北海道ワイナリー巡り 1/32022/10/02

北海道のワイナリーを、合計6軒バスで回るツアーに参加してきました。

千歳の空港から、移動はすべてバスです。

いきなり滝川まで移動して、トラットリア ラ・ペコラさんでまずはランチです。
ラペコラ

地元の小麦を使った生パスタでした。
ランチのパスタ

お飲み物は、地元のワイン。
この後うかがう予定の、鶴沼ヴィンヤードさんのやつでした。

北海道鶴沼収穫ピノブラン2019
鶴沼収穫ピノブラン201
種類:白ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ピノブラン
葡萄産地:鶴沼ヴィンヤード
ヴィンテージ:2019
信頼のワイナリー北海道ワインのピノブラン。
クリアな辛口。パスタによく合います。

北海道鶴沼収穫レンベルガー2019
鶴沼収穫レンベルガー2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:レンベルガー
葡萄産地:鶴沼ヴィンヤード
ヴィンテージ:2019
ちょっと透明感のある色合い。軽やかにいい味わいです。


食事を終えまして、鶴沼ヴィンヤードへ。
鶴沼ヴィンヤード
こちらは、北海道ワインの主力の葡萄畑。醸造所は小樽にありまして、こちらの葡萄はすべて小樽に送られて、そこで「鶴沼収穫」ブランドのワインになります。

バスで葡萄畑の中ほどまで行けます。
葡萄畑
大型の観光バスがUターンできるスペースがあるほどの広大な敷地です。
葡萄畑をご案内いただいて、収穫直前の葡萄の味見もさせていただきました。
白ブドウ
黒ぶどう
甘味十分ですが、ちゃんと酸味もたたえたぶどうたちでした。

葡萄畑を眺めながら試飲させていただきました。
こちら、普段は試飲サービスをやっているわけではないので、添乗員さんがボトルを購入して、それをみんなでいただく、という形でした。


北海道鶴沼収穫ゲヴェルツトラミネール2020
鶴沼収穫ゲヴェルツトラミネール2020
種類:白ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ゲヴェルツトラミネール
葡萄産地:鶴沼ヴィンヤード
ヴィンテージ:2020
こちらもクリア。ランチでいただいたピノブランと比べると、ドライというよりは、柔らかな味わいが豊かなタイプ。若干酸味。


今日のワイナリーはこちら1箇所。バスで富良野まで移動して宿泊です。
ホテルのバイキング形式の夕食で、ふらのワインをいただきました。
カメラを忘れて、写真ナシです。


食って飲んだ日:2022年9月26日


北海道ワイナリー巡り 2/32022/10/02

2日目はワイナリーを3箇所めぐりました。


まずは、上富良野町の多田農園さん。
多田農園
家族経営の農園が10数年前に葡萄栽培を始め、数年前にワイナリーを設立したとのことです。

若者が数人、楽しそうに作業していました。家族経営ということだったけど、お子さんかお孫さんが大勢いるんだね、と思ったら、どこかの高校の実習ということでした。

葡萄畑を歩いて拝見です。これはシャルドネの畑。
多田農園シャルドネ畑
こっちはミュラートゥルガウ。
多田農園ミュラートゥルガウ畑
品種の大半は白ワイン用葡萄とのことです。
他に、バッカスとか、ピノグリとかもありました。

試飲は、今年度日本ワインコンクール銅賞受賞のシャルドネです。
多田農園銅賞シャルドネ2020
種類:白ワイン
ワイナリー:多田農園
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:北海道上富良野町
ヴィンテージ:2020
キリっとしてコクがあって、大変結構です。

試飲のあてにと、ピノノワールの干し葡萄をたくさん。
多田農園シャルドネとピノノワールの干し葡萄
非売品だそうです。
販売まで手が回らないということで。

帰りがけにショップでお買い物。
多田農園ショップ入口
ワイン2本買って帰りました。

次のワイナリーに行く前に、ファーム富田に寄り道。
ファーム富田

次はドメーヌレゾンです。勝沼のまるき葡萄酒さんや、塩尻のドメーヌコーセイさんと同じ資本のグループです。

ワイナリーの近くの畑はケルナー。
ドメーヌレゾンケルナー畑
主力の畑はちょっと離れたところにあるとか。
資本が入っているせいか、結構立派な設備がありました。

併設のレストランでランチがてら、試飲です。

ドメーヌレゾンメリメロルージュ
メリメロルージュ
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌレゾン
葡萄品種:マスカットベーリーA 59% 山ぶどう 27% キャンベルアーリー 14%
葡萄産地:日本
ヴィンテージ:N.V.つーか、消してあるかんじ。市販品は現行2019
近所の酒屋さんで扱っている奴で、何度かいただいたことがあります。コスパ良好の1本ですね。


ドメーヌレゾンロゼビュル
ロゼビュル
種類:ロゼのスパークリングワイン
ワイナリー:ドメーヌレゾン
葡萄品種:マスカットベーリーA 72% キャンベルアーリー28%
葡萄産地:北海道、山梨県
ヴィンテージ:N.V.:現行市販品は2019
軽く甘いかな。

ドメーヌレゾン中富良野ソーヴィニヨンブラン2021
中富良野ソーヴィニヨンブラン2021
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌレゾン
葡萄品種:自社圃場産ソーヴィニヨンブラン 100%
葡萄産地:北海道中富良野町
ヴィンテージ:2021
これはなかなか結構です。レゾンさんのこのクラスは近所の酒屋さんに無いので、新鮮な驚き。

ランチのお料理はハンバーグだったんですが、撮り忘れました。
レゾンさんのワインのエチケットには山羊があしらわれていますが、ヤギと造るワイン、をうたい文句にしています。
ワイナリーの脇に訪問客のお子さんがヤギと触れ合える施設があるんですが、先日マスコミに報道されて大ブレークし、お子さんが大挙押し掛けたせいで、ヤギさんたちが疲労困憊。現在療養中とのことでした。

もう一つ、こちらの普及版白ワイン、メリメロブランがこれもマスコミのせいで大ブレークして、現在品切れ中とのこと。
いろいろ試飲させていただいて、1本買って帰りました。

3軒目は、ちょっと離れた岩見沢の宝水ワイナリー。
建物の2階から見渡す光景は大変結構です。
宝水ワイナリー2階からの眺め
コロナ前はこの部屋でもワインがいただけたようなんですが、今回はお庭で試飲です。ご案内くださった社長自らセッティングしてくださいました。
社長がセッティング


試飲させていただいたのはRICCAのシャルドネ2021
宝水ワイナリーRICCAシャルドネ2021
種類:白ワイン
ワイナリー:宝水ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:北海道岩見沢市宝水町
ヴィンテージ:2021
これおいしい。なんだかみずみずしい感じ。

こちらでは3本買いました。多田さん、レゾンさんで買った分もまとめて発送してくださいました。
先日、東京のとあるお店でいただいた宝水ワインの葡萄はポートランドでした。このポートランドは社長御自身の畑の産だとのこと。これを聞いたのは、もう清算しちゃった後でした。


この日の宿泊は小樽の朝里川温泉。
こちらの夕食はコース料理で、おたる醸造のワインをグラスでいただきましたが、やはり写真ナシです。お味もそこそこで。
あ、お料理は悪くありませんでした。


飲んだ日:2022年9月27日



北海道ワイナリー巡り 3/32022/10/02

北海道ワイナリー巡り3日目は、小樽近辺です。
まずは北海道ワイン。

こちらは日本有数の大ワイナリー。初日に訪問した鶴沼ヴィンヤードの葡萄も、こちらでワインにしています。
実際に葡萄が搬入されて、絞られている様子なども拝見しながらじっくりとご案内いただきました。ただ、写真撮影OKの場所はほとんどありませんでした。
唯一OKだったのは、貯蔵庫。
北海道ワイン貯蔵庫

ショップの一角のテーブル席で試飲です。
試飲コーナー
おつまみも用意されていました。
こちらは大手だけあって、常時有料試飲対応をなさっている様子。
次から次へと試飲のボトルが出てきました。

トラディショナルメソッド北海道-鶴沼収穫
トラディショナルメソッド北海道鶴沼収穫
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ピノ・ブラン主体、調整用にシャルドネとツヴァイゲルト
葡萄産地:北海道浦臼町鶴沼
ヴィンテージ:N.V.
初日に行った鶴沼ヴィンヤードの葡萄。
細かな泡。おいしいですねえ。


北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2019
北島ヴィンヤードケルナー2019
種類:白ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市町産100%/[北島農園][収穫区画:№7] 
ヴィンテージ:2019
北島秀樹さんのは以前から何度もいただいて大変おいしいのは分かってましたが、さらに区画限定の上級版があったとは。大変結構です。


田崎ヴィンヤードピノノワールブランドノワール2021
田崎ヴィンヤードピノノワールブランドノワール2021
種類:白ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:北海道余市町 田崎農園
ヴィンテージ:2021


葡萄造りの匠宍戸冨二木樽熟成レゲント2017
葡萄造りの匠宍戸冨二木樽熟成レゲント2017
種類:赤ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:レゲント
葡萄産地:北海道余市町登
ヴィンテージ:2017

余市ハーベストケルナースペシャルキュヴェ2019
余市ハーベストケルナースペシャルキュヴェ2019
種類:白ワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市町
ヴィンテージ:2019
日本ワインコンクール2022で栄えある【金賞】を受賞いたしました。だそうですが、ちょっと甘いなあ。


ベビーワイン
ベビーワイン
種類:発酵途中の濁ったワイン
ワイナリー:北海道ワイン
葡萄品種:不明
葡萄産地:北海道
ヴィンテージ:2022でしょうね
今の時期だけいただける、発酵途中のワインを有料試飲できるということで、いただきました。度数は4%くらいだそうです。甘味もあるんですが、フレッシュでフルーティーで、こいつはおいしいです。ツアー一行の皆さんも絶賛。


次は余市郡仁木町のNIKI HILLSワイナリーです。
NIKIHILLS
まずはワイナリーのレストランAperçu(アペルシュ)でお食事。
これがすごかった。
メニューが出ましたが、詩のような文字が並んでいるだけで、料理の名前がありません。
シェフが書いた詩で、詩のイメージに合わせた料理が出て来るそうです。
最初に出た最中みたいなやつから、すでにコースは始まっていました。
HATSUYUKIと最初の最中

お食事のお供は試飲のワインたちです。

HATSUYUKI Estate
HATSUYUKI Estate Kerner 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:NIKI HILLS
葡萄品種:ケルナー
葡萄産地:北海道余市郡仁木町の自社畑と思われます
ヴィンテージ:2021
どうやら、当ワイナリーのフラッグシップっぽい。大変結構なお味です。

出てきたお料理は・・・対応する市の一節の言葉とともに・・・
薄に憧れた秋晴れ・・・・
薄に憧れた秋晴れ・・・・

・・・強がり、背伸び
・・・強がり、背伸び


NEIRO 2021
NEIRO Baccus 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:NIKI HILLS
葡萄品種:バッカス
葡萄産地:北海道余市
ヴィンテージ:2021
これは先日、小樽のT'sというレストランでいただいたヤツ。
HATUYUKIよりは若干甘い感じでしょうか。

これに合わせたお料理は
・・・習慣はおっかない
・・・習慣はおっかない

・・・・特別におまじない・・・
・・・・特別におまじない・・・


YUHZOME 2019
YUHZOME Zweigeltrebe 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:NIKI HILLS
葡萄品種:ツヴァイゲルトレーベ
葡萄産地:北海道余市
ヴィンテージ:2019
赤ワインです。そこそこの濃さですが、白ワイン2種に比べると、若干ドライな感じでしょうか。

お料理は、
・・・ゆれる、ゆれる・・・
・・・ゆれる、ゆれる・・・

仁木ヒルズさん、ワインの種類は少ないみたいですが、ケルナー、バッカス、ツヴァイゲルトレーベと、北海道っぽい品種をあえて造っているところは結構かと思います。

デザートがこちら。
・・・お月見泥棒・・・
・・・お月見泥棒・・・


お食事の後にワイナリーのご案内。ワイナリーは高台にあって、眺望絶佳です。
眺望絶佳


先日訪ねた、ルレーヴワイナリーも遠目に見えました。
ル・レーヴワイナリー



飲んだ日:2022年9月28日