nicoニキヒルズワイナリーの会 ― 2026/07/05
いつものnico渋谷店でのイベント。
本日は、
「NIKI Hills Winery プレミアム ペアリングランチ会」
醸造責任者 太田さんによるテクニカルなお話や、葡萄栽培責任者 倉岡さんによるテロワールのお話、そして副支配人 中澤さんよりペアリングが完成するまでのストーリーなど、造り手だからこそ語れるリアルなこだわりをお話しいたします。
という会に参加して来ました。
NIKI Hills Wineryへツアーでおうかがいしたのは早4年も前のこと。
2016年に植樹を始め、現在4万~5万本を生産し、うち1万本くらいがスパークリングワインなんだそうな。
ワイナリーのある余市町は、人口3000人程ながら、現在ヴィンヤードとワイナリー合わせて40団体もあるんだとか。まさに「ワイン葡萄の町」なんですなあ。
1品目:
ニセコチーズ工房 頂 (味の濃いハードチーズ) × 自社農園のさくらんぼと共に
🍷NIKI Hills PROPOSE ROSE Sparkling NV
種類:ロゼスパークリングワイン
ワイナリー:NIKI Hills Winery
葡萄品種:ケルナー・,ピノノワール・ツヴァイゲルトレーベ
葡萄産地:北海道余市郡余市町
ヴィンテージ:NV
販売価格:4,950円
淡く黄色い白ワイン色にほんのりロゼがかかった色合い。
ロゼにしてはわりと落ち着いた香り。
口当たりはやわらか。泡感はわりとしっかりめ。酸味は適度。
【第12回“SAKURA”Japan Women's Wine Awards 2025】 ゴールド受賞!! ”シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵“
🍷NIKI Hills HATSUYUKI 2025
種類:白ワイン
ワイナリー:NIKI Hills Winery
葡萄品種:ケルナー(余市町産)
葡萄産地:北海道余市郡余市町
ヴィンテージ:2025
販売価格:6600円
色は白っぽい。まさしく初雪色。
香りはフルーティ。
口当たりはまろやか。酸味は適度。
きれいながらも少しうまみも感じる味わい。
時間が経って、二皿目のお料理と合わせたら、香りがシャープになってきた。
味わいにも厚みが出たような。
“HATSUYUKI”の初ヴィンテージは2015年、以来のフラグシップワイン。
樹齢40年の契約農家の葡萄と、自社の樹齢9年の葡萄を半分ずつ使用している。
2品目:
鯛のサラダ仕立て、仁木町サクランボ(自社農園)ソースで ×
3品目:
フロマージュド美瑛(ハードチーズ) × ドライフルーツと共に
🍷NIKI Hills PINOT NOIR 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:NIKI Hills Winery
葡萄品種:ピノノワール(仁木町産) 自社畑
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2024
販売価格:8800円
色は淡くて透き通ってます。ま、北海道のピノっぽい色。
香りはやわらかで優しい、ちょっと梅みたいなところもある香り。
口当たりは色や香りからの予感に反して、意外にキリリ。酸味は適度。
北海道のピノだけどそんなに酸っぱくないぞ。
出汁感もあるやわらかな味わいだけれども、舌に少ししびれるような刺激あり。
見かけによらず、結構こわもてな味わいだぞ。
とはいえお値段がねえ・・・タカヒコやブルースさんの倍近いぞ。
9年目の自社ピノ・ノワール使用。全除梗し新樽10%使用。穏やかな酸と旨味を出すのをめざし、薄旨・出汁感のある仕上がりになっていると思う、と醸造家より。
4品目:
ハンガリー産 鴨胸肉のロースト 仁木町自社農園サクランボと赤ワインのコンポートソース ×
🍷NIKI Hills Merlot 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:NIKI Hills Winery
葡萄品種:メルロー(仁木町産) 自社畑
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2024
販売価格:8800円
色はさっきのピノよりはずいぶん濃いなあ。とはいえ、メルローとしてはこのくらいで普通かも。
おちついて充実感がある香り。香りの奥に果実感もある。樽熟成みたいだけど、そんなに樽々してない。
口当たりはしっかりじっくり。酸味は適度。
渋味はほぼなしで、こなれた苦味が遠慮がちに主張してる。
悪くないし、北海道でメルローという快挙だけれども、やっぱりお値段がねえ。城戸もファンキーも小布施もこれよりお安いぜ。
樹齢7~9年の自社農園製の1本。1年の樽熟成。
5品目:
くろまつないブルーチーズ × さくらんぼソースと蜂蜜と共に
🍷NIKI Hills はつゆき Late harvest barrel 2021
種類:白スイートワイン
ワイナリー:NIKI Hills Winery
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市郡余市町
ヴィンテージ:2021
販売価格:8800円(375ml)
香りはほんのり甘いかな、という程度。
口当たりは甘く、濃厚。酸味は・・・きっとあるんだろうけど・・・行方不明。
甘みの奥に苦味を伴った濃い味わい。
で、ハーフでこのお値段。偉く強気だねえ。何と比べればいいか見当がつかないけど…
余市町の契約農家 安藝農園様、廣瀨農園様の糖度30度を超えるケルナーを通常の収穫時期よりも約1か月遅く収穫し、一部貴腐化したブドウを使用。白い花のチャーミングな香りと貴腐ブドウ由来の芳醇な香り、蜂蜜のニュアンスと後味に感じる心地よい苦みをお愉しみいただけます。“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2026 金賞受賞。
通常の収穫よりも1ヵ月ほど遅く収穫することにより糖度が上がったブドウを使用して作られます。
しかし、これは毎年造れるワインではありません。
なぜなら、収穫を遅らせるほど登熟も遅れ、樹の栄養が足りなくなり、樹が弱り翌年実が付かないというリスクが高まるからです。
つまり、このレイトハーベストは、天候に恵まれ、ブドウ樹の登熟が順調に進んだ年にのみ生まれる奇跡の一本なのです。
ケルナーは文字通り初雪の降る10月末~11月に糖度30度までアップした状態で収穫出来る品種。その状態でも酸が残り、甘ったるいだけではない味わいに仕上げることが出来るのだと。
NIKI Hills Wineryさんからのお話 追加
*余市町の畑について
冬は2mの積雪があるので、負担のかかる根を大事にするよう心掛けている
耐水性も保水性もいまいちな土壌なので、作物にはハードな筈だが、それがまた葡萄を味わい濃くしているようだ
*栽培担当より
奇数の年は暑く成熟が進みやすい 逆に偶数の年はそうでもなく、酸がたちやすい印象がある それぞれによってアプローチを変えている
メルローは今まで北海道では成熟しないと言われていたが、今は温暖化のせいで成熟迄到達するようになってきた それによって今や、“メルローに良い”土地となってきている印象
*ニキヒルズワイナリーのピノ・ノワール
温暖化で、酸をキープしながら成熟出来るようになってきた
ニキヒルズワイナリーは、他所ではあまりない醸造をしている
・果汁凍結仕込み ・・ 房ごと凍らせ絞ると糖度が上がる
・クリオエクストラクション ・・ 絞った果汁を冷凍庫に入れる
糖度の高い部分と薄い部分に分かれるので、糖度高めの層だけを使用して糖度を上げる
大きな冷凍庫を使用し、または凍る直前まで外に出しておく
*日本ワインはどの位寝かせると良くなるのか?
ニキヒルズの赤ワインは、6年くらい寝かせるとイースト香が出てきて良くなる印象と
新垣さんより ヴィニフェラなら10年?
4年前にニキヒルズワイナリーに感じた印象 それは今回も同様だった
飲んで食った日:2026年7月4日











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