マリオットホテルの夕餉 ― 2024/07/12
「NAGANO WINE Discovery ~Summer Sparkling Night~」
昨年某社のツアーで偶々宿泊した軽井沢マリオットホテル。ワインペアリングの夕食が期待以上の内容で素晴らしかったので、また参加したいと思っていましたが、ツアー会社の方ではなかなか次のものが出ません。ツアー会社とは別にホテルが独自で催す会を見つけたので、参加してきました。
軽井沢マリオットホテルと軽井沢アンワイナリーとのコラボ企画です。
昼にアンワイナリーを訪問してテイスティングしてきまして、さて夕餉のお時間。
アンワイナリーのワイン2種を含むワインと夕食を楽しむ・・しかもツアーは最大6名まで。夕食はホテルソムリエの的場さんにサーヴしていただける・・
いよいよ夕餉の開始です。
なんと、個室にて的場様みずからが提供して下さる~!!
ご褒美というより、人生の幸運を使ってしまった感じもします。
Dinner Menuは こちら
さて、いただけるワインのうち、泡はワイナリーでテイスティングした時には出なかったスパークリング2種。
ANNE MOUSSEUX 2021 ~ L’AVENTURE COMMENCE ICI(冒険はここから始まります)」
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:アンワイナリー
葡萄品種:シャルドネ60%、ピノノワール35%、ピノムニエ5%
葡萄産地:長野県小諸市自社畑
ヴィンテージ:2021
泡がきれい。
落ち着いた、コクのある香り。
酸味は適度で、酸っぱさは感じません。
味わいしっかり、コクがあります。品格すら感じます。
これはアンワイナリーさんのフラッグシップですよね。
ソムリエさんのコメントより:“その名の通り松村夫妻のワインの旅の始まりだったかもしれません”
ペアリング:アミューズ
生ハムと夏野菜のピクルス
もう一杯、アンさんの泡。
アンの泡 Blanc de Noirs 2021 ~ Pour les femmes pétillantes(キラキラはつらつとした女性のために)」
種類:スパークリングワイン(淡いピンク色)
ワイナリー:アンワイナリー
葡萄品種:ピノノワール、ピノムニエ
葡萄産地:長野県小諸市自社畑
ヴィンテージ:2021
こちらも泡良し。
落ち着いた香り、味わいもしっかり、キリっとコクあり。
酸味は適度で、バランスよし。
こちらもアンさんの自信作ですよね。
ソムリエさんのコメントより:“ピノノワールが主体のため、よりエレガントなワインに仕上がっています。信州サーモンの色合いにあわせてセレクトいたしました”
ペアリング:前菜
信州サーモンのマリネ 野沢菜のソース ジャルダン風
・ファンキーシャトー ストラトゥ・キャッセ 2021(ソムリエセレクトの白ワイン)
種類:白ワイン
ワイナリー:ファンキー・シャトー
葡萄品種:セミヨン90%、ソーヴィニヨン・ブラン10%
葡萄産地:長野県上田市東山畑
ヴィンテージ:2021
ちょいと樽香。華やかで、充実した香り。
色は山吹色。
酸は控えめ。口当たりぎゅっ。コクのある濃厚な味わい。
ソムリエさんのコメントより:脂の乗った長野県産の大イワナと相性の良い白ワインを「ファンキーシャトー」よりご用意いたします。“信州産の岩魚には自然発酵 無濾過 無清澄で自然なスタイルで醸すセミヨン主体のワインをご用意しました。グラスの中で様々な表情を見せ、合わせる食材によって違った魅力をお楽しみいただけます。バリックの香りとミネラルに加えて葡萄本来の持つ果実味が、お料理を惹きたてます”
ペアリング:魚料理
長野県産大イワナのポワレ ブール・ノアゼット(バターを焦がして作るカラメル色のソース)
・ドメイヌ・ソガ ヴォルプチュー サンシミ 2022(ソムリエセレクトの赤ワイン)
種類:赤ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種: 欧州系葡萄品種をアッサンブラージュ
葡萄産地: 長野県自社農場
ヴィンテージ:2022
なるほどこれが官能的な香りか。果実の香り。
酸は目立たないが、これで適度。
苦渋の充実したコクとバランスが取れて、おいしい。
ソムリエさんのコメントより:ふっくらとした信州福味鶏のもも肉のグリルと相性の良い赤ワインを「小布施ワイナリー」からご用意いたします。“日本ワインを常に牽引してきたドメーヌソガ。バックラベルには個性的で斬新なコメントが。このワインは官能的なワインを表現されています。葡萄品種は非公開。あえて信州の鶏とポークのマスタード系のソースとのペアリングをお試し下さい”
ペアリング:肉料理
信州福味鶏のもも肉と豚ロースのグリル~グリーンぺッパーソース
ソムリエさんによると、ワイン会を催す時は必ずワイナリーに説明やコメントを求めたり、表現のチェックを依頼したりするのだが、小布施ワイナリーさんは「裏に書いてあるコメントを使用して下さい」という指示のみだとのこと。
・ソラリス 千曲川 信濃リースリング クリオ・エクストラクション 2022(ソムリエセレクトの甘口ワイン)
種類: デザートワイン
ワイナリー:マンズワイン
葡萄品種:信濃リースリング
葡萄産地:長野県小諸市大里地区(千曲川左岸)
ヴィンテージ:2022
とてもいい香り。
香りに甘さはわずかだけれども、口当たりは甘い。甘くて濃厚。
ふくらみのある濃密な味わい。
ソムリエさんのコメントより:最後の余韻を楽しむために長野県東御市で作られたチーズとともに千曲川ワインバレーの甘口ワインとお楽しみください。”世界的にも評価されている長野県産のチーズとマンズワインが交配した日本独自の品種とのペアリングです。収穫した葡萄を凍らせてから溶けてくるところを絞る製法。前ヴィンテージはヴィナリ国際ワインコンクール2023でパルム・デ・ヴィナリを甘口部門で獲得しています“
ペアリング:「アトリエ・ド・フロマージュ」より
3種のチーズとドライフルーツ
食って飲んだ日:2024年7月7日
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://tanusan.asablo.jp/blog/2024/07/12/9700658/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。