岩の原葡萄園金石の音 ― 2022/06/27
上越妙高の駅からタクシーで15分ほど、田んぼの緑が見渡せる平地から山裾に上がり始めたところに、岩の原葡萄園があります。
そこのショップの2階がレストラン、金石の音。(読み方がわかりません)
店内はカジュアルですっきりきれい。居心地は大変結構です。
メインが選べるランチコース。
せっかくなので、追加料金がいりますが、のどぐろのポワレと、ご当地くびき牛のステーキにしました。
前菜は色どり鮮やかで、ワインのあてに好適。
くびき牛のステーキはぶどうの木の薪火で焼いたものとのことで、ぶどうの木の枝を見せに来てくれました。
香ばしく焼けていて、肉質も大変結構でした。
出色だったのはのどぐろのポワレ。
外側がカリッと、中の身はしっとりほっくり、うま味たっぷり塩梅上々で、いうことなしです。
デザートの(自称)世界一のクレームブリュレも大変結構でしたよ。
脇のアイスクリームも、近所の牧場の牛乳を使っているようで。
さて、ここ岩の原葡萄園は、日本のワイン葡萄の父、川上善兵衛さんが始めたワイナリー。主目的は料理と一緒にワインをいただくことでした。
ドリンクメニューを拝見すると、善兵衛さんが開発した葡萄品種のうちの主力4種がいろいろグラスでいただけます。
1/2グラスというのもあるので、色々楽しめそうです。
まずいただいたのは、
マスカットベーリーAのロゼ泡
泡はあまり強くありませんでしたが、さわやかな1杯。
レッドミルレンニュームの甘口白ワイン
そんなに甘ったるくはないので、料理のあてにも行けますね。
↓マスカットベーリーA(赤)
よそのワイナリーのMBAによくある、変に甘ったるいような香りや味わいは皆無。さすが元祖の味わいよそのワイナリーにもお手本にしていただきたいものです。
↑ローズシオター(白)
凛とした香味。よそでも作ればいいのに。
↓ブラッククイーン(赤)
よそでは(アルプスのを除いて)、ブラッククイーンというと酸っぱいのが主流。元祖は酸っぱくありませんぜ。アルプスのともまた違う、、ぐっとくる重厚な味わい。
↑レッドミルレンニューム(白)
これも、よそでももっと作ればいいのに。
ヘリテイジ(赤)
ブラッククイーンとマスカットベーリーAのブレンドで、樽熟成したものだそうです。バランスの良い重厚な味わい、大変結構です。
買って帰りました・・・・旅先の宿でいただきました。
このお店、上越妙高の駅からタクシーに乗ると、定額料金4300円也でした。
高田の駅から1日数本のバス便もあるようですが、ランチを楽しんで帰るには不向き。
営業はランチタイムがメインですレストランでワインを楽しむ方がどれだけいるのか、若干心配。
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