カンテイーナリエゾー 植樹体験 ― 2024/05/06
わらび野さんに前のりして1泊した翌日。
リエゾーさんが募集したクラウドファンデイングの返礼「シャルドネ植樹体験」に行ってきた。
午前午後作業、ワイン付きランチという内容。
この日の参加は我が家だけ。しかし2日後に8名様が同様の内容で参加されるとのことで、予行演習を兼ねて近くのヴィンヤードの高橋様が参加されていた。
畑の端には金属の支柱が建てられ、間に所々朝顔の支えにするような短い支柱が。苗木を植える所には穴が掘ってあった。前日に機械で穴を掘って、肥料を入れておいたと。高橋様がオーナーに肥料のやり方について質問すると、高山村でも雑草の生命力はもの凄く、苗木が雑草の勢いに負けると枯れてしまうのだそうな。そのため、スタートダッシュをかけるために穴の中にだけ肥料を入れておくようにしているんだとのこと。「うちもやろう!」「後で後悔しても取り返せないから、やれることはやっておかないと!」と、自社畑について何かと思いをめぐらしておいでだった。午前中に予定の100本を植え終えて、後は楽しくランチと周辺の散策となった。
さてお楽しみのランチ
前菜
山菜てんぷら(コシアブラ等)・ひたし豆・・大根や桜花漬けに至るまで湯本家の畑で採れたものだとか。主婦の域を超えた高いレベルの、ワインが飲みたくなる一皿。
ご褒美のワインもいただきました。
秘蔵ワイン
種類:白ワイン
ワイナリー:カンテイーナリエゾー
葡萄品種:バルベーラ70%、メルロー30%
葡萄産地:長野県 高山村産
ヴィンテージ:不明(2023と思われ)
ご褒美中のご褒美の1杯は、秘蔵のワイン。タンクから酌んできて出してくださいました。
スパークリングワインのベースとして造っているものだそうです。
今、ここでしか飲めない1杯。
赤用の品種のせいか、味わいはしっかりしていたような。
リエゾー ビアンコ ピノ・ネロ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:カンテイーナリエゾー
葡萄品種:
葡萄産地:長野県 高山村産
ヴィンテージ:2023
発売前の1本だそうです。
軽い苦みの口当たり。酸味は控えめで、キリっと引き締まった味わいです。
そして牛すじソースのニョッキが出てきました。
このソースも絶品。ニョッキもジャガイモから自作したんだそうです。
リエゾー ビアンコ シャルドネ 2023
種類:白ワイン
ワイナリー:カンテイーナリエゾー
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:長野県 高山村産
ヴィンテージ:2023
昨年秋、収穫体験の会で私らが収穫したシャルドネで造ったワインだそうです。これもまだ発売前でしょうね。
我田引水的ではありますが、良い香り。
酸味は控えめで、キリっとした軽い苦みの味わいです。
美味しいんじゃないかな。自分が収穫したとなるとなおさら。
チャオチャオロッソ ウヴァッジオ 2021
種類:赤ワイン
ワイナリー:カンテイーナリエゾー
葡萄品種:メルロー74%、バルベーラ16%、アリアニコ10%
葡萄産地:長野県 高山村産
ヴィンテージ:2021
チャオチャオシリーズの最終ヴィンテージだとのこと。
ちょっと腕白な印象の香り。適度な酸味。柔らかい口当たりの味わい。
牛すじのソースには好適。
リエゾーさんの赤、以前はちょっと酸っぱいものが多かった印象ですが、最近は酸味が控えられて、コクとうまみが増してきたような。大変結構です。
・・・チャオチャオ、復活しませんかね。イラストを成長したお子さんたちの姿にして。
リエゾー ビアンコ 2022 ネッビオーロ
種類:白ワイン
ワイナリー:カンテイーナリエゾー
葡萄品種:ネッビオーロ
葡萄産地:長野県 高山村産
ヴィンテージ:2022
オレンジっぽい色合い。ふくよかないい香り。
酸味は適度。酸っぱくないです。で、味わいは豊か。
追加
苗木を植えたら、曲がった木を伸ばすように副木をして、その後に金属の支柱の間に横にワイヤーを渡すんだそう。苗木はワイヤーに留めて伸ばしていく。他所の畑では先にワイヤーを張っておき、苗木を植えたらすぐ結びつけるところもあるが、ワイヤーがあると植えにくいのと、まだ弱い苗木を大事にしたいのでこうしているとのこと。高橋様の畑は森との境で害獣が出やすく電気柵を張らないとならないようで、しかも石だらけの土地だそうな。確かにリエゾー畑には石は殆どなかった。同じ村内でも土地はいろいろ。テロワールと言われる由縁か。でも大変だろうなあ。
植えて食って飲んだ日:2024年4月27日
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