ドメーヌ・ブレス ワイン会2025/02/02

2月1日の土曜日の昼下がり、ワインショップnico渋谷店で、
店内
43名を集めドメーヌブレスさんのワイン会が行われた。

ドメーヌブレスさん、事業を始めて10年経った時に、セカンドステージとしてワイナリー名をルレーヴ → ブレスへ変更。

観光型のマイクロワイナリーを作りたい、という当初からの夢を実現すべく、ワイナリー・宿泊施設・試飲の出来るカフェを併設。個人でこれをやっているのは珍しいと思うと。

ドメーヌブレスは、12種類の葡萄を植えている。規模の割に品種が多いのは、リスク分散と、収穫時期をずらして人手や醸造の集中を避ける意味でも大変役にたつもの。9月中旬から10月下旬という長めの期間に収穫を行っている。

今回は、6種の試飲が出来た。

※おつまみにキッシュロレーヌ&フレッシュチーズ付き
おつまみ

本間さんのご挨拶&ワイナリー紹介のお話の間に、乾杯用の泡が注がれました。 

🍷ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021
ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021

ドメーヌ・ブレス MIKOTO 2021
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ(38%)ムニエ(31%)ピノノワール(31%)
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2021
本間さんの冒頭のお話が長引いてなかなか乾杯ができず、泡はどこかに行ってしまった。
キリっとしてフルーティな香り。口当たりは引き締まって、やや酸あり。
味わいは結構濃厚な果実味を楽しめた。

~本間さん解説より~
 2021年は良いヴィンテージの年だった。スパークリング用で早摘みした葡萄を使用、ステンレスタンクで発酵後に和三盆糖を使用し瓶内二次発酵、ブレスとしては長めの24カ月熟成。国内では珍しいムニエを使用したスパークリングワインにした。生産318本。瓶詰めの時に少量亜硫酸を入れている。  
 

🍷ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023
ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023

ドメーヌ・ブレス MUSUBI ~十二単~ 2023
種類:オレンジワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、ムニエ、シャルドネ、トラミーナ、ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、オーセロワ、メルロー、ドルンフェルダー
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
華やかな香り。すこーしだけゲヴェルツっぽさを感じる。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。
軽い苦みも伴って、コクのある味わい。果実味上々。

~本間さん解説より~
   通常のMUSUBIは毎年7,8種類の混醸ワインとして作るが、この十二単はアロマチック品種等が加わった12種類の混醸ワイン。12使わないと十二単は名乗れない。
 昨年、特注の灰色っぽい色の卵型コンクリートタンクを導入したが、卵型は、中から外へのきれいな対流がむらなくゆっくりおこる。2024vtはコンクリートタンクを使ったオレンジワインになる予定。このオレンジワインは、コンクリートタンクと相性がいい印象だった。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022
ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022

ル・レーヴ・ワイナリー Chardonnay 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
香り爽やか、口当たりも酸味適度。
味わいはきりりと引き締まって、口当たりより酸味が強調される感じ。

~本間さん解説より~
   当ワイナリーは混醸のイメージが強いが、実はメルロー、シャルドネ、ピノノワールは単一醸造で出しているものもある。この2022年はちょっと濁りがあり、ナチュラル寄り、古樽と新樽を半分ずつ使用。北海道でも気候が暖かくなって、ケルナーがうまくいかなくなってきたので、シャルドネに移行中。北海道で多い品種は、今後このような移行を考えないといけない時期に来ている。

 
🍷ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023
ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023

ドメーヌ・ブレス Chardonnay 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ブレス
葡萄種類:シャルドネ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2023
色は2022vtよりクリア。香りはさわやかで、22vtに似てる。
口当たりはやわらか、酸味は22vtより控えめ。
味わいは、酸味が少ない分、優しくて上品。

~本間さん解説より~
   同じシャルドネの2022年ものと比べ、混濁が無く清明、エレガント系。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022
ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022

ル・レーヴ・ワイナリー MUSUBI ROSE 2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:メルロー、ムニエ、ピノノワール、ピノグリ、シャルドネ、トラミーナ
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
やわらかな、かすかに甘さを湛えた香り。
口当たりは柔らかく、酸味はやや控えめ。
柔らかく広がる果実味。

~本間さん解説より~
   自社で栽培している6種類を使用。メルローのセニエ果汁や搾汁後他のタンクに入りきらなかった各品種の果汁を混醸した、まかない的ロゼだとのこと。所謂“まぜこぜ”。メルローは、本州のと比べ、酸が強め。2024年から、メルローを購入出来るようになった。北海道のも、結構完熟までいけるようになってきた。栽培も、今まで植えてきた品種と比べて楽。ツヴァイゲルトの後にメルローでいけると思っているところ。
 

🍷ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022
ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022

ル・レーヴ・ワイナリー ENISHI 縁 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー: ル・レーヴ・ワイナリー
葡萄種類:ムニエ64%、ピノ・ノワール36%
葡萄産地:北海道余市郡仁木町
ヴィンテージ:2022
色は赤としては淡い。ま、ピノ系ですから。
香りはやわらかな花のような、ピノっぽい香り。
酸味は適度にあるが、優しい酸。
苦味は軽く、渋味はほとんど感じない。
味わいの余韻が長い。

~本間さん解説より~
   ムニエを植えているところは多くない。木村さんは抜いてしまった。ムニエは、房が小さく皮が薄い。つまった房で玉割れが起きやすく、雨が降るとすぐ割れてきて完熟までもっていくのがとても難しい。黒葡萄品種なのにムニエが入った赤ワインをあまり見かけないのはどうしてか、と思っていたが、栽培してみてわかった。この、ムニエが入った混醸赤ワインは、世界的にも珍しいのではないか。
   ムニエはとても味が良いが、切れが良すぎてアフターが続かない。それを補うのがピノノワールだと考え、合わせてみたもの。

 造れる年には樽熟をかけたプライベートリザーブを造っている。2023年は久しぶりに造ってみた。造るのは、ピノノワールが残っているかで決めている感じ。ある意味良くない年のほうが造れるのか?
 
 ボトル販売も抽選で行われ、購入出来たボトルにサインもして貰えた。我が家もIto ~糸~2023 と、MUSUBI ~結~2022の2本を購入し、サインをお願いした。
本間さん
これは我が家ボトルに本間さんが書いてくれているところ。トレードマークの帽子は被っていなかったのだ。
通常のサインはホワイトでボトルのガラスに書くけれど、これだとこすれていつか消えてしまう。ということで、消えないようにラベルにも黒ペンでサインしてもらった。
糸と結



飲んだ日:2025年2月1日



イケダワイナリー グランキュベ メルロー 2019 with 孝蘭2025/01/28

イケダワイナリー グランキュベ メルロー 2019
イケダワイナリー グランキュベ メルロー 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:イケダワイナリー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県産かな
ヴィンテージ:2019
価格:3300円
抜栓日:2025年1月26日

イケダワイナリーのグランキュベメルロー2019です。

穏やかな香り。苦み走った口当たり。酸味は適度。
やわらかな味わい。
時間が経って、香りが豊かになってきた。柔らかくて、少しフルーティさもある香り。
味わいのコクも増してきて、喉越し充実。

先日開けた2022vtを少し残してあって、飲み比べてみました。
色合いは同程度。味わいは2019の方がやや苦味があります。
2022に対して、2019の方が熟成感があるかというと、そうでもない。
総体的には、苦くない分、2022の方がワシの好み。

葡萄産地は確定できませんでしたが、2022vtが長野県産だったので、こいつも同じと推定。

このワインと、一緒に開けた宮本ヴィンヤードのお供にしたのが、孝蘭さんのお料理。
孝蘭
店内改装のためしばらくお休みするとのことで、名残りにテイクアウトしてきました。
相変わらずおいしゅうございます。
再開が待ち遠しいですねえ。



nico渋谷 ワイン会2025/01/27


店長と会場
ワインショップnico渋谷店にて、長野県の信州高山村のカンティーナ・リエゾーと、リエゾーに委託醸造をしているレーヴドヴァン、2社のメーカーズランチ会が行われた。 nico渋谷店でのランチ会は初めてとのこと。参加者は12名、リエゾーさんはご夫妻、レーヴドヴァンは春日さん、着席されてのワイン会。 終始なごやかに行われた。 

*カンテイーナ・リエゾーさんは、18年前から高山村で栽培開始、2015年ワイナリー創設。高山村での特区初めてのワイナリー。現在はレーヴドヴァンさんを含め、6社の委託醸造をしていると。委託醸造はその方の希望通り、例えば亜硫酸無しとか、足踏みとか、多様に対応している(大変です)

*レーヴドヴァンさんは、2011年に栽培開始、15年目になる。標高はリエゾーさんのところから100mくらい下がった地域で、すぐ近くに小布施ワイナリーの畑がある。収穫はリエゾーさんより2週間くらい早いことも。 継木でスタートしたが、今の状況をみるととても良かったかなと思う。当初は葡萄を信州高山ワイナリー等に出荷していたが、自社の葡萄だけでワインを作ってみたいと思うようになり、2020年からリエゾーさんで委託醸造を始めた。今後も委託醸造でやっていくつもり。樹齢が15年になり、良くなるかな?

本日の提供は
ボトル7本
リエゾーさんが4種、レーヴドヴァンさんが3種、計7種、 各50cc程度。

まずは泡で乾杯と 

🍷RIEZO SPUMANTE PINOT NERO 2022
RIEZO SPUMANTE PINOT NERO 2022
種類:白微発泡ワイン
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:ピノネロ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2022
爽やかな香り。少しキリっとしてる。
口当たり、微妙にピリリと泡感。
酸味は適度で、しっかりコクのある白泡。

作者のお話から:
   2022年はいろいろ難しい年だった。特に天候が悪く苦労したと。「ピノネロ」はピノノワール種のイタリア語。リエゾーさんのピノノワールは普通のピノノワールより大粒で、病気にはやられにくいが、雨が降ると粒が大きいぶん水を吸いやすく、つぶれやすい。果皮が薄く、色付きも良くない傾向。赤にするには難しいが、白なら。
 

お料理です。

前菜 
前菜
・・ (右)サーモンのタプナードソース (左)めんたいポテサラ (奥)タレッジョ・・イタリアのウオッシュチーズ
 

🍷レーヴドヴァン シャルドネ 2023
レーヴドヴァン シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:レーヴドヴァン (委託醸造:カンティーナ・リエゾー)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2023
香りは上品。口当たりは優しく、酸味は適度。
口に含むと、グッとコクがある。

作者のお話から:
   ステンレスタンクで半年以上熟成。 2023年はそれまでの年より色・味ともに深まっている印象。無濾過・無清澄だが強い濁りは無し。バスケットプレスだから濁りにくいのか?

*バルーンプレスと、リエゾーさんのところのバスケットプレスについて。 バルーンプレスは多くのワイナリーで導入されている機械だが、葡萄を押しているだけでなく、何度も押すため、そのたびに中でかきまわしている。そのときに皮やら種やらが擦りあわされるので組織が細かく出てきて、それが濁りが出るもとになるのでは?と考えている。バスケットプレスはただ押すだけなので、擦りあわされない。
ある意味、バルーンプレスのほうが良く絞れるから濁るともいえる??

 
🍷RIEZO BIANCO CHARDONNAY 2023
RIEZO BIANCO CHARDONNAY 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2023
キリっと香り立つ。口当たりはしっかり。
酸味は適度で、果実味豊か。おいしいなあ。

作者のお話から:
   樽使用無し。2022年はシャルドネにとってはいい年だったが、2023年は余韻がある。先のレーヴドヴァンと同じヴィンテージ、同じシャルドネ、同じ高山村で、同じワイナリーで醸造したのに、ずいぶん違いますよねえ。両畑の標高差100m、車で数分ほどの距離。

 
🍷レーヴドヴァン シャルドネ樽熟成 2022
レーヴドヴァン シャルドネ樽熟成 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:レーヴドヴァン (委託醸造:カンティーナ・リエゾー)
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2022
軽く樽が香る、落ち着いた香り。あまり樽樽しないようにした?
口当たりも樽の風味で、しっかり味。
酸味は適度で、コク豊か。じっくりうまい。

作者のお話から:
   2022年は一般的には暑くて良くない年だったが、シャルドネには良い年で、9月末~10月まで収穫を引っ張れた。

   樽にも産地差・個体差があり、リエゾーさんはフランスの、それも北の地方のものを指定して使っている。北寄りの樽を使うと品質が安定しやすい感じ。樽を購入して入れてみるとすぐ漏れる!ということもあった。その補償はしてくれるところもしないところもある。大手ならたくさん買うから大勢に影響ないだろうが、うちの規模だと1回に数個しか買わないので、不良品があると本当に大変。
 

メインのお料理、
鴨のコンフィ
鴨のコンフィです。
結構ボリュームもあって、味わいもしっかり。結構ですねえ。
 

🍷レーヴドヴァン メルロー 2022
レーヴドヴァン メルロー 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:レーヴドヴァン (委託醸造:カンティーナ・リエゾー)
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2022
香りに少し果実感。
口当たりやわらか、酸はやや控えめ。
苦渋は軽めで、ミディアム程度のコク。バランスのとれた味わいです。

作者のお話から:
   タンニンやわらか、そのぶん酸強め? (↓のリエゾーさんによくあてはまるなあ)

 
🍷RIEZO ROSSO MERLOT 2022
RIEZO ROSSO MERLOT 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:メルロー
葡萄産地:長野県上高井郡高山村
ヴィンテージ:2022
色は薄め。香りは若く、フレッシュ。
酸味は適度にあるけれど、苦渋はあまりなくて、果実味のみという感じ。
メルローにしては軽いなあ。

作者のお話から:
   2022年、収穫時は曇りばかりだった。県全体で品質が下がり、県基準を下げて認証した年。特にメルロー、カベルネが良くなかった。樽も強く効かせず作ったもの。
 

🍷RIEZO ROSSO AGLIANICO 2022
RIEZO ROSSO AGLIANICO 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:カンティーナ・リエゾー
葡萄品種:アリアニコ
葡萄産地:長野県上高井郡高山村(自社ではなく、近所の農家さんの葡萄。)
ヴィンテージ:2022
なんだか華やかさのある香り。
酸味ややあり。
果実味が豊かだけれど、酸味が勝って、苦渋味はあまり感じない・・・後口に少し苦渋を感じる。

作者のお話から:
   アリアニコはイタリア南部の、暑い土地の品種。10月末に収穫する。高酸度、相当酸っぱく、酸が落ちない。熟成期間を取ったほうがいい品種なので、小ワイナリーとしては苦しい・・。できれば少し(あと2,3年)おいて飲んでほしい。
 

デザート、
チョコレートムースケーキ
チョコレートムースケーキ、マスカルポーネ乗せ
ニコさんで初めていただいたけれど、チョコ感満点で、おいしいなあ。


食って飲んだ日:2025年1月25日




いまでや2025/01/24

ジョイーレの帰りはいまでやさん。
ヒロキ社長やしゅくりあさんもいたので、4杯いけました。

京都丹波 ソーヴィニヨン・ブラン 2022 
京都丹波 ソーヴィニヨン・ブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地:京都府船井郡京丹波町
ヴィンテージ:2022
凛々しい香り、チャーミング。
酸味適度、フルーティな味わい。

セイズファーム シャルドネ・アルバリーニョ 十二町ヴィンヤード 2023
セイズファーム シャルドネ・アルバリーニョ 十二町ヴィンヤード 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ、アルバリーニョ
葡萄産地:富山県氷見市十二町ヴィンヤード
ヴィンテージ:2023
落ち着いた香り。少し硬めの口当たり。
酸味はおさえめで、苦味を湛えた味わい。

グレイス ロゼ 2023
グレイス ロゼ 2023
種類:ロゼ
ワイナリー:GRACEWINE
葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン (37%)、メルロ (35%)、カベルネフラン (21%)、プティヴェルド (7%)
葡萄産地:山梨県 明野町 三澤農場
ヴィンテージ:2023
グッとくる香り。やわらかな口当たりで、酸味は適度。
ふくらみのある味わい。

菊鹿シャルドネ 樽熟成 2022
菊鹿シャルドネ 樽熟成 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:熊本ワインファーム菊鹿ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:熊本県菊鹿町
ヴィンテージ:2022
優しい香り。口当たりおいしい。
酸味は適度で、コクのある豊かな味わい。



飲んだ日:2025年1月21日



ジョイーレヒロキ会2025/01/23

1月21日、平日の昼にミニワイン会。 なんと、ドメーヌヒロキの横山社長とお会い出来ることになったのだ。 社長とひょんな事から連絡先を知ることになったが、社長はこちらを知らないだろう。 ワイナリーの主と客。 一方的にファンというだけの客は、たぶん500人以上もいるだろうに。 そんな一人の誘いに応じて下さる社長、なんて広大なお心を持った方なんでしょう。 

場所は錦糸町ジョイーレ。 相談したところ、お料理をワイン会仕様で提供してくれることになった。 ピザ無し 和食仕立て、大人メニューでと、ハードル爆上げでお願いした。 

相客はお馴染みのしゅくりあ店主と、しゅくりあメイトさん。 さて、どうなる?!
 
さて、乾杯は何から始めるか?
泡からにしましょうということになって、

🍷LE CANON ペティアンナ チュレル 2024
LE CANON ペティアンナ チュレル 2024
種類:ロゼ微発泡ワイン
ワイナリー:ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニオン 80% 神戸、マスカット・オブ・アレキサンドリア 20% 岡山     
葡萄産地:兵庫県神戸市北区 、岡山県岡山市北区富吉
ヴィンテージ:2024 
泡はほとんどない。(-_-;) ロゼと言うには少々濃いめの色合い。
香りはほのか。口当たりやわらか、酸味は適度。
 

アミューズ*
アミューズ
 蕎麦粉の和風エッグタルト ・・・・(伊達巻風味!) ちょっと塩味つよめだにゃ
 ズワイガニのサラダ ~シュー仕立て ・・・・(シュークリームの型にはさんであるゥ)これは絶妙。

 さて、以前から取りおいてもらっていたテールドシエルの登場です。

🍷テールドシエル ソーヴィニョンブラン 2022
テールドシエル ソーヴィニョンブラン 2022
種類:白ワイン
ワイナリー:テール ド シエル
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
葡萄産地:長野県小諸市糠地
ヴィンテージ:2022
爽やかな香り。やや酸味あり。
口当たりはきりり。軽い苦みを伴った、しっかりしたコクのある味わい。
 

冷菜*
冷菜
和牛と里芋のゼリー寄せ (芋煮を固めた感じの、具沢山!)

 

スープ*
スープ
白子のブランマンジェ 栗カボチャのポタージュ~白味噌仕立て (京風雑煮のイメージとか)
 

🍷テールドシエル ルージュ 2022
テールドシエル ルージュ 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:テール ド シエル
葡萄品種:カベルネ・フラン、シラー、メルロー 1/3ずつ
葡萄産地:長野県小諸市糠地
ヴィンテージ:2022                
香りは充実、いい香り。口当たりは少々酸味が勝っている。
時間が経ったら、後味まろやか、さわやかに変化したような。

テールドシエルさんの2022vt、ピノノワール系が軒並み酸っぱかったけれど、こいつはどうかと期待していたが、案の定酸っぱめ。ピノ系よりは酸味はマイルドなような気もするけれど。
 
魚料理*
魚料理
氷見寒鰤のミキュイ 仙台セリ/胡麻/信州味噌かけ
低温調理だそうです。半分お刺身みたいな食感。

ヒロキさんのワインが店のグラスワインメニューに載ってました。
店長がわざわざ用意してくれていたんです。 

🍷ドメーヌヒロキ ラ・ヌーヴェル・リュンヌ 2023
ドメーヌヒロキ ラ・ヌーヴェル・リュンヌ 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌヒロキ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン47%、プティ・ヴェルドー34%、メルロー10%、カベルネ・フラン9%
葡萄産地:長野県池田町
ヴィンテージ:2023
若々しい良い香り。
口当たりはしっかり、酸味は適度。
苦渋味も多少ある、コクのある味わい。
もう少し寝かせたると、もっと良いような気がする。
テールドシエルさんの赤と比べたら、こっちの方が好みだな。しゅくりあさんとも意見が一致しました。

テールドシエルさんの酸っぱいのは2022vtだけど、ヒロキさんの受賞作も2022vtその辺はどうなのかヒロキ社長に聞いてみたら、厳しい年ではあったので、収穫の時に徹底的に選果して、収量はかなり減ったけど、いい実だけで造ったというようなご説明でした。
 
ヒロキ社長がワインセラーに行って、こいつを選んできました。

🍷小布施 アルバリーニョ 2023
小布施 アルバリーニョ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー
葡萄品種:アルバリーニョ
葡萄産地:長野県小布施町
ヴィンテージ:2023
フルーティないい香り。
口当たりはしっかり、酸味は適度。
じっくり味わうと軽い苦みが出てきて、いい飲みごたえになります。
 

肉料理*
肉料理
 林SPFポーク 肩ロースのロティ キャベツ/生姜のヴィネグレット
             飴色玉ねぎの和風シャリアピンソース

 リゾット
 リゾット
*そのぎ茶のリゾット

さて、ラストスパートはお店のグラスワインリストから。
しゅくりあさんがいるせいか、酒が進む進む。ヒロキ社長も、酒が飲めないはずだったのに、結構飲めるようになってる。

牛久醸造場 EN シャルドネ 2023
牛久醸造場 EN シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:麦と葡萄 牛久醸造場
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:塩尻市片丘の竹淵博永さん
ヴィンテージ:2023
香りが良いですね。酸味は控えめ。
フルーティで、良い味わい。

ワイナリーのコメントによると、「ワインメーカー佐野が塩尻ワイン大学で共に学んだ、塩尻市片丘の竹淵博永さんのシャルドネを樽で仕上げました。」とのことです。
牛久さん・・・片丘の吉江さんのヴィオニエの白ワインも出してる・・・どっかで飲めないかな。


イルフェボー サラ モンターニュ シャルドネ 2021
イルフェボー サラ モンターニュ シャルドネ 2021
種類:白ワイン
ワイナリー:イルフェボー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県千曲市
ヴィンテージ:2021
爽やかなこり、酸味は控えめ。軽やかな味わい。
これは自社ワイナリー完成前の、委託醸造のやつですね。


バルダー果樹園 ワイン 2022
バルダー果樹園 ワイン 2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:バルダー果樹園
葡萄品種:カベルネ・フラン(58%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(39%)、シラー(3%)
葡萄産地:長野県上田市
ヴィンテージ:2022
少し酸っぱいな。茎の香りを感じる。
久しぶり、ばるだー果樹園さん。がんばれ。

最後に、城戸さん。

城戸 オータムカラーズ コンコード 2024
城戸 オータムカラーズ コンコード 2024
種類:赤ワイン
ワイナリー:Kidoワイナリー
葡萄品種:コンコード
葡萄産地:長野県塩尻市桔梗ヶ原
ヴィンテージ:2024
香りは甘い。少しキャンディ香。
口当たりも少し甘めだけど、甘すぎはせず、酸味は適度。
デザートのティラミスと合わせたら、甘くなくなり、おいしい。

いつものオータムカラーズとラベルが変わってます。
解説によると、「今年で20周年を迎えました。今回はその記念ラベルを使用しています。
ラベルの絵は私の娘(13歳)が描いたものです。」とのこと。13歳とは思えない達者な絵。

デザート
デザート
ティラミス


ジョイーレさんで初めてのワイン会仕立てのお料理。ランチタイムの喧騒の中、本当に贅沢なひとときだった。川辺さん本当にありがとう。

 
ヒロキ社長のお話より**

・醸造家の内川さんは、池田町出身で、元安曇野ワイナリー。醸造が好きで、日本酒や味噌のほうにも興味がある方だとか。社長は今まで栽培だけだったが、最近は醸造も学び始めたところ。

・長野県は勉強会が結構盛んで、交流も多い。城戸さんは自身で参加される。小布施さんは自身が来たこともあるが、最近はお弟子さんが来ることが多いかな。逆に、県外のことは余り知らない傾向。



飲んだ日:2025年1月21日



銀座新潟情報館のイベント2025/01/21

1月18日、2025年初のワインイベントに出掛けてきました。

場所は銀座長野の数軒隣に新規オープンした、銀座新潟情報館というところ。本日のタイトルは「新潟ワインフェア~長野ワインと共に」。

新潟の2大ワイナリーの岩の原葡萄園・カーヴドッチ、それに何故か銀座長野から斎藤マネージャーが参加するという、何とも嬉しい企画。

まずは3団体がそれぞれ紹介を。
左から長野・ドッチ・岩の原
そして紹介がてら、本日の紹介ワインの中から1種をプラカップで先行提供。その後軽食とフリー試飲の提供。

提供ワインは各社3種類ずつだが、各社とも代表ブランドを出してきている。銀座長野もソラリスを出していて、”ソラリス出しちゃうんですか?“と斎藤マネージャーに聞いたところ、”いいのよ、新潟さんが買ってくれたんだもん“とのこと。なんとも剛毅な・・。

 

①   岩の原葡萄園(佐藤様)

 1890(明治23)年設立。日本ワインの父と言われる川上善兵衛が、日本の気候風土に適した葡萄品種を追い求め、現在も受け継がれている。

 佐藤様にお聞きしたところ、現在も、ローズシオターの調整用に栽培している少量のシャルドネ以外は、善兵衛品種だけを栽培していて、メルローとかは「ありません」とのこと。
 

🍷岩の原 深雪花 赤
岩の原 深雪花 赤
種類:赤ワイン
ワイナリー:岩の原葡萄園
葡萄種類:マスカット・ベーリーA 少量ブラッククイーンをブレンド
葡萄産地:新潟県上越市
ヴィンテージ:NV
色合いは明るめ。ほのかにMBA香を感じます。
口当たりはやわらかで、酸味は適度。タンニンらしきものはほとんど感じません。
やや軽めの味わいで、のど越しはつるりと落ちます。

 岩の原の代表ブランド。マスカットベーリーAは、もともと醤油や味醂に近い風味があり、和食に合わないわけがない!と。
  

🍷岩の原 ヘリテイジ 2021
岩の原 ヘリテイジ 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:岩の原葡萄園
葡萄種類:マスカットベーリーA、ブラッククイーン、ベーリーアリカントA
葡萄産地:新潟県上越市
ヴィンテージ:2021
色は濃いめ。MBA香はほとんど感じません。口当たりはがっしり。酸味は適度。
重めの味わいで、舌に少し刺激(タンニン?)あり。
善兵衛品種だけでこの重厚感が出せるとは、あっぱれあっぱれ。

 岩の原のトップキュベ。全て善兵衛品種でブレンド。ヘリテイジは、白はないんですね。

 
🍷岩の原 レッド・ミルレンニューム 甘口 2023
岩の原 レッド・ミルレンニューム 甘口 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:岩の原葡萄園
葡萄種類:レッド・ミルレンニューム
葡萄産地:新潟県上越市
ヴィンテージ:2023
ライチの香りはゲヴェルツみたい。というより、ゲヴェルツよりライチしてるかも。
口当たりは甘酸っぱい。酸味自体は控えめ。貴腐葡萄が入っているような味わい。

 氷結仕込みの甘口ワイン。

 
②   カーブドッチ(営業担当執行役員:本田様)

 カーブドッチは創業30年。カベソー、シャルドネ、メルロー等ヨーロッパ系品種で始めた。砂浜で出来る葡萄を追い求め、渋味は出にくいが香りは◎、滑らかな感触が出る。推しはアルバリーニョ。

代表的なシリーズは、サブル等のセパージュシリーズ(クラシック音楽のイメージ)・どうぶつシリーズ(ジャズのイメージ、砂を追求するより、醸造家掛川氏の趣味で作るシリーズ)・ファンピーシリーズ(Jポップ系?食用葡萄の可能性の追求)の3系統のワインを作る。

🍷カーブドッチ アルバリーニョ 2022
種類:白ワイン
カーブドッチ アルバリーニョ 2022
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄種類:アルバリーニョ
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜(にしかんくかくだはま)
ヴィンテージ:2022
落ち着いたフルーティな香り。酸味は適度で、口当たりはきりり。
果実味豊かで、ごく軽い苦みのコク。うまいな、やっぱり。

  アルバリーニョはスペイン品種で華やかな香り。酸が乗りにくい砂土壌でもこれだけは品のいい酸がのる。砂を追求する、売り切れ連続の推し品種です、とのこと。
 

🍷カーブドッチ サブル 赤 2023
カーブドッチ サブル 赤 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄種類:カベルネ・ソーヴィニョン、プチベルド、メルロー、マルベック
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜
ヴィンテージ:2023
落ち着いた香り。口当たりは充実感。酸味はやや控えめかな。
果実味豊かで大変結構。

  砂の土地の最高峰、フラグシップワイン。

 🍷カーブドッチ ファンピー オレンジ 泡 2023
カーブドッチ ファンピー オレンジ 泡 2023
種類:オレンジ泡ワイン
ワイナリー:カーブドッチ
葡萄種類:デラウェア、ナイアガラ、甲州、ソーヴィニョンブラン、ケルナー
葡萄産地:新潟県新潟市西蒲区角田浜
ヴィンテージ:2023
変に甘い香りは無い。口当たりはシュワ感。
ドライでフルーティーな、うむ、ファンピー味。

  食用葡萄を飲む楽しみへ。複数種類があり、もっと知ってもらいたいとのこと。

 
③   銀座長野(お馴染みの斎藤富士子マネージャー!)

   長野県内には現在86のワイナリーがあり、委託醸造のヴィンヤードを入れると100程にもなる。老舗から個人畑まで様々。

🍷 エステートゴイチ 龍眼
エステートゴイチ 龍眼
種類:白ワイン
ワイナリー:五一ワイン
葡萄種類:龍眼
葡萄産地:長野県塩尻市
ヴィンテージ:2023
香り爽やか、酸味は適度。
すっきり爽やかな味わい。

  五一ワインは長野県で一番古いワイナリーで、創業は明治44年。龍眼は、長野県の土着品種で、OIV登録が見込まれる品種。長野県ではひろく栽培されている。
 

🍷ガクファーム IMA カベルネ・フラン 2023
ガクファーム IMA カベルネ・フラン 2023
種類:赤ワイン
ワイナリー:ガクファーム&ワイナリー
葡萄種類:カベルネ・フラン
葡萄産地:長野県松本市
ヴィンテージ:2023
少し香りに茎っぽさを感じる。
口当たりにほんのり甘さのニュアンス。酸味は適度。軽めの苦渋味がコクに。

  ワイナリーの主の古林(こばやし)さんは、Uターン組。移住・Uターンが多いのが県の特徴。カベルネ・フランは単一醸造で県では推し品種。

 
🍷マンズ ソラリス ラ・クロワ 2021
マンズ ソラリス ラ・クロワ 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:マンズワイン小諸ワイナリー
葡萄種類:カベルネソーヴィニヨン、メルロー
葡萄産地:長野県小諸市上田地区
ヴィンテージ:2021
華やかな香り。口当たりはしっかり。酸味は適度。
苦渋味しっかり、コクの深い、豊かで充実した味わい。

  ソラリスはマンズワインの小諸ワイナリーでの呼称。

おつまみの軽食が出た。
おつまみ
新潟館8階のレストラン謹製だそうで。


飲んで軽く食った日:2025年1月18日



年始の初外食 桃花さんへ2025/01/12

世間の長い年末年始休暇が終わり、我が家も外食へ出掛けた。
立石の名中華、桃花さん。グラスワインも赤白各3種ずつあり、勿論他の飲み物も豊富です。

予約すると付いてくる、1ドリンクと2前菜。
まずは前菜2品登場。
前菜
*前菜 烏賊と胡瓜の豆板醤和え
    蒸し鶏

ワインその1
🍷アぺテイ・ド・フランス ソーヴィニョン・ブラン 白 VDF <ロブスターラベル>
アぺテイ・ド・フランス ソーヴィニョン・ブラン
種類:白ワイン
ワイナリー:コルディエ Cordier
葡萄品種:ソーヴィニョンブラン
原産国/地方:フランス/ラングドック地方
ヴィンテージ:2022
冷えてるせいか、香りがあまりしない。
口当たりは穏やか、酸は控えめ。
味わいもおだやか。果実味あり。特徴はないかもしれないが、悪いところもないですね。
時間が経って少し温まってきたら、柑橘風味が出た。


🍷SULA シラーズ・カベルネ
SULA シラーズ・カベルネ
種類:赤ワイン
ワイナリー:SULA VINYARDS スラ・ヴィンヤーズ
葡萄品種:シラーズ主体(カベルネ・ソーヴィニヨンを少量ブレンド)
原産国/地方:インド/ナシク
ヴィンテージ:2022
なんとインド産のワイン。
香りが移ろう。最初は煙っぽい匂い。すぐにインキーな感じに変わって、やがてフツーの赤ワイン香。
口当たりはしっかり、酸味は穏やか。
軽い苦渋味にコクが豊かなどっしり味。


*焼き餃子
焼き餃子
  5個を、二人なので6個提供にしてくれた。餃子自体に味がついているので、調味料無しでも、と勧められた一品。本当、無しでいけました。

*タラバガニ入りふかひれスープ
タラバガニ入りふかひれスープ
ふかひれよりカニの存在感が大きい。スープの味わいがいいですよね。

*芝海老とホタテの塩炒め 黄ニラ増量
芝海老とホタテの塩炒め
ここの塩炒めが大変結構なんです。今回のは野菜が少なかったな。黄ニラ入れなかったらほぼ海老とホタテだけだったんじゃ。


ワインその2
🍷レテール・デ・バス IGP コート・ド・ガスコーニュ
レテール・デ・バス IGP コート・ド・ガスコーニュ
種類:白ワイン
ワイナリー:シャトー・ラバル 
葡萄品種:コロンバール80%、ユニブラン10%、グロマンサン10%
国名:フランス/南西地方
ヴィンテージ:2022
葡萄は知らない品種ばかり。
落ち着いた、大人な香り。
口当たりはやわらか、酸味は適度。
軽い刺激を伴う、穏やかに膨らむ味わい。


🍷ヴュー・シャトー・ラモット 赤
ヴュー・シャトー・ラモット
種類:赤ワイン
ワイナリー:ヴュー・シャトー・ラモット
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー
原産国/地方:フランス/ボルドー地方
ヴィンテージ:2021
じっくりとした香り。
口当たりにやや渋み。
濃厚で、重みのある味わい。
後口に渋みが残りました。

*和牛とフレッシュきのこのブラックビーンズ炒め
和牛とフレッシュきのこ
ここのやわらかな牛肉料理も好きです。

ワインその3 グラスワインコンプリート!
🍷ル・シャルドネ・デ・ランド 白
ル・シャルドネ・デ・ランド
種類:白ワイン
ワイナリー:シャトー・ラバル
葡萄品種:シャルドネ
原産国/地方:フランス/南西地方
ヴィンテージ:2022
爽やかな感じの香り。口当たりはきれいでキリリ。
酸は穏やか。豊かな果実味。

🍷セードル・エリタージュ ルージュ
セードル・エリタージュ ルージュ
種類:赤ワイン
ワイナリー:シャトーデュセードル
葡萄品種:マルベック95%、メルロー5%
原産国/地方:フランス(南西地方) AOC:CAHORS
ヴィンテージ:2021
くぐもった感じの香り。
部妙に渋みを伴った、重めの口当たり。
酸味は出しゃばりません。
のど越しは割とクリア。

*牡蠣と九条ネギの土鍋仕立て
牡蠣と九条ネギ
冬場は土鍋のメニューが出てきます。熱々です。



ごちそうさまでした


しかし、出てきたワインとワインリストとずいぶん違うなあ。
説明があったのはインドのシラーだけだったにゃ。
ちゃんと更新しといてほしいな。

桃花さんのグラスワイン、赤白ともに3種づつ、上から梅・竹・松と並んでいます。
前回までは、松竹梅のランクの差がわかりやすかったんですけれど、今回は差が良くわかりませんでした。
白は3つともほぼ同格な感じ。
赤は、梅のインドのシラーが一番重厚な感じでうまかった。


飲んで食った日:2025年1月10日



年越しの宴は、香蘭さんのお料理セットで2025/01/07

香蘭さんのオードブルセット&デリセット。
孝蘭オードブル&デリセット

孝蘭オードブル&デリセット

年越しの宴は、香蘭さんのお料理セットで。

いやいや、」それぞれのお料理が力作ぞろい、どれも大変おいしくいただきました。

開けたワインの感想は別記事で。

食った日:2024年12月31日大晦日


しゅくりあ「丹波ワイン・ピノノワール垂直を楽しむ会」 2/22025/01/05

前編からの続きです。
 
レギュラー版ピノノワールの最後/最古です。

#13 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2012
丹波 ピノ・ノワール 2012
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波鳥居野(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2012
香りはなんだかさわやか。12年経ってるのにね。
酸味は適度で、果実味あり。ウマいなあ。
 
*リベンジ・パイ包み焼き 和風デミグラスソース
パイ包み焼き
前回、うまくいかなかったパイ包みに再チャレンジしたもの。おいしいくいただけたが、しゅくりあさんとしては満足いく出来ではなかったらしい。


さていよいよ、上級機種、ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)シリーズ行きます。

#02 丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016 
丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波山形(京都府京丹波町?)
ヴィンテージ:2016
香りは穏やかで上品。
酸味は適度。苦渋味はおだやかで、柔らかい味。
  (生産本数263本。)
 

#03 丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018 
丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波山形(京都府京丹波町?)
ヴィンテージ:2018
色は若干濃いめ。香りはやわらか、芳香です。
酸味は適度、少しの苦渋味とのバランスがいいです。
前後の20,16vtと比べるとやや濃いめの風味。
  (生産本数1633本。)

 
#04 丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020
丹波 ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波山形(京都府京丹波町?)
ヴィンテージ:2020
色はやや薄いかな。香りは良いです。
酸味は適度。微妙に苦渋味もあって、豊かな果実味。
  (生産本数2550本。)


レギュラー版と古木版、さすがに古木版の方が全般的に好印象ではありましたけど、そんなに大きな差は感じられませんでしたねえ。
 
いただいた丹波ワインのピノノワールですが、葡萄産地の表記が微妙に変わってます。
 #05~#08はワイン名が「京都丹波」ピノ・ノワールで、葡萄産地も「京都丹波産」と記載されてます。
 #09~#13はワイン名が「丹波鳥居野」ピノ・ノワールで、葡萄産地も「京都丹波鳥居野産」と記載されてます。
 #02~#04はワイン名が「京都丹波」ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)で、葡萄産地もボトルには「京都丹波産」と記載されてますが、ワイナリーのウェブサイトでは「京都丹波山形」となっています。
しゅくりあさんによると、古木の畑は、鳥居野とは別の畑だとのこと。ただ、京都府京丹波町で「山形」という地名を見つけることはできませんでした。


*(オプションの)岩手牛ステーキ
岩手牛ステーキ
相変わらず大変結構。
 
*合鴨 沢煮風
合鴨
いつもはローストで出る合鴨さん。こういうのは初めてかな。
これまたおいしい。いつものやつより好みかも。
 
*揚げ出し 胡麻豆腐
揚げ出し
 

本日は赤ばかりなので、白追加を希望。

🍷ドメイヌソガ ヴィーニュ フランセーズ 白 リューディ ムラサキ第6ミリュ&バ 2015 
ドメイヌソガ ヴィーニュ フランセーズ 白 リューディ ムラサキ第6ミリュ&バ 2015
種類:白ワイン
ワイナリー:小布施ワイナリー 
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン65%、アルバリーニョ18%、シャルドネ17%
葡萄産地:長野県高山村かな(ムラサキ第6農場)
ヴィンテージ:2015
凛々しい香り。
酸味は適度で、キリっとした口当たり。
はっきりした味わいで、会の参加者に好評。


*魚結び揚げ トリュフ塩添え
魚結び揚げ
パイ包みよりこっちのほうがお得意のようで。
今日はいつにも増してお料理が多かった。おいしい合鴨を平らげることが出来なかった。大変残念。


籤に当たったので、次の2本は飲まずにお持ち帰りです。

#12 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2013
丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2013
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波鳥居野(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2013
 

#10 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2015
丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2015
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波鳥居野(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2015




食って飲んだ日:2024年12月29日



しゅくりあ「丹波ワイン・ピノノワール垂直を楽しむ会」 1/22025/01/04

年の暮れの最後の日曜日にしゅくりあさん、今月3回目のワイン会。
店内

なんと、丹波ワインのピノノワールばかり13本垂直飲みという、挑戦的な企画。
ワインリスト&献立
・・味わいの違いが分かるかな(不安・・)
 
 
まずは泡で乾杯。

#01 丹波 トラディショナル・スパークリング 2015
丹波 トラディショナル・スパークリング 2015
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール18%、ピノ・グリ14%、トレビアーノ8%、その他合計25品種
葡萄産地:京都府船井郡京丹波町
ヴィンテージ:2015
こいつは全量ピノノワールではなくて、丹波さんお得意の、超多品種_混醸_泡。
細かい泡。柑橘系の充実した香り。
酸は適度。果実味あり。おいしいね。 

さてお料理を。

*林檎&貝柱のサラダ
林檎&貝柱のサラダ
 2種の野菜ドレッシングにて ~ヤーコン / 人参すりおろしマヨネーズドレッシング

*盛り合わせ
盛り合わせ
 葡萄搾りかす漬けチーズ 砂肝香草マリネ もものすけ生ハム巻き 黒糖クルミ

#05 京都丹波 ピノ・ノワール 2020
京都丹波 ピノ・ノワール 2020
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2020
少しアルコールっぽさが感じられる、良い香り。
酸味は適度。バランスよくておいしい。
  ワイナリーさんが「2020はかなりいいヴィンテージだった」と言っている、としゅくりあさんから紹介がありました。

  
#06 京都丹波 ピノ・ノワール 2019
京都丹波 ピノ・ノワール 2019
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2019
色はやや薄め。香りは少し頼りないかな、いい香りだけど。
酸味は適度。やわらかな味わいだけれど、先の2020vtよりは淡いかな。
 

#07 京都丹波 ピノ・ノワール 2018
京都丹波 ピノ・ノワール 2018
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2018
色はやや濃いめ。
葡萄っぽい香り。
味わいしっかり、酸味は適度。
 

 #08 京都丹波 ピノ・ノワール 2017
京都丹波 ピノ・ノワール 2017
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2017
香りに少しセメダイン系。
酸味は適度。軽い渋味あり。
味わいのふくらみは20~18vtと比べるとやや少なめ。

最初の4ヴィンテージ並びました。
最初の4ヴィンテージ
こうして比べると、ヴィンテージによって色も風味も変わるもんですねえ。
畑も品種もワイナリーも同じなんですけどね。
しゅくりあさんによると、丹波ワイナリーの醸造責任者も変わってないだろうとのこと。

*鰆 西京焼き
鰆 西京焼き
 もものすけ酢漬け(左手前)を添えて
このサワラがまた、大変良いお味。


#09 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2016
丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2016
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波鳥居野(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2016
香りはやや薄め。酸味は穏やか。
優しい味わいだけれど、タンニンが感じられます。
  

 #11 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2014
丹波鳥居野 ピノ・ノワール 2014
種類:赤ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:ピノ・ノワール
葡萄産地:京都丹波鳥居野(京都府船井郡京丹波町?)
ヴィンテージ:2014
香りに少し紹興酒感あり。
酸味は穏やかで、まろやかな味わい。
 

*ムール貝&長芋 梅バター焼き
ムール貝&長芋
貝はもちろん、長芋もおいしく食べちゃいました。
 

長いので、後編に続く。


食って飲んだ日:2024年12月29日