猪苗代 静楓亭 ― 2021/11/01
先週、猪苗代の静楓亭に泊まってまいりました。
全室に巨大な露天風呂付き客室ということで、十何年前から、一度泊まってみたいもんだと思っていました。
猪苗代の駅まで、タクシーの送迎があります。電話で相談するのですが、時間は客の都合に合わせてもらえるようです。
郡山からの快速列車の到着が14時22分。これに合わせることも可能です。宿は駅から10分かかりません。
これ見よがしな装飾は一切ない、さわやかな感じの建物に内装です。
明るく親切そうなお姉さま方が迎えてくれました。
部屋は和室です。
部屋食の食卓は椅子・テーブルに、寝室にベッド、をリクエストでご用意いただけます。
マッサージチェアもありました。無料で使い放題です。脇に置いてある浮袋は、風呂で使うためです。
部屋についている露天風呂は、7~8畳敷相当。巨大です。これが目当てで来ました。浮き輪に入ってたゆたうこともできます。
湯船の真ん中辺に水面下の仕切りがありまして、これの湯口側が少々熱め、反対がややぬるめになってます。大差はないのですが、確かに少し温度が違います。
・・・・満喫できました。
感染対策でしょうか、お料理は一気出し。
焼き物は後、というくらいは可能なようでした。
お料理は一品一品順番に出していただけば、それぞれ大変結構だったんだろうと思います。が、一気出しだったので、冷めてるものが多くて、台無し、な感じは否めません。
そんな中で、ブリの照り焼きはそれでもおいしかったですね。
松茸の土瓶蒸しは今季初です。まだぬくもりが残っていて、初物の感動をいただきました。出汁は大変結構でした。
牛の陶板焼きは焼き立てでいただくことができて、美味しくいただけました。
柔らかくて、美味しい肉だったのですが、翌日泊まった宿の米沢牛と比べちゃうと、印象が薄くなっちゃいました。
さて、お食事の飲み物です。
部屋の冷蔵庫に各種の飲み物が入っています。さすが福島、日本酒はそうそうたる銘柄の小瓶が揃っていました。
ワインはというと、高畠ワイナリーのハーフボトルが赤白各1本。
注文すれば、輸入のフルボトルの数種類用意があるようでしたが、日本のはこれだけのご様子。
会津のワインは無いみたい。
実は、翌日泊まった宿でもグラスで高畠ワインをいただきました。また、この2日後に高畠ワイナリーを訪問しましていろいろ(有料で)試飲してきました。
それらと比べると、この2本は少々ランクが落ちるようで、味わいは平凡、満足するには至りませんでした。
1泊4万円以上する宿なので、食事とワインは合格とはいきませんねえ。
お風呂は素晴らしいし、ベッドや椅子席のご用意には頭が下がります。
ほぼ満室に近かったようなのに、他のお客さんの気配すら感じることが無くて、おこもり感満点。
ご主人やスタッフのお姉さま方は皆さんいい人たちでしたので、あとは食事とワインにもう一工夫あれば。
郡山もりっしゅ ― 2021/11/01
猪苗代で一泊した翌日、米沢に向かう途中、郡山でランチです。
朝ごはんがおいしくて・・・まだおなかがあまりすいていない・・・、昼は軽くしたいなあ。
おつまみで軽く飲めるようなところはないかなあ・・・うってつけの店がありました。
軽いおつまみで、地元福島のワインがグラスでいただけるようです。
ドリンクメニューには載っていないけれど、テーブル上のポップで紹介しているワイン(ふくしま逢瀬ワイナリーかな)をいただこうとしたら、スタッフのお嬢さんが、酸っぱいですけどいいですか?とおっしゃる。
逡巡していたら、新鶴シャルドネはいかがでしょう、と推してきた。
まずはそれを注文。
その後、お勧めに従って、いわきワインのフジノユメ、ふくしま夢ワインの一慶を追加しました。
左からフジノユメ、一慶、新鶴シャルドネ(半分飲んじゃってます)です。
おつまみメニューもなかなか充実してます。
燻製の盛り合わせは、特に結構でした。
鶏のから揚げは、かわいく盛り付けられてます。
こづゆもありました。久しぶり。本場でいただくのは、ン十年ぶりでしょうか。
いい店見つけました。
ドメーヌコーセイ メルロー ロゼ 2020 ― 2021/11/02
宝水ワイナリー ポートランド 2020 ― 2021/11/02
ファンキーシャトー Gris et Gris 2020 ― 2021/11/02
セイズファーム シャルドネ 2019 ― 2021/11/02
種類:白ワイン
ワイナリー:セイズファーム
葡萄品種:シャルドネ
葡萄産地:富山県氷見市
ヴィンテージ:2019
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
メニューを見ると、本日のスペシャリテで、豚とリンゴのローストが、セイズファームのシャルドネとのマリアージュがお勧めとのこと。
これは頼まざるを得ない。
・・・が、料理に少々時間がかかるとのこと。
で、1杯目は宝水のポートランドにして、2杯目でお料理と一緒に出てきて、マリアージュしました。
一緒にセイズファームのはちみつも出てきて、スプーンに乗ってます。お好みでどうぞと。
セイズのシャルドネがおいしいのは、鉄板で分かっていましたが、やっぱりおいしいですねえ。
豚さんもジューシーで香ばしく焼かれていて、とっても美味しい。マリアージュ成功。
・・・・一緒に飲んだ他のワインでもおいしかったですけどね。
10Rワイナリー KWtN 砂川 ソーヴィニヨンブラン 2019 ― 2021/11/02
種類:白ワイン
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
葡萄産地:北海道砂川市高橋農園
ヴィンテージ:2019
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
店内の黒板に本日のグラスワインのメニューが出ているのですが、白ワインの列にこれが載っていなくて、最初、気づきませんでした。
右上の、本日のスペシャルワインのところにありました。
連れ合いが先に見つけて、ご注文。お流れを頂戴しました。
ワインを醸造したのは10Rワイナリーで、葡萄は高橋農園が栽培したもの、ということのようです。
KWtNというのがそれを表す記号で、”上幌ワインと仲間たち”みたいな意味のようです。
上幌ワインというのは、10Rワイナリーの別名、というか、今後は自社葡萄のワインは上幌ワインとして出すようです。で、仲間の葡萄はKWtN。
・・・以上は、どこかの記述の受け売りです。
ソーヴィニヨンブランはシャルドネと比べるとふくよかな、味わいの豊かなワインになるという印象がありますが、こいつはそれがより強調されているような。味わいの濃い、まったりしたワインでした。
ワイナリー:10Rワイナリー
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
葡萄産地:北海道砂川市高橋農園
ヴィンテージ:2019
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
店内の黒板に本日のグラスワインのメニューが出ているのですが、白ワインの列にこれが載っていなくて、最初、気づきませんでした。
右上の、本日のスペシャルワインのところにありました。
連れ合いが先に見つけて、ご注文。お流れを頂戴しました。
ワインを醸造したのは10Rワイナリーで、葡萄は高橋農園が栽培したもの、ということのようです。
KWtNというのがそれを表す記号で、”上幌ワインと仲間たち”みたいな意味のようです。
上幌ワインというのは、10Rワイナリーの別名、というか、今後は自社葡萄のワインは上幌ワインとして出すようです。で、仲間の葡萄はKWtN。
・・・以上は、どこかの記述の受け売りです。
ソーヴィニヨンブランはシャルドネと比べるとふくよかな、味わいの豊かなワインになるという印象がありますが、こいつはそれがより強調されているような。味わいの濃い、まったりしたワインでした。
ドメーヌ・ボー セシボン メルロー&マルスラン 2020 ― 2021/11/02
種類:赤ワイン
ワイナリー:ドメーヌ・ボー
葡萄品種:メルロー&マルスラン
葡萄産地:日本産としか書いてない
ヴィンテージ:2020
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
富山の新進のワイナリー、ドメーヌ・ボー。
半年ほど前に、やっぱりジョイーレで白ワインの味見が出来ました。今度は赤ワインです。
香りが独特。なんだかワインじゃないみたいな、有機系のような匂いが支配的。よその赤ワインでたまにある、酢酸エチルのセメダインみたいな臭いとも違うような。それよりはもっとマイルドで、これが個性だと言われれば、不承不承ながらも納得するかな、というレベル。
ジョイーレの店長も首をかしげてました。彼も我々も、マルスランをいただくのは初めてなので。
香りの後の味わいは、赤ワインとしてはまあまあというところでしょうか。悪くはないけど、こりゃ旨いッ・・・とは言い難い。
このワイナリー、志は高いみたいなので、今後の進歩に期待。
ワイナリー:ドメーヌ・ボー
葡萄品種:メルロー&マルスラン
葡萄産地:日本産としか書いてない
ヴィンテージ:2020
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
富山の新進のワイナリー、ドメーヌ・ボー。
半年ほど前に、やっぱりジョイーレで白ワインの味見が出来ました。今度は赤ワインです。
香りが独特。なんだかワインじゃないみたいな、有機系のような匂いが支配的。よその赤ワインでたまにある、酢酸エチルのセメダインみたいな臭いとも違うような。それよりはもっとマイルドで、これが個性だと言われれば、不承不承ながらも納得するかな、というレベル。
ジョイーレの店長も首をかしげてました。彼も我々も、マルスランをいただくのは初めてなので。
香りの後の味わいは、赤ワインとしてはまあまあというところでしょうか。悪くはないけど、こりゃ旨いッ・・・とは言い難い。
このワイナリー、志は高いみたいなので、今後の進歩に期待。
月山ワイン 「村民還元」赤 ― 2021/11/02
種類:赤ワイン
ワイナリー:月山ワイン山ぶどう研究所
葡萄品種:ヤマソーヴィニヨン
葡萄産地:山形県庄内
ヴィンテージ:N.V.
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
一升瓶の村民還元ワインです。
葡萄がヤマソーヴィニヨンということで、ちょっと身構えていただいてみましたが、ヤマブドウのえぐみみたいなものはほとんど感じられなくて、コクのある、重厚感のある味わいです。
ヤマソーヴィニヨンの良さ(だけ)を存分に引き出した、さすが「研究所」を名乗るだけのことはある、とうならせるものです。
ワイナリーの名前に「山ぶどう」が入っているものだから、ここのワインはなんとなく避けてきたきらいがあります。これからは毛嫌いせずに飲んでみようかな。
ワイナリー:月山ワイン山ぶどう研究所
葡萄品種:ヤマソーヴィニヨン
葡萄産地:山形県庄内
ヴィンテージ:N.V.
価格:
飲んだ日:2021年11月1日
錦糸町のジョイーレでグラスでいただきました。
一升瓶の村民還元ワインです。
葡萄がヤマソーヴィニヨンということで、ちょっと身構えていただいてみましたが、ヤマブドウのえぐみみたいなものはほとんど感じられなくて、コクのある、重厚感のある味わいです。
ヤマソーヴィニヨンの良さ(だけ)を存分に引き出した、さすが「研究所」を名乗るだけのことはある、とうならせるものです。
ワイナリーの名前に「山ぶどう」が入っているものだから、ここのワインはなんとなく避けてきたきらいがあります。これからは毛嫌いせずに飲んでみようかな。
焼肉黄木 米沢牛のアジトに潜入・・・一網打尽だぜッ ― 2021/11/03
米沢駅から徒歩10分強、米沢牛の殿堂、金剛閣があります。フロアごとに種目が違ってて、2階が焼肉の黄木です。
実は前日、時の宿すみれに宿泊して、ステーキを堪能しまして。今日は焼肉で米沢牛三昧の旅を締めくくろうという魂胆。
すみれの送迎車で米沢駅まで送ってもらえるのですが、スタッフさんの行為で、金剛閣まで直行してくれました。
いとも簡単に、米沢牛のアジト、金剛閣に潜入、2階の焼肉黄木に到達しました。
予約してあったせいか、スムーズに個室に通されました。ちょっと暗いような印象ですが、食事にはこれでちょうどよかった。
まずは米沢牛6種盛合せを注文。
内訳は、カルビ、イチボ、中落ち、トモ三角、ウチモモ、シンタマ。
どれも柔らかくで、むせるほどに肉汁たっぷり、肉や脂のうまみを堪能できます。
筋張ったような硬いところは一切なくて、大変結構。
これだけではちょっと物足りないので、マクラ、と肩ロースも追加。
それと極みカルビという名前だったかな、塊みたいに分厚いカルビを追加。
鋏が付いてきて、焼いたら切って食えとのこと。切りやすいように、ちょっと切れ目が入ってます。
肉が太すぎて、鋏で切るのは一苦労でしたが、苦労はすぐにお口の中で報われました。あーおいしい。
ヒレとサーロインは前日の宿でいただいた来ましたので、これで米沢牛の粋を極めた部位を一網打尽。大変結構でした。
お飲み物は、ビールに山形のワイン。
ワインは、高畠ワイナリーのルオールの赤・白と、タケダワイナリーのタケダルージュをグラスでいただきました。
ワインのラインナップがもう少し充実していれば文句なしだったんですが、まあ、焼肉屋さんとしてはこれでもいい方だとは思います。
サービスはまずまず。呼んでも来ないことが1,2度あったり、要求しないと水を追加してくれないなど、若干の不満はあったものの、昼時で忙しかったからね。
呼び鈴が聞こえたり、気づいてもらえたりさえすれば、若いスタッフさんの応対はおおむね良好でした。
数年前まで、米沢には仕事などで数回訪れて、焼肉も別の数軒でいただきましたが、肉の質や店の雰囲気、コスパ、ワインなど、総合的にはここが一番良かったように思います。
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