼き、鰺開き、小湯豆腐、青海苔味噌汁等。 最後にサービスコーヒー付き!
さて、原城の旅に出かけて参ります。
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