スタラス小諸2024/05/21

東御ワインフェスは二日間開催ですが、昨日多数いただけたので、もういいや。
本日は予定変更して小諸の新名所、スタラス小諸へ。
小諸駅からタクシーで10分余り。丘を登った先には、飯綱山公園。
景色
小諸高原美術館の周囲、絶景のもとにワイナリー棟とレストラン棟が。
外観

まずは駐車場近くのワイナリーから

Komorokko Farm & Winery
ワイナリー入口外観
先日、エキューブこもろでひとついただいたばかりのこもろっこファーム&ワイナリーさん。
近代的なワイナリー棟の奥にはコンクリートのエッグタンクが6基くらい見える。
醸造室
かなり大きめ。フランス製だとか。その奥にステンレスタンクがあり、手前の部屋にはオーク樽やアカシア樽が。
樽の部屋
タンク室がやけにきれい。それもその筈、未使用だから。前回までの醸造は委託で、この醸造施設は今年から使うんだそうな。

圃場は耕作放棄地となった雑木林や雑草生い茂る瓦礫地をひとつひとつ均して葡萄を植えていったもので、720m~920mくらいの比較的高めの標高に点在。現在18000本の苗木を植え、ピノ・ノワール始め15種類を栽培しているのだとか。ワイナリー受付におられたお姉様が、苦労の日々をアツく語ってくれました。
2022年はアルカンビーニュ委託で初醸造。ただしその1年前に僅かながらワインに出来たものがあり、これをエピソード”0”として展示していた。

ワイナリーショップ内にはカード式の円柱状のワインサーバーが。こんな大きい円柱形のなんて、大阪の大きなワインショップで見て以来かな。
16種類がセットされていて、うち3種が自社の白・ロゼ・赤。他は海外の珍しい高価なワインも。ラインナップは時期によって入れ替えるそうで、以前は5大シャトーを並べたこともあったとか。
なるほど、地元のライバルのやつは入れないのね。
一通り拝見したところ、一番お手頃なのはこもろっこさんの3種類ですかね。

ワインサーバはプリペイドカード式。たんまりチャージして、試飲です。
おつまみもあって、少しだけど席もある。
テーブルもあります
まずはこもろっこさんのファーストヴィンテージから。

こもろっこふぁーむ&ワイナリー en. blanc エン ブラン 2022
こもろっこen.Blanc2022
種類:白ワイン
ワイナリー:こもろっこふぁーむ&ワイナリー
葡萄品種:シャルドネ/リースリング/ソービニヨンブラン
葡萄産地:長野県小諸市
ヴィンテージ:2022
さわやかな香り。酸味は適度で、ふくらむ味わい。しっかり味の白です。

こもろっこふぁーむ&ワイナリー en. Roze エン ロゼ 2022
こもろっこen.Rose2022
種類:ロゼワイン
ワイナリー:こもろっこふぁーむ&ワイナリー
葡萄品種:ピノノワール/ピノグリ/ピノタージュ
葡萄産地:長野県小諸市
ヴィンテージ:2022
ロゼと言うにしては色が濃いなあ。つい先日、これより色の薄いクレーレをいただいたぞ。おとなしいけれど、少し揮発性を感じる香り。
味わいもロゼとしてはしっかり濃い目で、やはり赤寄りのクレーレ級。
酸味は適度で、硬派な味わい。

こもろっこふぁーむ&ワイナリー en. Rouge エン ルージュ 2022
こもろっこen.Rouge2022
種類:赤ワイン
ワイナリー:こもろっこふぁーむ&ワイナリー
葡萄品種:メルロー/カベルネフラン
葡萄産地:長野県小諸市
ヴィンテージ:2022
さわやかでフルーティーな香り。酸味は適度で、チャーミングな味わい。

原状は3種類とも複数品種のアッサンブラージュだけれど、ゆくゆくは単一品種で出す意向はおありとか。
ピノノワールとか、カベルネフランとか、楽しみですね。

さて、サーバの周りを一周。ラインナップを拝見していると、ななななんと、オーパスワンがあるじゃありませんか。
お値段は・・・10ccでせんごひゃくえん・・・
冥土の土産にひと舐めさせてもらおう・・・

オーパスワン 2018
オーパスワン
種類:赤ワイン
ワイナリー:オーパス・ワン・ワイナリー<Opus One Winery>
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 84% プティ・ヴェルド 6% メルロー 5 % カベルネ・フラン 4% マルベック 1%
葡萄産地:カリフォルニア、ナパヴァレー
ヴィンテージ:2018
いやあ、香る香る。重厚な芳香です。
味は濃厚この上なくて、バランスが良い。おいしい、と思った時には蒸発してました。

オーパスワンのお隣はケンゾーエステート。すごぉぉぉい。
冥土の土産の次は清水の舞台だぁぁぁ 

ケンゾーエステート 紫 murasaki 2019 
ケンゾーエステート
種類:赤ワイン
ワイナリー:ケンゾーエステート
葡萄品種:メルロ 88%、カベルネ・ソーヴィニヨン 7%、プティ・ヴェルド 4%、マルベック 1%
葡萄産地:カリフォルニア州ナパ・ヴァレー
ヴィンテージ:2019
これも芳香。
苦味勝ちの味わい。オーパスワンより少しとがった感じ。

お次はボルドーのシャトーだあ

シャトーリューセック 2015
シャトーリューセック
種類:白 熟成貴腐ワイン(ソーテルヌ)
ワイナリー:シャトー・リューセック
葡萄品種:セミヨン 86% とソーヴィニヨン ブラン 14%
葡萄産地:ボルドー
ヴィンテージ:2015
凄く甘い。貴腐ワインだったのね。
甘いけれど、味わいは充実してます。濃甘。
ソーテルヌは、セミョンとソーヴィニョン・ブランで造られる貴腐ワインだそうで。
シャトーの栽培品種はセミヨンとソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデルの3品種とのこと。

クローズ エルミタージュ レ ヴァロニエ ルージュ 2019
クローズエルミタージュ
種類:赤ワイン
ワイナリー:M・シャプティエ M. Chapoutier
葡萄品種:シラー/シラーズ
葡萄産地:フランス > ローヌ
ヴィンテージ:2019
色は濃い。少し甘さを帯びた香り。口当たりにも少し甘さを感じて、その後は苦渋味の効いた味わい。

シュペートブルグンダー クヴァリテーツヴァイン トロッケン 2017
シュペートブルグンダー
種類:赤ワイン
ワイナリー:ヴァイングート・ラインホールト・コーネリア・シュナイダー
葡萄品種:シュペートブルグンダー(ピノ ノワール)
葡萄産地:ドイツ / バーデン
ヴィンテージ:2017
シュペートブルグンダーなんて飲んだことない、と思っていただいてみましたが、ピノノワールのことだったのね。
少し焦げたような香り。味わいにも少しピリ感。甘味はなく、酸は控えめ。しっかりした味わいです。
言われなきゃ、ピノノワールとは思わないような。
ちなみに、これだけはこもろっこさんのワインよりお安かったような。

その後レストラン棟に行きまして、運良く予約無くレストランに入れました。入口でイタリアンか焼肉かを聞かれ、焼肉Komojinへ。外の絶景を見つつ自社ワインをいただきながら牛焼肉を堪能しました。
カルビと上ロース

絶景を見下ろす位置のテラス席は大人気。
景色
既に人気店?。


食って飲んだ日:2024年5月12日(日)



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