まるごとにっぽん 角打ちコーナー ― 2021/12/16
浅草のまるごとにっぽんがリニューアルして、角打ちコーナーが出来ました。
日本産のお酒の角打ちです。
日本酒もありますが、日本ワインも揃えているとのことです。
他に、クラフトビールやウィスキーなども日本のがあるようです。
所用で出かけた帰りにちょっと寄ってみました。
まるごとにっぽん正面入り口の右側、往来からよく見える一角が角打ちコーナーになってました。
黄昏にはまだほど遠い、昼下がりのまったりした時間帯。角打ちのカ客は一人もいなくて、カウンタの中のスタッフさんが暇そうでした。
レジ脇の黒板にワインのメニューがありました。
この日いただけた日本ワインは6種類。
飲み比べセット1500円なりが、
白:丹波ワインのすめらぎ
赤:浅柄野のヤマソーヴィニヨン
ロゼ:都農の牧内キャンベルアーリー
By the Glassで、
白:くずまきワインの星
泡:タケダワイナリーのペティアン ブラン
赤:葡蔵人の富士の夢
でした。
注文して前払い。
泡だけ、ビール用のタンブラーみたいなので出てきました。他はワイングラス。
お酒を受け取ったら自分で運んで、窓際や壁(柱?)際の幅の狭いカウンターで立ち飲みです。椅子はありません。
荷物を置くケースや、カウンター下にフックがあるので、荷物があっても大丈夫。
おつまみも多少あります。
3品盛合せで500円というのをいただきましたが‥‥たったこれだけぇ?・・・と言いたくなる盛りの良さ。サラミはおいしかったんですけど。
ワインの方はそこそこの量が注がれて、若干お得感を覚えるほどなのに・・・・落差大きいなあ。
ま、角打ちですので、食い物に文句言っちゃいけません。
ワインの方は、これだけの種類がいただけるのは上々です。
出る銘柄は変化していくんでしょうから、時々チェックしに行く価値は十分ありそうです。
飲み比べセット
白:丹波ワインのすめらぎ
種類:白ワイン
ワイナリー:丹波ワイン
葡萄品種:シャルドネ、甲州
葡萄産地:兵庫、山梨
ヴィンテージ:N.Vみたいですが、ワイナリーのページには、葡萄収穫年 2018年とありました。
丹波ワインは少々酸っぱいという先入観がありましたが、これはそれほどでもなく、美味しくいただけました。
ロゼ:都農の牧内キャンベルアーリー
種類:ロゼワイン
ワイナリー:都農ワイン
葡萄品種:キャンベル・アーリー 100%
葡萄産地:宮崎県都農町
ヴィンテージ:2019かな?
都農ワインはまずまず信頼できるところですね。(一回だけ、テンプラニーリョで変なのに当たりましたが、それ以外はおいしかったので。)
ロゼとしては色はかなり濃い方でしょうね。
なかなか結構な辛口です。
赤:浅柄野のヤマソーヴィニヨン
種類:赤ワイン
ワイナリー:琵琶湖ワイナリー
葡萄品種:ヤマソーヴィニヨン
葡萄産地:自社農園産(滋賀県でしょうかね)
ヴィンテージ:2020
浅柄野も、信頼の銘柄です。近所の酒屋さんで扱っていることもあり、時々いただきますが、ヤマソーヴィニヨンは初めて。
ヤマソーヴィニヨンということですが、それほど山葡萄のくどさは感じません。なかなかいい感じの飲みごたえでした。
価格:3種類飲み比べセット1500円
飲んだ日:2021年12月13日
By the Glass では、3種類ともいただきました。
白:くずまきワインの星
種類:白ワイン
ワイナリー:くずまきワイン
葡萄品種:セイベル9110種
葡萄産地:
ヴィンテージ:
価格:グラスで500円
飲んだ日:2021年12月13日
あまり印象に残ってませんが、そんなに悪くなかったと思います。
泡:タケダワイナリーのペティアン ブラン
種類:スパークリングワイン
ワイナリー:タケダワイナリー
葡萄品種:デラウェア
葡萄産地:山形県
ヴィンテージ:2019
価格:グラスで500円
飲んだ日:2021年12月13日
ペティアンはビールのタンブラーみたいなグラスで出ました。泡は控えめ。
今日飲んだ中では一番甘めの口当たりでしたかね。と言っても、甘すぎはしないので、なかなか結構。
赤:葡蔵人の富士の夢
種類:赤ワイン
ワイナリー:葡蔵人 Bookroad
葡萄品種:富士の夢
葡萄産地:茨城県八千代町
ヴィンテージ:2021
価格:グラスで800円
飲んだ日:2021年12月13日
今日飲んだ中では一番重めの赤。富士の夢は山葡萄系の新品種ですが、浅柄野のヤマソーヴィニヨンより、ヤマブドウっぽい風味を感じました。
葡蔵人は近所(台東区)のワイナリーなので、応援したいのですが・・・・頑張ってほしいです。
ワインがおいしい立石中華屈指の佳店:桃花 ― 2021/12/16
もう十数年通わせていただいている桃花さん。久~しぶりです。
コロナ禍の影響を受けて、ずいぶん長いこと休業なさってました。
緊急事態宣言が解除されてもしばらく休業のまま。このまま再開しないんじゃないかと、心配してました。
営業を再開なさっているのを拝見した時は、本当に安堵しました。
そして、1年以上ぶりの再訪がかないました。
全盛期よりメニューの品数を絞ってらっしゃいますが、クオリティは健在です。
本日いただいたのは、冬のおすすめメニューから。
黄にらのスープ水餃子。
餃子がおいしいんで、焼き餃子と迷いましたが、こちらに。塩味のスープもおいしいです。
えびとほたての塩炒め。
桃花さん、塩炒めの味わいが絶妙なので、いつも必ず何かの塩炒めをいただいてます。
冬のおすすめにもう一品、黄にらと芝エビもあったんで、やはり迷いましたが・・・
こちらは白髪ねぎがいっぱいの一皿でした。
カレイの揚げ物の甘酢ソース。
カレイがいっぱい、ほっくりと揚がっていて、穏やかな味わいのソースと大変結構な相性。
最後に追加で牛肉とブロッコリーのオイスターソース。
これは何度かいただいたことがありますが、相変わらずおいしいなあ。
そしてドリンク。
桃花さん、ワインがおいしいんです。日本ワインじゃないんですが・・・
赤白3種類づつリストに載ってまして、グラスでもいただけます。
リストの内容は時々変わります。
いつでも6種類とも美味しい、というのが素晴らしい。
もう一つ、手書きで追加されてますね。スパークリングワインをボトルでいただけるようです。
店主ご夫婦が二人ともワイン好きで、お知り合いに輸入業者の方がいらっしゃって、そちらから選りすぐりの品が回ってくるようです。
リストの6種類を全部1杯づついただく、というのがいつの間にか我々夫婦の定番になってしまいました。
女将さんも心得てくださっているので、注文もらくちんです。
ワインのリストは時々入れ替わるので、油断は禁物。
あれ美味しかったからまた飲もう、って次に行ったときはもう替わっている、ということがしばしばでした。
長期休業が明けても、料理もワインも健在というのがわかりました。ああよかった。
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